先日テレビを見ていると、AIの学習について『過学習』という表現が使われていました。
これはざっくり言ってしまうと正確なデータだけでカッチリ記憶していくと、曖昧な状況だったり、未経験の場面に対して正しい、あるいはより良い判断ができなくなってしまうことなんだそうです。
それを見て、ますますコンピューターが人間に近付いてきたとちょっと恐ろしくなりましたが、この現象は人間でもよくあって、たとえば行政書士試験などの資格試験で過去問やテキストなどをそのまま一字一句完璧に暗記していることで初めて見る問題に対して真っ白になってしまったり、格闘家でもAの場面にはBの技という感じで覚えている場合に『微妙にA』という時点でもう対処ができない、あるいは対処が遅れてしまい反撃されるという、所謂『真面目過ぎて融通が利かない』状態になってしまっているのです。
これってどんな場面でも似たようなもので、
僕はよくスタッフには【文字ではなく意図】や『手順ではなく趣旨』で覚えるように指導しています。
でもその一方、かっちりした形も当然身に付けなければなりません。
考えなくてもできるようになるために考え抜いて量をこなすということで、上手く行かない理由はだいたい練習不足です。
不足してているのは量だったり方向を間違ってたりいろいろですが、ウジウジしてる暇があったら何かやれってことですよ(笑)
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