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免許取消軽減ブログ

2020.06.14更新

警察は行方不明者を・・・探せない。

SNSで時々回って来る情報で
『行方不明者の捜索に協力してください』というのがあります。

中にはストーカーだったり犯罪絡みだったり詐欺師だったりする場合もあるそうですが、
居なくなった人を見つけるためには良いやり方だと思いますし、知り合いなど出所が分かっているのであれば協力すべき案件だと思います。

ただ、それと同時並行してよく見るのが警察に対する批判で、
内容としては【行方不明の届けを出しているのに警察は探してくれない】というものです。

大切な人がいなくなったのですから憤る気持ちも分かりますが、
少し酷な良い方であることは申し訳ありませんが、敢えて言いますとそこで警察を批判するのは筋違いです。

行方不明者の届け出というのは何かの拍子に発見された身元不明者と照合するための手続きであって警察が行方不明者を積極的に捜索する制度ではないからです。
近所のパトロールの際などで探すことはありますが、それとてメインの業務ではありません。

ではなぜ探さないかと言えば、単純に人数不足です。
【行方不明者】というとあまり自分には縁のない話だと思う人も多いですが、
警察の発表している行方不明者の届け出件数は、概ね年間85000人前後です。
これは警察に届け出られた件数ですので実数はもっと多いはずです。

警察というのは非常に忙しいお役所ですので、新規で更に85000人の捜索に人身を割くことはできません。
また平成30年のデータでは行方不明者のうち届出受理当日に発見されたのが47%(うち認知症が73.4%)、2~7日で発見されたのが32.8%と約80%の人が1週間以内に発見されていることからも、ほとんどの事件で緊急性が無いと判断されても仕方ない部分もあります。

とはいえ、家族からすれば「だったら1週間経過後に捜査本部を作るとかしろよ」というかもしれませんが、どんどん新規の届出も来るのですから、やはりそこに必要以上の人身を割けません。

ですので僕としては
きちんと調査会社などに依頼して捜索するのが本道だと思います。

僕の事務所でも提携している調査会社もありますので、
まずは警察に届けて安心、ではなくできる手段があることを知ることも重要だと思います。

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内村特殊法務事務所:内村世己
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投稿者: 内村特殊法務事務所

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