年明けから立て続けに大事故やら天災やらで、早くも大変な一年になりそうな気配です。
さて、ネット社会になって久しい昨今ですが、
誰でも『発信』という武器を持ってしまえる世の中になり、今回も地震の直後にデマ情報を流すクズが山のように出現しましたね。
しかも御丁寧に実在の住所を書き込んだり家族の緊急事態のようなことを涙ながらに訴えたり・・・
もちろんそんなことをする連中はごく一部です、しかしネット社会の怖いところは一人の発信力が加速して広がってしまうという事です。
それでは
仮にその情報が本当だとしたら、
フェイク情報のせいで救助の手が分散され本当に救助を必要としている人のところに手が回らなくなってしまうかもしれません。
ただ、関係のない人が右往左往して情報を錯綜させてしまうと現地で動く専門家を惑わせることにもなりかねません。
専門家というのは僕の感覚ですと一般人数人~数十人分の働きができる人です。
しかし動きに制限がかけられたり本来の予定が狂わされたりすると途端に効率が落ちてしまいます。
一人分の動きしかできない素人がやみくもに参加することによって専門家の動きが数分の一に落ちてしまったなら、それは手伝っているのではなく足を引っ張っていることに他なりません。
ボランティアなどの絶対数としての人手が必要になるのは緊急性がなくなってから、もしくは完全に邪魔にならないことが明らかな状況を把握できてるかです。
そして誰かを一人追加で助けようとして二人の命が失われるかもしれないようなことは避けるべきだと思います。
人の命は簡単な数字ではありませんし、実際その場所にいる当事者やその御家族にとっては「いやそうじゃない!」だと思いますが、
人の数だけ正義があって当然だからこそ『外野は邪魔しない』こともサポートだと思うのです。
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