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免許取消軽減ブログ

2020.10.04更新

またやる人ともうやらない人

煽り運転厳罰化のきっかけにもなった
常磐道煽り運転暴行事件の宮崎被告が執行猶予付きの判決だったとかで、
ニュースサイトのコメント欄は荒れてますね・・・・

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201002/k10012645031000.html
ポイントとしては被害者にある程度の弁済をしているということや、厳罰化前の法令に則れば妥当な処罰ということのようですね。

ちなみにこういった罰を与える法律に関しては遡って処罰することができないという大原則がありますので、法的な構成として考えれば妥当ではあるんですが、社会に対して与えた影響という面を考えれば当時の法定刑の上限に近いような処罰にするのも正義の実現として考えれば正当かとも思います。

そしてこの事件がきっかけになった法改正で煽り運転で相手の車を停止させた場合、一般道で25点、高速道路などの自動車専用道路では35点と凄まじい違反点数が付いてしまっていますので、煽り運転は減るかと思ったら意外と減っていない・・・というか報道されている事件はむしろ増えてるように感じますね。

これはまたやる人とやらない人の違いでもあるんですが、
人間って正義の側に回っていると自覚している時により残酷になれるもので、煽る側の心理として『自分は正しいことをしている』という感覚があります。
ここでいいう正しいというのは社会的にどうとか法的にどうのではなく、自分の価値観としてという意味です。

ですので煽っている車から全身刺青の2m位ある黒人が奇声を上げながら数人で降りて来たら一目散に逃げるでしょう。
自分の価値観のみの正義というのは簡単に揺らぐ代わりに、自分よりも弱い相手に対しては無尽蔵です。

法廷では当然反省しているふりをします。
しかし外に出れば反省していた時期を含めてもまた自分の正義に従います。

彼らにとって煽り行為は正義=カッコいい事ですので、
断言できるのはまたやるということです。
人間の本質は変わりません。

それでは僕の事務所にこういう人達が相談に来た場合にその依頼を受けるのかというと、
最終的には交通安全に資することができるかどうかで判断します。

人間の本質は変わりません。
しかしそれを踏まえて我慢することは出来ます。

お腹の中で何を考えていようとも、その感情を我慢することができるのであれば、僕は軽減措置を求める行動は是認されるべきと考えています。

もちろんできない人は運転する資格は無いと思います。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
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投稿者: 内村特殊法務事務所

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