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免許取消軽減ブログ

2022.02.11更新

格闘技と武道の違いといえば競技性だったり精神性だったり色々ですが、
究極的な目的は相手を倒して自分が生き残る技術だと思います。

さて、古武道というジャンルがあります。
テレビだったり色んな動画だったりで【昔の武道家はこんなに凄い】『現代スポーツとは異なる身体操作』《気の力を使い指一本で相手を制する》など、誤解を恐れずに言えば「近代格闘技より強い」あるいは「近代化で失われた秘術」を標榜しているわけです。

もちろん明確に「俺の方が強い」と声高に主張しているわけではありませんが、たとえば「〇〇という技術を使うことによってレスラーのタックルでも倒されない、柔道家にも投げられない」と解説しているという事は「相手の武器を無効化できる技術を持っている」と主張することと同じです。

相手を倒す理論や技術についても同じで「人体の構造上防ぐことができない投げ技」ということはどんな柔道家も力士もその技術を使われたら立っていられないという事になります。

ただここではっきりしたいのは
僕はそれらが全部インチキだというつもりはありません。
本物もいると思います。

というか信用できる筋から本物の存在も聞いています。
しかし電波に乗っている〈達人〉たちの大半はインチキではないかと疑っています。

理由としては
1:他流試合をしていない。

2:古流という名目とはいえ、結局当時の柔道や空手に勝てなかった

3:柔道や空手の初期にもこういった技術を使える達人はいたはずですが複合技さえ生まれなかった

4:現代でもスポーツ選手が古武術の身体操作などを学んだりするが結局誰も使ってない

5:予備知識の全くない素人に対して使った映像が無い

6:本物が別格扱いとして存在している

7:表に出ないと言いながら金になる番組には出演している

そして柔道やレスリング、あるいはキックボクシングでいう首相撲も『相手を立った状態から転ばせる、あるいは不安定にする』っていう目的は同じですので、身内で完結せず沢山の対戦相手=実戦と実践の中で磨かれてきた分より洗練されてレベルも上がってると思うんです。

たとえば動物でも別ルートで進化したものが目的が同じであれば最終形態は似たようなものになる【収斂進化】というのがありますが、『飛ぶ』っていう目的のため鳥も蝙蝠も昆虫も違う種類なのに似たような翼をもちましたが、激しい競争を勝ち抜いた鳥や昆虫は現代科学でも不可能な方向転換性能や300キロ以上の飛行速度を手に入れ、片や競争を避けることや飛行能力ではなく探知能力を高めることで生き抜いた蝙蝠の飛行性能は鳥や昆虫とは比べるべくもありません。

つまり目的は同じでもアプローチの仕方が違うだけで、それぞれに得意な人がいたり特別体の小さい人でも使いやすかったりするものはあると思います。

ですので古流の武道でも同じ目的に対してちゃんと到達できるものはきっとあると思いますし、水泳の泳ぎ方のように速く泳ぐことがクロールで到達点に至ったとしてもその人にとって泳ぎやすいのが平泳ぎだったり横泳ぎだったりすることもあるはずで、技術の差は使い手にとって使いやすいか、あるいは効果的かという評価基準でしかなく、結局自分をどれだけ高められたかという事に尽きます。

そしてある技術を持ち上げるために一般的に知られている技術を貶めるというのは効果的ですが、そこには反発しか生みません。

なので僕は世に出回っている古武道万能主義・・・というかある種の超能力のように謳っている人は大体インチキだと思っているのですが・・・その一方でいい歳のお爺ちゃんの生活の糧を奪って良いものかという葛藤もあります。

たとえインチキであってもエクササイズとしては決して悪いとは言えませんし、インチキとはいえ会員さんから暴利をむさぼっているわけでもなければ健康増進になるならそれも良いと思います。

また宗教と同じでそこに居る人が幸せで社会に迷惑かけないならあえてツッコミ入れて幸せなコミュニティを踏みにじる必要もありません。

なので結論としては「『自分が凄い』って主張するのは全然OKだから他の競技や近代格闘技の否定っていうのは辞めようよ。」ってことなんですよ。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

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