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免許取消軽減ブログ

2019.05.29更新

猫の抜爪手術について。

動物関連でちょっときつい表現もあるので、この時点で躊躇ったら読むのはストップしていただきたいんですが、沢山の人に知ってほしいことでもあるので敢えて書きます。


とあるニュースで見たんですが、
猫の抜爪(ばっそう)手術(ディクローともいいます)についてです。
猫の爪を生えなくする手術があると聞いて最初は爪の奇形や怪我などで取ってしまうことなんだろうかと思ったんですが・・・もちろんそういう理由でする場合もあるんですが、実際には家具を傷付けないため、あるいは人にけがをさせないためなど人間の都合で爪自体を完全に除去してしまう手術なんだそうで、関節ごと切断、つまり人間でいえば指の第一関節で切断してしまうのだとか・・・ちょっとね、なんか、言葉を失いましたよ。

なんでそんなことするのか?
っていうか、なんでそんなことを考えられるのか?

そういうことを言うと必ずと言って良いほど「お前は肉食べないの?」「革ジャン着てるくせにそんなこと言う偽善者」という人もいますが、食べる行為にしても衣服にする行為にしてもそこには感謝の気持ちがあります。
もちろん相手の動物からすれば同じことかも知れませんが、それでも命を頂くことに対する敬意と感謝があって原罪として背負う以上、人間の都合による虐待とは一線が引かれて然るべきだと思います。

猫が爪で粗相をするのは本能ですので当然です。
爪とぎで困るならもっと気持ちの良い爪とぎ場所を用意すれば良いだけのことですし、傷付いて困るものを猫と一緒にしなければみんな幸せになれるはずです。

人間が傷つけられないようにする?猫の爪で致命傷になるはず等ありません。

飼いたくても飼えない人もいるでしょうけど、猫の方を人間の都合に合わせるのは只の虐待に過ぎません。
たとえば、プロボクサーになりたいけど両目が見えない人がいたなら、残念ながらこの人はプロボクサーになれないのと同じようなことで飼いたくても飼えないのならその時点で資格を満たしていないということです。

また手術についても諸説あるようで避妊や去勢と同列に扱う人もいましたが僕は獣医学の知識はほとんどありませんので素人考えになりますが、否認や去勢は『ホルモンの影響で発情したりするが本能が満たせなくなることによっておこる不具合を未然に防ぐ』ためのものであると共に望まれない子猫を増やさないことでもあるのと、運動能力や身体機能に関しての影響がほとんど無いことから本能を抑制するという観点でいえば無意識の不幸である可能性はあっても将来的な幸福の為に許容されるものだと思いますが、抜爪手術に関しては本来あるものを失わせる、本能に根差した行動に本人の意識がある中で制限をかけてしまう『やりたいのにできない状態にさせる』のですから、ホルモンの時点で制御する=行動自体の抑制となる避妊や去勢とは猫の精神的な負担も甚大かと思います。

そして最も大きい理由は、たとえば飼い主が死んでしまった場合など、どうしても一定期間を野良猫として過ごさなければならなかったり何らかの理由で自分の身を守らなければならい場合、避妊や去勢に比べると生き残れる可能性が著しく下がってしまうと思います。

つまり戦闘能力を削ぐ行為は許されないと思うのです。

繰り返しますが避妊や去勢は良くて抜爪がダメというのはおかしいという意見もあるでしょうが、手術後の猫の様子を見た人のブログなどを読む限り術後の負担が同等とも思えませんし、避妊や去勢のメリット(デメリットももちろんありますが)に比べて抜爪のメリットというのは感じられません。
というか猫にとっては心身両面の負担も含めデメリットしか無く、メリットはほとんどが人間側の都合です。

僕は抜爪手術をしなければ飼えない人に猫を飼う資格は無いと思います。

ちなみに、犬の声帯除去手術に関しても同じ気持ちです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

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