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2019.03.11更新

リボーンの棋士

手塚治虫の『リボンの騎士』といえばアニメ化もされました歴史的名作です。

そして今回採り上げますのは
『リボーンの棋士』
・・・正直なところタイトルを聞いた時には出オチのギャグマンガかと思ってしまったことを全力疾走で謝罪したい激熱作品でした。

表紙はこちら

テーマは将棋です。

さて、
将棋もやはり勝負の世界ですので格闘技などと比べても一戦の重みというか勝負の重さは同じですが、一部の格闘技ファンやモータースポーツファンの中にはプロ棋士などを一段低く見る傾向のある人がいて、その理由というのも『命懸けではない』だと僕も聞いたことがあります。

確かに格闘技は極論すれば相手の体を破壊する技術ですし、結果的に死んでしまうことや一生の障害が残ってしまうこともあります。
また、それは自分だけでなく相手の人生を壊してしまっても、家族から怨嗟の視線を向けられても受け入れるしかありません。

しかし僕は将棋も同じだと思っていますし、部分によっては棋士は格闘家よりも厳しい一面もあり、プロ棋士になるための【奨励会】では26歳になるまでに四段を取ってプロにならなければ強制退会という年齢制限があり、全国から集められた天才の中でさらに抜きんでなければルールによって挑戦する資格まで失ってしまいます。

ある意味何歳になってもチャンスだけはいくらでもある格闘技界よりも厳しい世界といえますし、そこで彼らが賭けているものは他の世界すら知らないままで年月を重ねていく自分の未来であって、いわば命そのものとも言えるのではないでしょうか?

主人公は実力もあり将来を嘱望されていたものの、勝負所で勝つことができず年齢制限で挫折した元奨励会員、29歳フリーターとして一般社会で生活しようとしていたものの、自分が何をしたいのか自分でも分からない、それでも表面上の笑顔を取り繕って毎日を過ごしていくうちに、やはり自分は将棋が好きなのだということに気付いていきます。

やがて町道場へ行ったり、アマチュアの試合に出場したり、
奨励会のプレッシャーの中では見えなかった将棋への思いも強まりアマチュアの大会に向けてもう一度立ち上がります。

その中で出会う将棋好きの同僚、自分と同じ将棋への思いを引きずる元奨励会員、練習のために参加させてもらった研究会のプロ棋士や現役奨励会員、そしてかつての同期たちや実力もありプロを目指したかったのに家庭のバックアップが得られずに夢を断念したアマのトップ棋士、違う夢に向かって進路を変更した元天才・・・
その中にはアマからもう一度プロになる道があることも示されます。

各人各様の思いが盤面を通じて生きることの意味を時に静かに、時に暑苦しく問いかける名作は将棋のルールが分からなくても面白いので、是非ご一読をお勧めしたいです。

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内村特殊法務事務所:内村世己
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投稿者: 内村特殊法務事務所

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