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公式ブログ 毎日更新

内村世己 年中無休の業務日報

2019.07.14更新

偉大なる超人

47歳といえば
一般的な企業では中間管理職として奔走している年代です。
そして一流企業ともなれば激務に加え責任も大きく、気の休まる時間もほとんどありません。

そしてアメリカンフットボールという競技があります。
日本でも社会人リーグがあり、文字通り桁外れの身体能力を持った超人たちが闘います。

僕の所属するヒデズキックに『カールナカシマ』こと中島薫さんというプロ格闘家がおられますが、
この方、一流企業に勤務し、アメフトの社会人リーグでもスタメンを張り、そしてプロ格闘家としてもリングに上がる超・超人です。

凄い会社で数か国語を使いこなして仕事をこなし、もともとはアメフトのオフシーズンでトレーニングの一環として始めたレスリングでは社会人大会で優勝、そのまま打撃有りの総合格闘技でもプロとして活躍中です。

ところがこのカールさん、とてつもなく不器用です・・・
一つの技術を習得するのに他の人(プロレベルでの人)の5倍くらいの時間がかかってしまいます・・・

しかし3倍以上努力します。
ということは結果的に習得する技術の数は普通の人よりも少ないかも知れません。
ですが、身に付けた技術をとても大切にします。

ただ愚直に繰り返して自分のものにした技術を信じて試合でも使います。

実はこの『習ったことを試合で出す』というのができる人は実はほとんどいません。
プロでも実際のところ習ったことの半分も出せないのが普通・・・というか半分出せれば御の字です。

しかしこのカールさん、一つの試合でそれまでに習ったことを出し切ります。

身に付けるのに5倍時間がかかる⇒3倍頑張る⇒トータルで6くらいの技術
身に付けるのに普通の時間がかかる⇒普通に努力する⇒トータルで10の技術
単純計算すればこうです。

しかし時間をかけて努力し続けた自分への信心=自分でも気付かない自信は試合で全部を出し切るという離れ業を実現します!
そうなれば学んだ半分しか出せないプロの5に対し6出したカールさんは勝てるということです。

年齢もある、不器用さもある、そして普段の仕事や本業であるアメフトの関係でそれほど大幅な減量もできないカールさんはいつも試合では2階級は大きい相手との対戦です。
それでも『どうせなら若くて強い選手とやりたいですね(笑)』と誰に対しても一歩も引きません。

そして今回抜擢されたのも若手の実力者との一戦でした。

試合まで、
どんなプロ選手よりもたくさんの量をこなし、
おそらく大部分のサラリーマンよりも大量の仕事をこなし、
アメフト選手としても練習はもちろん試合にも出場し、

誰よりも頑張ってきているのを毎日見てきただけに
普通の人なら「これで勝てないんなら神様なんていないよ」と思うかもしれません。

しかし格闘技のリングにいるのは神様ではなくただ勝者と敗者だけです。

今回のセコンドは僕と、パンクラスでもトップ戦線で活躍するリトル選手、
リトルはカールさんともほぼ同じ階級でよくスパーリングもしているので、具体的な指示やインターバルのケアなどのチーフセコンドは彼に任せ、僕は相手の穴を見つけたり場面ごとの指示を担当しました。

そして試合開始、あらかじめ立てていた対策の一つがドンピシャで決まりいきなりかなりのダメージを与えることに成功したものの、相手もちゃんと練習をしてきているのか、コーナーに押し込んで呼吸を整え、ある程度ダメージを抜いたら怒涛の反撃に打って出ます。

何度も良いパンチを当てたりするものの、単純な体格差のせいで一発の威力には差が生まれますし、ポジションもなかなかいいところが奪えません。

そして出血も激しくなっていきます。
何発か良いのをもらって一瞬動きが止まる場面もありました。
しかしカールさんはひるみません、数字でいえば自分よりも一割近く大きい相手に対して真っ向から打ち合いを挑み、むしろ相手を下がらせる場面も作ります。

ただ、その後タックルに入っても切られて上のポジションを取られて殴られる場面が目立ちます。
実はこの時かなり危ないと思っていて、正直なところダメージが深いようならタオル投げようかと思っていました。

そして1ラウンドが終了してのインターバル、レフェリーが続行の意思を確認したので、僕はカールさんに少し小さめの声で「できますか?」と聞きました。
小さい声で話しかけたのは、これが聞こえていなかったら止めようと思ったからです。

それに対してカールさんは「できます!」とはっきりした返事だったのと視線も泳いでいなかったので僕は止めませんでした。

とはいえダメージが深いことや鼻も折れてると思ったのと出血も激しかったので
もしもあと一発強いのが入るか、視線が泳ぐか、首の力が抜けたら、誰が何と言おうとタオル投げようと思っていました。

そして最終ラウンド、
相手も疲れが目立って、あまり激しく攻め込んで来るようなことはしませんが逆に言えばこっちをしっかり見ているということでもあるのでおそらくダメージを計っていたのでしょう、一呼吸おいて一気に攻めてきます。
何発も重い打撃がヒットしますし、一度カールさんの膝が落ちる場面もありましたし、本当にタオル投げる寸前に効いたのもありました。

更にグラウンドでもパウンド(寝技状態でのパンチ)を何発も浴びた時は僕は少しでも近づこうとリングの縁まで行ってカールさんの目を見ていましたが、光を失うようなことは一度たりとも無く、スタンドの打ち合いでは練習仲間の絶叫にも似た声援に後押しされいつの間にか僕も1ファンに・・・させられていました。
もちろんタオルを投げる準備はしていましたが・・・

結果は判定負けでした。

最後の一分くらいは下のポジションで殴られていましたので、
もしもその時点でタオルを投げていたら最終的なダメージをもっと軽くできただろうかと考えたこともあります。

自分が選手の時のことを考えればタオルは投げてくれるなと思っていました。
しかしセコンドに付くようになってからは一方的な試合を見ると「早く(タオル)投げろよ!」と憤ることもあります。

でも今回のような決して一方的ではない、ダメージだけが深いような状態の時、もちろん正解は無いんですが僕の中では『迷ったならその瞬間タオルは投げる』です。
だから今回のカールさんは一方的に殴られる場面もあったものの、僕を迷わせる場面は無かったということになります。

全体の流れで考えればかなり押されていたと思います、しかし場面ごとに倒せるチャンスはいくつもありましたし素晴らしい見せ場も作りました。
自分も含め見ている人を感動させたという意味では素晴らしい試合を創ったプロ中のプロだといえます。

控室でカールさんは三好会長に勝てなかった事を謝罪しました。
そんな謝罪は要らないんですが、三好会長も僕らセコンドも、良い試合と生き様を見せてもらえたことに感謝と尊敬の気持ちしか伝えられません。

【男の価値は周りが決める】などといいますが、
我らがカールさんは僕らにとって間違いなく偉人の一人なんだと、試合の度に実感するのです。

ありがとうございました。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

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