先日科学未来館で【きみとロボット】という企画展を見に行ったんですが、
ある種の衝撃というか、漠然とした感覚に輪郭が与えられたと感じたのがこちら
記憶情報をコンピューターに移したなら?
そのコンピューターを人型アンドロイドに搭載したら?
現実世界でも亡くなった方の会話データなどをAIに記録させて性格や会話の傾向を把握させることで
『その人ならこうなる』というのをかなりの水準で再現できるところまで来ているのだとか・・・
もちろん再現した人はその人ではないんですが、記憶が電気信号の組み合わせなら人を人足らしめるものって何だろうと考えてしまいます。
逆に脳をコンピューターに置き換えることができるなら、体を部分的に機械化することができたなら?
『テセウスの船』というパラドックスがあります。
簡単に言えばあるものを構成している部品を交換していき、すべての部品が新しくなったなら
交換後の【それ】は元の物体と【同じ】と言えるのか?という同一性の問題です。
すべて交換された【それ】はもう元の物体とは違うというのなら、
何をどこまで交換しているなら同じものと言えるのかというお話です。
科学を追求して行き着く先が哲学というのも
なんだか不思議な感じがします。
運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL:03-6356-7386 直電歓迎 090-9232-8731