池袋サンシャイン水族館のマンボウさんがお亡くなりになったそうで・・・
僕も何度か行ったことがありましたが、生きているマンボウは貴重ですので見られるのを毎回楽しみにしていました・・・生き物が死んでしまうのはある意味仕方ない面もありますし、マンボウ自体が生態のよく分かってない生物ですので予想外のことが起きるのがある意味当たり前という現実もあります。
しかしネットニュースで一緒に表示されるコメントを見てみると、やはりマンボウはすぐに死んでしまうという都市伝説を引き合いに出している方もたくさんおられますが、こういうのもネットの知識を信じてしまう弊害ですね。
ちなみにマンボウはネットで言われるほど弱い魚ではなことはもう常識です。
また『生態のよく分かってない生き物を飼育すべきではない』というコメントもありましたが、動物園や水族館は営利施設であると同時に研究機関でもありますので、飼育というのはそれ自体が自然研究の一環でもあるのです。
もちろん動物自身にとって何が幸せかは本人に聞いてみないと分かりませんが、少なくとも年中無休の殺し合いに晒されている自然環境よりも手厚く遇されているのではないかと僕は思うのです・・・まぁそれも人間のエゴだと言われればそれまでですが、少なくとも水族館や動物園にいる生き物たちは「大切にしたい」「天寿を全うしてほしい」という気持ちに触れながら生きているんだという思いで見るのが正しい姿勢だと思うのです。
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