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免許取消軽減ブログ

2023.07.25更新

人生=旅かはまだ分かりませんが、旅は人生みたいなものだと思います。

僕は【旅】という行為をあまり意識したことが無く、
目的地ではなく車やバイクなどの移動手段を楽しむという感覚でした。

また仕事で出張が増えいろんなところに行く機会が増えても
やっぱり仕事の一環で特段旅好きな人の気持ちというのはあまりよく分からないまま過ごしていました。

いろんなものを見たり知ったりしたいという好奇心は人一倍あると思うのですが、
なぜか旅行に対してさほどの特別感は感じていませんでした。

そんな時に出会った旅マンガがこちら

ジャンプ+の読み切り
『I want to know』です。
https://shonenjumpplus.com/episode/4856001361321643857?fbclid=IwAR2nWZhIYy6GYMXPV_ttJ18ksGbb6Ua5HkeGUsklUQbV4pHG47Mq7tG0CMw

ざっくりしたストーリーは
とある事件をきっかけにして世界への関心を失ってしまった女子〔テルハ〕の自宅に不法侵入する男〈ヒサ〉・・・「金目のものなら無いよ」とそっけないテルハにヒサは平謝りするもその動機は『人の家に侵入する気持ちを知りたかったから』と【好奇心】がその理由だと説明、理解できないテルハは「自分には何もないからそういう気持ちは分からない」と返しますが、それを聞いたヒサは好奇心が全く無い人間がこの世に存在することに驚愕し、そんな人間が好奇心を持った時どんな表情をするのか?という好奇心が暴走し「1か月で君の好奇心を見つけよう!」とテルハに一緒に旅に出ようと誘います。
何もかもを見失っているテルハは流されるままにその申し出に応じますが「その代わり1か月後、私は死ぬ、それでもいいの?」と問いかけ、どこか壊れた二人の旅が始まる、そして約束の一か月後・・・というお話です。

「ジャンプラの読み切りはレベル高い」というのはよく言われますが、今のところ僕はこれが一番好きな作品です。

さてそこで冒頭の〈旅〉についてですが、
僕が旅という行為にそれほど感慨を持っていないのは
本だったり、今ではネットだったり、いろんなものを知った気になっていたから、あるいは何かに触れる、何かを感じる、そこに至る前に自分の中で答えを出してしまっていたからじゃないかと思います。

そんなある日の出張先は北海道でした。
空港から目的地までは車で移動するのですが、その日は別の依頼との関係で空港から約250キロくらいを車で移動することになりました。
そして最終の新幹線で北海道入りして翌朝の仕事に向けて深夜の高速道路を運転します。

そのくらいのスケジュールはよくあるので今回も特別な感情は無かったんですが、その日の高速道路は深夜の工事で通行止めになっておりかなりの距離を一般道での移動です。
北海道でも更に田舎道なので真っ暗、民家も無ければライトの照射範囲以外は真っ暗、信号もありません。

そこで、本当になんとなくですが外に出てみたくなりました。
辺りを見回しますが黒一色です。
空を見上げますがところどころに星が見えるもののやっぱり真っ暗です。
普段ならそこで車に戻って再発進するところですが、なぜかその日はしばらく外に立っていました。

だんだんエンジンの音も邪魔に感じてエンジンを止め、車のライトも全部消してみました。

足下も見えません。

『暗い』ことに無意識の恐怖感を感じるのは細胞レベルでの本能かもしれません。

ただその一方で風の音や木々の擦れるような音、今ここでなければ聞こえない音が聞こえます。

そして時間だと数分くらいだと思うんですが、
眼が慣れたのか周囲がそれほど暗くないことに気付き、空を見上げると文字通り満天の星空です。

その昔鹿児島に住んでいた時、
当時日本で最も星が見える出水市の近くだったこともあって大阪では考えられないくらいたくさんの星が見えて嬉しかったんですが・・・この時の空はその比ではなく

鹿児島では周囲が山の盆地だったんですが、周囲にほとんど何もない北海道では星空が地平線に近いところまであります。
そして空の色ももう黒ではなく青・・・というか藍色・・・がさらに眼が慣れていくうちに紺碧(こんぺき=黒みがかった青)を経て澄んだ青になって明るい星に照らされて、その星がすぐ近くにあるように感じます。
「手を伸ばせば届くような星」という言葉はこの感覚から生まれたのかな?と考えたり・・・自分と世界と心の在り様というか『星は明るい』『星空は奇麗』ということを知ったとき、好奇心の一つを満たされたとき、単なる目的ではなくそこに至ったときに自分はどんな感情を揺り動かされるのかに気付いたときもまた『好奇心を満たせた感動』と、そんな自分を知った感動なのだろうと、自分探しの旅に出て自分が見つかった奴を見たことはありませんが、知らなかった自分が見つかる感動も旅の醍醐味の一つなんじゃないかと感じました。

もちろんそれは旅だけではなくスポーツや勉強でもそうですが、自分以外の世界を感じた時の自分を実感できるのは日常からの物理的&心理的な距離も一役買ってくれるのではないかと思うのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

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