思い返せば自分も20年前ですか・・・
知人の受験生から合格の連絡を貰って少し懐かしい気持ちになりました。
さて、
受験関連の話になると「限界まで頑張ったのに受からなかった・・・」という人をよく見かけます。
ただ自分が行政書士試験の予備校に通ってた時に他の受験生を見たりしても
本気で頑張ってる人って・・・・全体の3割もいなかったと思います。
受験予備校でさえそれですから独学の人はもっと少なかったと思います。
だいたい試験会場に来ない人も結構いましたしね。
ところで仕事で成功している人にはスポーツ経験者が多いとよく言われます。
個人的には資格試験で合格している人のうち、もともと頭が良くて受かるタイプではなく努力で受かる人にもスポーツ経験者が多いような気がします。
これって単純な体力面での優位性もありますが、
やっぱり『頑張る』という言葉の基準自体が普通の人と違うからだと思います。
資格試験で残念な結果だった人のなかで『本気で頑張った、一生懸命頑張った、限界まで頑張った』という人はたくさんいますが、実際どのくらい頑張ったのかを聞くと・・・・もちろん本当に本気で頑張った人に対して行ってる言葉ではなく、そういう人は純粋に今現在実力不足だっただけですので次回に向けて同じように頑張ればきっと実力は伸びると思います。
そして根本的にやり方を間違えている人、言い方を変えれば努力の方向性が間違っている人もいます。
しかし正しい努力をしているのに受かってない人「私は本気で頑張った」という人・・・・
さて『限界』というのはどこに有るかというと、
人間は基本的に限界までは頑張れないようにできています。
例えばスポーツで「減量」という行為があります。
本気で限界まで減量を頑張ると・・・・脱水症状や臓器不全で〇んでしまいます。
他に
仕事を本気で限界まで頑張ると・・・・過労〇するか気が狂います。
つまり限界というのは命が尽きる時のことを指しますので
呼吸できるうちはまだ限界ではないと考えたり、「ここで勝ったら明日〇んでも構わない」と思ったり
文字通りの意味で〇ぬまで頑張れるのがおそらく競技スポーツを体験した大多数の人の感覚ではないかと思います。
もちろんたかが受験勉強で命がけの覚悟などいりませんが、
本気とか限界というのはそんなに甘いものではないのです。
努力で最も大切なのは量でも質でもなく『方向』ですが、
絶対量が無ければ目的地に積み上がることは無いのです。
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