昨日のブログではとある有名作を嫌いであることを吐露した僕ですが。
こちらは本当に名作になると思います。
『声が出せない少女は彼女が優しすぎると思っている』です。
タイトルはちょっと長いですが、伝えたいことが全部伝わるので有りです。
こちらの漫画は
表紙左のヒロイン『真白音(ましろ おと)』は失声症という病気・・・というか状態で話すことができません。
僕が読んでいるところまででは声が出せなくなった理由に触れられてはいませんので理由は不明です。
そして右のW主人公の『心崎菊乃(ここさき きくの)』は周りの人の心の声が聞こえてしまう・・・・能力者というほどのものではありませんが、望まなくても周りの声が聞こえてしまいます。
筆談ではリアルタイムで気持ちを伝えられなかったり、
最初は珍しさから接してくれるクラスメイトもやがて面倒になったのか距離を置くようになり、それでも友達になりたいと願う音の気持ちは隣の席の菊乃に漏れ続けています・・・
一方菊乃は小さい頃からどんなに耳を塞いでも流れ込んでくる悪意のある言葉で人を信じ切れなくなり、自然と周囲に壁を作ってしまいますが、ある日音の心の声に耐え兼ね一緒にお弁当を食べようと申し出ます。
菊乃が『察して』くれることを優しさと受け取り嬉しくなる音、一方面倒くさいと思いながらも初めて接する『全く悪意の無い言葉』に菊乃の方も音を大切な友達として接しますが、それでも『心の声が聞こえることが知られても自分のことを優しいと思ってくれるのか?』という葛藤もあったりします。
そんな二人を中心に脇を固めるサブキャラたちもいい味を出していて
人との壁がなくなって他人が友達になっていく様子が優しく描かれます。
ちょっとしたトラブルはあってもそんな大事件が起こるわけでもなく、基本的に描かれるのは日常や学校生活ですが、真っ直ぐな音と真っ直ぐであろうとする菊乃の関係に癒されますので、御一読をお勧めします。
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