先日事務所の冷蔵庫を買いに行ったんですが、売り場で洗濯機を値切っている人を見かけました。
僕は大阪人ですが、値切り行為というのは嫌いです。
というのも物に対する値段というのは妥当だと思ったから買うのであって、価値基準であるはずの値段を下げることを要求するというのは自分が気に入ったから買うはずのものに対して「お前の本当の価値は実際の値段よりも低いんだよ」と言ってることにも等しいように感じるのです。
八百万の神様という類のものではないかもしれませんが【愛用】という言葉もあるのですし、よりよい生活を願って作られたものであれば、作り手の気持ちがこもった依代なのですから無機物にも愛情を持って接してやる方が気持ちよく使えると思いますし、なにより他店やネットとの比較を持ち出したりして競合意識を煽ってたかだか数千円程度の値段を引いてもらうために嫌な客になってその場の勝利感を自慢するというのもちょっと違うんではないかと思うのと、なにより時間と労力の無駄だと思います。
行政書士内村特殊法務事務所
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