法律の試験で、だいたい最も重要になるのが『民法』です。

行政書士試験なんだから行政法じゃないの？と思われるかもしれませんが、行政法というのは比較的定型的というか何度はそれほど高くないのと考え方の基本さえ押さえれば未知の問題にも対応しやすいと思いますので、範囲も広く、いろんな解釈もあり、行政法だと国やお役所などの公共機関と一般人という感じで立場が明確で考えやすいことも多いんですが、AさんとBさんのように位置関係から把握しなければならない民法は一手間多く考えなければならなかったりで、身近でありながら一般的にもとっつきにくい法律でもあります。

そのなかでもタイトルにあります『債権法』つまり【債権】というのは簡単に言えば【AさんがBさんに何かを請求できる権利】で、一般的にはお金を払ってもらうのが典型例ですね。
ちなみにここで〖BさんがAさんに何かをしなければいけない義務〗が〖債務〗で、通常は≪〇月◇日に△円支払う≫みたいな感じです。

そして令和2年4月1日にこの民法のなかの『債権法』の中に、今まで弱い立場だった人に対して有利な改正がされました。
ざっくり言えば契約書の中に目立たないように不利な条項を入れらてもそれは無効になったり、保証人は極度額(保証金額の上限)を定めなければならなかったり、
そんな法改正が法務省から分かりやすい漫画で公開されてましたので、日常生活にも身近な法律知識としてお勧めです。
http://www.moj.go.jp/content/001311772.pdf

ちなみに広報ポスターはこんな感じ。

IT社長になったイヌや作家になったキジ、そしてyoutubarになったサルなど、死線を越えた仲間なのに世の中の世知辛さを感じてしまいます(笑)

読み物としても分かりやすく楽しめると思いますので、生活と法律の窓口として御一読をお勧めいたします。

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