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免許取消軽減ブログ

2022.08.09更新

殺意を持って使用する道具の殺傷力はだいたい同じ。

先日ブラジリアン柔術の世界王者が射殺されたというニュースが関係者筋を駆け巡りました。

なんでも酒の席で絡んできた相手を一旦制したものの、解放した相手が拳銃を発砲したのだとか・・・
まぁブラジルってそういう国なんでしょうけど・・・悲しい事件です。

そしてこういうニュースが出ると強まる論調が
「やっぱり格闘技やってても、世界チャンピオンになってもピストル出されたら勝てないってことだよね。」というものですが、僕はこれについては全面的に反論します。

何回か似たような記事を書いてるので引用
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格闘技をやっていると時々言われるのが、
「拳銃とか持ってこられたら勝てないよね(笑)」というものです。

だいたいこれを言う人って何事にも真剣に取り組んだことの無い人がほとんどなので、
現状明らかについてしまっている差を実感するからこそ相手をこきおろして優位性を確保したいんでしょうね。

それに対して真面目な選手は「拳銃相手に勝つのが目的ではないし格闘技は自分を高めるためのものだよ」とか
「死亡率は下がるよ」という答えをしてしまう人も結構いるのですが、口下手な格闘家はなんだか言いくるめられたみたいで悔しい思いをしてしまう場合もあります。

さて僕の場合は「拳銃持ってこられたら勝てないよね(笑)」と言われたら「勝てるよ」と答えて、続けて「今から証明するからお前ちょっと拳銃持って来いよ。」と言うと「そんな今なんてできるはずがない」と答えます。

それが答えです。

あるいは「拳銃がダメだったら散弾銃の許可申請してやるから本気のガチで相手するよ。ただお前は銃、俺が素手なんだから殺されても文句言うなよ(笑)」と言う時もあります。

これは結局トラブルが発生した時に相手が拳銃出して発砲する可能性がどのくらいあるかって話です。
さらに言えば始まってもみ合っている最中に拳銃出して撃つまでの一連の動作はなかなかできません。
もちろん少し距離が開けば出すことは可能ですが、出された側も反対側に走って距離を取るなど命中率を大きく下げる行動を取ることは可能です。

危機管理の観点でいえば起こり得る可能性の高いものに対策を立てるのが当然ですので、極論ばかりを掘り下げれば最終的には『生きてても仕方ないから死のう』という究極の護身に行きついてしまいます。

また拳銃を使って勝つためには【あらかじめ準備して先に撃つ】ことが必要になりますが、それなら待ち伏せして金属バットで襲撃でも、歩いているところに車で突っ込むでも、やられた方の死亡率でいえば大差ありません。

僕は個人的には護身目的で格闘技を修めるという考え方には反対ですが、何が起こるか分からない以上、アクシデントに対する死亡率を下げるというのもある意味護身の基本でもあると思うのです。
だからこそどんなに最新鋭の武器を揃えた軍隊でも警察でも格闘技は必修科目なんですよ。
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引用終わり

ここでも書いてますが、
今回の事件も一旦その場は終わったあと、仕切り直しの発砲なわけです。

これが銃を持っていなかったとしたら
店を出た瞬間金属バットで後頭部をフルスイングするかもしれません。
帰り道に車で轢くかもしれません。
後を付けて自宅に放火するかもしれません。

手段が違うだけで最終的な結果は同じです。

それでは被害者は本来どうすれば良かったかとなれば、現実的に可能か不可能かとか警察機関がきちんと機能しているかというのは一旦置いといて最初の制圧時点で反撃の力を完全に削いでしまえば良かったわけで、そのためにはファーストコンタクトで殺されないために格闘技はやっぱり必要だったという結論にたどり着いてしまうのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

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