よく受験勉強にまず強化すべき科目は何かという質問に対して『国語だ』と言われます。
理由は簡単で『問題文は日本語で書いてあるから』です。
さて、
日本で運転する外国人も増えてきて、国際免許で運転したり日本で住んでから免許証を取得する人も増えています。
そして免許取消の前段階である意見の聴取や聴聞でも外国人の処分対象者というのは少なくありませんが、日本語が不自由な人というのも時々います。
そういう人には通訳が付いたりするんですが、僕は少なくとも日本語が読めない人は日本で運転すべきではないと思っています。
最近ニュースで聞いたんですが、免許取得の試験を外国語でもできるようにする動きも増えているのだとか・・・
実にとんでもない、自殺行為です。
標識のほとんどは絵柄で分かるようになっていますので意味とセットで覚えれば問題ない部分もあるかもしれませんが、
メインの標識とセットで付いている補助標識(『日曜、休日を除く』みたいなやつです)は日本語で記載されていますし、そもそも道路交通法は日本で書かれています。
そして法律に関しては外国語訳もあるかもしれませんが文字を覚えるだけでは運転者としての資格を満たしているわけではなく、事故の際に適切な行動がとれるか、もしくは緊急事態にきちんと回りと意思の疎通が図れるかなど、問題は山積みです。
もちろん日本人でもできない人もいるのだからという意見もあるでしょうけど命に関わる部分を低レベルの基準に合わせることはできません。
別に外国人を排除しろと言ってるのではありません。
運転者としての責任の中には意思疎通ができる能力も運転技術以前の問題として必要なのだと思うのです。
運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL:03-6356-7386 直電歓迎 090-9232-8731