今回の御依頼は重傷事故、そして被害者側に全く落ち度のない事故です。
ただ通常の重傷事故とは少し違って
当初の診断書は3か月以上の最長レベルのもので違反点数も15点で免許取消対象として意見の聴取に呼ばれました。
しかし事故後の被害者を調べてみると脅威的な回復を見せ治療期間は2カ月半ほどで終了してしまいました・・・ただその後の過失割合や休業損害などで揉め示談完了は4カ月ほど経過していましたので御依頼者様は通院期間が短くなったことも見落としていました。
こういう時はどうなるかというと、本来なら被害者側が新しい診断書に差し替えたりしない限り点数が変わることは無いのですが、御依頼の時点で保険の書類を確認したところ病院関連の支払額が非常に少なく、全体の金額も相場に比べて低額だったことから治療期間がとんでもなく短いことが発覚、保険会社に問い合わせて実際の通院期間のデータをもらい意見の聴取で有利な証拠として提出したとこ、即日処分は一旦保留からの再審査となり、約2週間後違反点数が15点から11点に変更されたことに伴って1年間の免許取消から60日の免許停止に変更されました。
被害者の治療期間は伸びることは多いんですが短くなることはほとんどないので中々稀有な事例でした。
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