最近、コンビニなどでも『ビジネスで使える四字熟語』とか『ビジネスマン必携の故事成語』みたいな本をよく見かけます。
・・・僕は個人的には仕事の事をビジネスっていうとなんとなく胡散臭く感じてしまうんですが、まぁ今回はその話ではないです(;´・ω・)
さてこういうのって俗にいう『意識高い系』の方々が好んで使うような感じがするのですが、いわゆるカタカナ言葉を披露して悦に至るのとあまり大差ないように感じますし、よりタチの悪いのになると少し前にニュースではやってた『忖度(そんたく)』などというのも盛り込み、トドメとばかりに難読四字熟語を叩き込み満足してるのは本人だけというオナニー文書を作成してくる連中も沢山です。
そういう人達ってきっと頭は良いんだと思います。
でも言葉や文字の目的って何かって考えると『伝える』ことなんですよ。
『お前らと俺とはレベルが違う』などと断じるのも気分はいいかも知れませんが、伝えていないということはその場の仕事は完了していないということです。
難しいことを難しく伝えるのは普通です。
難しいことを易しく伝えるのは優しさです。
易しいはずのことを難しく伝えるのは、その原因が流行りに流されているということなら、その人に足りないのはまさしく優しさです。
日本語、英語、のような国の言葉に違いがあるように使う言葉にも違いがあるのですから、伝えるという効果を狙うのであれば自己満足ではなく他者満足のために思考することが『言葉』の価値だと思うのです。
行政書士内村特殊法務事務所
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