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免許取消軽減ブログ

2021.05.31更新

何を言われたか、ではなく誰から言われたかで決まるのはいつの時代も大差ない。

昔々の時代から散々繰り返されてきた事実ですが、
絶対的な権力のある王様がいるとします。
でも周りの国もその国に侵略するタイミングを窺っているような状況でした。

ある家臣は進言します「周辺の国を調べて弱点を探しましょう」
王様「なに?今までの戦略が気に食わないの?お前死刑ね」

別の家臣も進言します「長期戦に備えて食料の備蓄量を増やしましょう」
王様「あ?それで新しい蔵を作るってか?お前の実家建築会社だったよな?私服肥やそうとしてんじゃないのか?お前死刑ね」

また別の家臣も進言します「A国の将軍はめっちゃ強いっす、でも向こうの王様のことは嫌いみたいですのでこちらに引き入れることもできるかもしれません。」
王様「おいおい、こっちの将軍は俺様ちゃんの息子だぞ、その王子様が負けるっての?お前失礼だから死刑ね」

そして一時は隆盛を誇ったこの国は跡形もなく蹂躙され、歴史さえも残りませんでした。

そんな時代にも有能な家臣はいるもので
ある国の家臣・・・正確にはこの時料理人ですが、ある王様はその料理人の進言だけは素直に聞き入れていました。
その家臣は「このままでは国が斃れてしまう・・・」と危機感を感じましたが、同時に王様が人の意見を聞き入れないことも知っていました。

そこで食にうるさい王様の料理人となり、美味しい料理を出すことで信頼関係を構築していったのです。

結局その王様は各分野のトップの意見には耳を貸さなくても料理人の意見には耳を傾けるようになり、結果その国は上手くいったというお話です。

これは今の時代も同じですね、
同じことを言ってもやっても世間的に評価されているうちは何でもプラスに受け取られ、不人気やスキャンダルが出れば・・・あるいは飽きられれば良くて批判、下手をすれば死ぬまで袋叩きです。

それを踏まえてテニスの某選手が会見を拒否しているとかで賛否両論ですね。
でも数年前だったら日本のマスコミはこぞって「自分を持っている」だとか「変革者だ」と諸手を上げて賛美していたはずです。

まぁ何が言いたいかというと、
結局人の評価は実績よりも感情で決まる部分の方が大きいってことです(^_^;)

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投稿者: 内村特殊法務事務所

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