最近はchatGTPをはじめいくつかのAIが実用化されて個人でもお仕事のサポートに使用している人も珍しくありません。
何でも最近では仮想空間に自分のメイドさんを生成して会話や仕事上の調べもの、あるいは今後の事業プランを相談してもかなり精度の高い回答をくれるのだとか・・・
さて、そういった機能について、おそらく裁判での訴状なども作れるレベルに達しているのではないかと思う今日この頃ですが、とうとう免許取消前の意見の聴取にAIで作ったっぽい書面を持ってくる人がいました。
しかし聴聞官もそれに気づいたのか「読んでみて」とのこと、しかしおそらく自分でも意味を理解していないのでしょう、まともに読むことが出来ません。
また聴聞官からの質問にも正しい回答ができません。
個人的には今後意見の聴取や聴聞での書類をAIで作る人は増えてくるはずですし、自称専門家でもそういった連中は増えてくるのは明らかです。
しかし今現在のAIでは効果のある書面は作れません。
何故そんなことが断言できるのかというと、ネットの世界に正しい情報が落ちていないからで、ネットから情報を集めて書面を作る限り完璧なものを作ることはできません。
とはいえ今後50点くらいのものなら作れるようになるかもしれませんし、そうなれば本物の専門家が作る書面の50%くらいのものはタダ同然で入手できるということです。
・・・つまり自分の人生をその時の完璧の半分の出来栄えのものに賭けられるなら、非常に低価格で書面を作ることだけなら可能ということになります。
しかし意見の聴取や聴聞は最終的には人間同士のやり取りですので口頭での展開も少なくありません。
そうなると単にいい書面というだけではなくその内容をちゃんと理解しているかというの重要なテーマになっていますので、
ちゃんと正しい能力を持っている専門家に基礎知識から学んで動くのが最良の結果に近づく近道だと思うのです。
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