警察の取調べや現場検証に同席することがありのですが、
時々感じるのが警察を敵視する人です。
よくネットや週刊誌などでも取締りの不当性を訴える個人やジャーナリストがいますが、
ほとんどの場合、読んでみると結局のところ自分が捕まったことに対しての愚痴だったり
自分だけ特別扱いしてほしいという筋違いな要求だったりすることがほとんどです。
違反について争うのであれば
その違反を論点にすべきなのに
反則金で警察は潤っているだとか、
取締りのための取締まりで交通安全には役に立っていないと
無関係な主張で『俺の違反だけ見逃してくれ』という要求をしています。
百歩譲って
要求するのは自由ですが
その要求は通りません。
そして警察に反発することを格好良いとするような風潮も見受けられます。
どんな情報を信じるかは個々人の自由ですが
最終的な利益も不利益も本人に返って来るものです。
ただ僕が現場で実感するのは
「警察は俺の話を全然聞いてくれない」と怒り狂う人ほど
その人もまた警察の話を聞いてないということです。
交通に関わる警察官のほとんどは真剣に交通安全の意識で頑張ってますし、
実際には、できるだけ軽減措置も出てほしいと思っている警察官も相当な割合で存在します。
嫌いという感情で耳目を塞いでしまっては
本当の姿も声も届かなくなってしまうものですよ。
正しい主張を
正しい知識に基づいて
正しい相手に
正しい方法で
重要なことはたったこれだけなんですが、
何が正しいか⇒目的達成のための正しい道かを知っている人はほとんどいないというのが現実なのです。
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