とあるアメフト選手から『強いチームは決めた事をちゃんとやってる、ここからここまで全力疾走って決めたらきちっとやり切る、でも弱いチームはその最後で少し力を抜く、一つ一つで差はほとんど無いかも知れないけどそういうのがギリギリの競り合いで出てくる』という話を聞きまして。
なるほど、当たり前のことを当たり前にやると言えばそれだけなんですが、当たり前の概念自体が違ってしまうこともあるわけで妥協することも当たり前の一環と考えてしまうことから弱くなるのかもしれません。
そんな言葉が重なったのが先日の大坂行脚、大先輩タクミさんを訪ねてパラエストラ大阪を訪問したんですが、LINEの返信が無く、電話するのも昼練中なら迷惑かなと思って直接行ったということもあってクラスの始まる1時間半くらい前の時間で誰もいなかったんですよ。
でパラエストラ大阪の入口には【会員さんは階段を使いましょう】という注意書きがあったんですね。
まぁ小さいエレベーターですし、一般の方も沢山いる建物ですから暑苦しいでしょうし、なにより2階の道場までの往復でエレベーターを使うのも悪いことしてるわけじゃないですが近所の目というのもあります。
もちろん練習前ならアップの一環、練習後ならクールダウンの一環とも言えますが、理由はどうあれ道場の方針として『階段使用』という決め事があったわけです。
そして僕も今回は仕方ないと思って帰ろうとすると階段を上がってくるタクミさんが(笑)
恐ろしいタイミングでの遭遇にテンションも上がります♪
その後は近況報告だったり、諸々話して楽しい時間を過ごさせていただきました。
この時道場には誰もいません。
減量始まって、朝走ったり昼も練習したり、本来なら練習以外は体力使いたくないのも当然かと思いますがタクミさんは道場主として『誰も見ていなくても自分で決めた事を守って』たんですよね。
また、クラスの時間も迫ってきているとはいえ、限られた食事量と食事時間でも僕と話す時に食べながら話すということはしてなかったです。
この一点だけを切り取れば小さいことかもしれませんが、誰も見てない、誰からも評価されない時間での積み重ねができることが性格という名の才能なんだろうなと実感しました。
尊敬できる大先輩の次戦も、しっかり見届けたいと思います。
行政書士内村特殊法務事務所
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