往年の名選手が引退後に復帰戦をしたり、
あるいは勝てなくなっても引退せずに不定期ながらも試合出場を続けたり・・・
本人が決めたことに周りがいろいろ言うべきではないという意見ももちろんですし、最終的には自己責任だというのもその通りです。
実際50歳に迫っても現役とそん色ない試合ができる選手もいます。
しかし大多数の選手は・・・というか僕が現役時代に同期付近だった選手たちを見ていると正直なところ「ちょっとな・・・」と思う事も少なくありません。
繰り返しになりますが、本人が出たいのであればその気持ちは尊重すべきだとは思いますが、
『現役プロ』という立場に縋っているのであればもうリングに上がるべきではないと思います。
特に心身両面で正常な判断ができなくなっているなら、止めるのは周りの責任だと思います。
ここでいう責任というのはリング禍(りんぐか=試合での重大な事故のことです)が起きないように、業界に関わる人の責任だと思います。
僕も何人かの選手に「お前もう辞めろ。」と言ったこともあります。
よく自分に酔ってる選手が「リングで死ぬのは本望っすよ!」みたいなことを言いますが、逆です。
リングは、あるいはマット上は先人たちの想いが今に繋がっている、一番死んではいけない場所なのです。
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