小物もレザーものが多いです。
服でも布製の服は劣化と言われますがレザーは経年変化とか味と言われます。
まぁ同じ現象なんですがサイクルの早い消耗品としての衣類というより
長らく一緒にいるパートナーという雰囲気を感じるところとか、
命を繋いでいる感覚が好きなんですよ。
と良い格好している時にはそう答えますが
良い感じで長期間使えるということは長い目で見ればコスパも良かったりするというのが理由であることも否定しません(笑)
ただ一般的に人気のあるクロコやオーストリッチなどはそれほど好きという程でもなく
どっちかといえばマニアックな方が好きだったりします。
たとえばこれ、名刺入れですが
象さんです。
表面のポツポツ感や柔らかい風合いなのにしっかりしている手触りが良い感じなのです。
またお財布のメイン素材は
エイさんです、
レザーの商品名としては【スティングレイ】という名称ですね。
普通のスティングレイは硬くて丸い粒々状のウロコなんですが
それを半分削って表面をツルツルにするとこんな感じに仕上がります。
このエイさん、尋常ではないほどに硬く、石のようです。
もちろん凄まじい強度ですので戦国時代の刀の柄の部分や兜に使われたものが現代でも残っていたりするのです。
ただ強いが故に経年変化というのもほとんど無く、
人によっては面白味がないとか、個人の個性が出にくいという人もいます。
ついでに
クロコなどと比べるとそれほど人気も無いので値段は安かったりするのですが
あまり大きな生き物ではないので、平面で大きいサイズは少なかったり、あってもサメに噛まれた傷があったりで
程度の良いものは少なかったりするのです。
あとはストラップの部分にはクロコの肩から腕の部分を使ってますね。
普通はウロコの大きさの揃っている方が良いとされるんですが、
僕としては不揃いな無骨さを感じるので腕の方が好きだったりします。
革パン＆革ジャンで県警本部に行ったりもしますが
だからこそ覚えてもらえていることも多いので
結果的には仕事にも活きているんではないかと、
ちょっぴりフォローしているのです
