胸糞漫画、あるいは胸糞展開というジャンルがありまして、
たとえばヒロインが酷い目に遭ったり、仲間が裏切ったり、悪党が徹底したド悪党だったり・・・
内容は色々ですが読み手に不快感を与えるものとお考え下さい。
ただその胸糞がストーリー上必要だったり、その後の感動をより強く演出したりする場合はありですし、胸糞の種類によってはそれがこそ心地好い名作になったりすることもありますので、必ずしも『悪い』というものではありません。
それを踏まえて今回御紹介します漫画はこちら
『聲の形(こえのかたち)』です。
僕はブログではあまりメジャー作品は紹介しないのですが、決して読んでないというわけではなく、
売れるものには理由があるといわれる通り、売れてる漫画はなんだかんだ言って名作が多いです。
こちらの『聲の形』も映画化もされましたし、売り上げも凄いです。
感想コーナーは絶賛の嵐ですね。
そんな僕はといえば実は読んだことは無く、最近『耳の不自由な女の子の漫画』というのを2作ほど読んでとても心地よい感動を感じたので、どうジャンルでもっと売れてる『聲の形』はどんな作品なのだろうかと思って手を伸ばしてみた次第です。
これでこの1週間ほどで『耳の不自由な女の子の漫画』を計3作読んだわけですが、
この作品を最初に持ってきたのは・・・
個人的な感想ですが、
本当に個人的な感想ですが、
好きな人には全力で謝らなければなりませんが、
それでもあえて言いたいのは僕にとってはほぼ最悪レベルの糞漫画だったということです。
胸糞漫画ではなく糞漫画だと思いました。
記憶に残したくもないし電子書籍リーダーの中からもさっさと消したいので
ファンの方々には申し訳ないですが一切の偽りのない本音です。
それは表紙の二人が主人公とヒロインですが、
彼女は耳が聞こえません。
男の子はそんな彼女が転校してきた小学校の同級生ですが、
この野郎はクソガキにありがちな「毎日が退屈」という思いが募った挙句、
自分にとっての非日常である『聞こえない世界』を生きているヒロインに対し
『好きな子をイジメる』『気になってる子の気を引こうとする』というにはあまりにも酷い行為に及びます。
聞こえないからと急に後ろから大声を出す、
上手く喋れないことを嘲笑する
1階にいるヒロインに2階からゴミをかける
極めつけは補聴器を破壊する×8回・・・・・
物事には超えてはいけない一線というものがありますが、
僕にとってこいつはその一線を限界突破したわけです。
しかしそれでもヒロインはこのクズに対し
嫌悪するでもなく優しく接します。
それはとある一件を機にイジメられる立場になったクズに対し
他の生徒からのイジメは続いていくヒロインが同情の気持ちを持った部分もあるのかもしれませんが、
僕にはその真意を読み取れるほど読み進めることができませんでした。
ちなみに他のサブキャラたちも半分くらいクズです。
仮に自分の同級生にこのクズのような奴がいたら
ぶん殴ってると思います。
物語上の展開として最終的にお互いが好意を持つことになるんでしょうけど
ヒロインの好感度が高いからこそ好きになってはいけない相手というのが居ると思いますし、1巻はまだ序盤ですのでそこからの展開の溜めという意味合いもあるかもしれませんが、例えばバネを縮めて、目一杯縮めて、それでも縮め続けるともう伸びなくなってしまいます。
最終的には名作になるのかもしれませんが、
僕にはそこに至るまでの入口を通過することができませんでした。
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