『名前負け』ってありますよね。
『〇〇(地名)の裏番』みたいな二つ名を名乗っといて
実はただのチンピラだったみたいなダブルショックを味合わせてくれるキャラの事です。

食べ物にもありますね。
『史上最高の出来栄え』⇒翌年『ここ10年で最高の』⇒翌年『ここ10年で最高の去年に勝るとも劣らない』⇒翌年『歴史に新たな1ページが加わった』⇒翌年『もうこれ以上のものは考えられない』ってな、どこかのワインみたいなキャッチコピーみたいな感じです。

他にもテレビで絶賛されてても対して美味しくなかったりするのは珍しくもなんともないです。

そんな僕としてはネタとしてしか考えていなかったジャンルに、友人が新たな燃料を投下してくれました。

それがこちら

桃です。

その名も『川中島白桃』・・・

大きく出ましたね。
武田信玄と上杉謙信もびっくりですよ。

しかも果物はそんなに好きではない僕へのお土産に
あえての果物を持ってくる。

さらに一歩間違えばネタにされる恐れもある
歴史的な事件を名乗るほどの逸品を持ってくるとは・・・

放送業界で結果を出し続けてきた自信か
はたまた中２的勘違いか、

武士である僕も当然正面から受けて立ちます！

・・
・・・
・・・・
これは・・・あれですね。

美味しいですね。
僕は桃は皮をむいたり切ったりするのが面倒くさいので、せいぜい桃缶で食べる程度なんですが、
その印象としてシロップの甘みセットになっているのが桃の味っていう印象なんですよ。

これはそのままなので当然シロップの甘さはありません。
それだけに桃の実力がまざまざと見せつけられます。
シロップのような純粋な甘さではなく、何種類かの甘さがブレンドされたような、
深みとセットになった甘さは渋みもほとんど感じられず、
聞くところによれば一般的な桃より多少硬い・・・というかしっかりした食感らしいですが
追熟するごとにどんどん柔らかくなってくるので好みの食感で食べられるというのも美味しいポイントです。

果物というだけで『あまり好きではないんだが・・・』と先入観を持ってしまう僕でさえ「これは美味しいね♪」と美味しく食べられるので桃好きな人にとってはかなり楽しめると思います。

ごちそうさまでした。

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