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免許取消軽減ブログ

2022.05.14更新

行為と処罰は釣り合わなければならない

千葉県の警察官がヘルメットを被らずにバイクを運転したとかで
一部界隈では結構話題になっているようです。

ネットの声はまるで鬼の首を取ったような騒ぎですが、
警察官の、特に交通関連の不祥事が出ると必ずと言って良いほど
その警察官の不祥事があったんだから俺の違反も無しにしろと要求する人がいます。

・・・まぁおかしな主張だという事は自覚した上で不満のはけ口にしないといけない心情なんだと思います。

そしてもう一つ、
この警察官をまるで親の仇のように叩きまくっている層がいます。

『大した違反ではない』というのはやや暴言ですが、
交通違反としては1点ですし、危険性という意味では本人が受ける危険は大きいものの
自分以外に及ぼす危険という意味ではそれほど大きなものではありません。

違反をした警察官への個人攻撃を社会正義のように考えている人もいますが、それは正義ではなく私刑です。

良く警察官は身内に甘いという人がいますが、
実際にはむしろ身内に厳しいです。

普通の会社ならノーヘルで捕まっても「バカだな~」くらいですし、そもそも大多数の会社には報告義務もありません。
しかし警察官がこういったことをすると、もちろん取締る側の違法行為だから厳しく叱責されることはありますが、それ以上のつるし上げを食らいます。

・・・それこそ普通の会社ならパワハラで訴えられるレベルであろうことは確実です。

比例原則という言葉があります。
色んな意味がありますが、ここでは行為と処罰は釣り合わなければいけないという意味で使用します。

軽微な違反はそれにふさわしい処分であればそれ以上を要求することは
正義に名を借りた暴力になってしまうのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

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