本日の御依頼は
小さい違反の後に50キロ以上の速度超過
よくあると言えばよくある違反です。
さて、免許取消からの軽減成功率が上下するポイントというのがありまして、物凄くざっくり言ってしまうと違反そのものの悪質性や危険性、そこに至った事情、普段安全運転しているか、この3つです。
ネットなどでは免許証がなくなった場合に困るポイントや親の介護で運転するなどをアピールすべきだという人もいますが、これはまぁ時と場合としか言えません。
つまり最初の3つでもそうなんですがどんな主張をどの場面でどう主張するかによってあらゆる要素はプラスにもマイナスにもなるという事です。
ただ、都道府県によって大小はあるものの必ずプラスになるポイント、必ずマイナスになるポイントというのは存在します。
それが今回の事例、
1:速度超過の超過レベルが凄い!
2:ゴールド免許を持っている。
この2点です。
さて、それを踏まえて今回の御依頼者様ですが、速度超過の場合ネットなどでは55キロ以上の超過で厳しくなる、いや60キロ超過だ、いやいや80キロ以上の超過なら軽減可能性は0だ、など諸説ありますが、とりあえず僕の事務所の御依頼者様で軽減された方の再考超過速度は制限速度+97キロですので、数字でダメというのはよほどとんでもない超過レベルということですね。
そして速度超過については具体的に何キロから厳しくなるという区切りがあるわけではなく、ごく単純に『超過速度が大きいほど悪質』ただこれだけです。
そして今回の御依頼者様の場合『制限速度の2倍以上』と印象としては結構悪いです。
ただしその速度超過の理由としては息子さんが怪我をして病院に運ばれたので、その病院に向かっていた時です。
とはいえこの理由についても都道府県ごとに取り扱いに違いがあり「それなら多少急ぐよね・・・」と受け取ってくれるところもあれば「それで急いだからってあなたに何ができるの?」と言ってくるところもあります(この時の怪我は命に関わるほどのものではない)
次に運転歴ですが、御依頼者様はゴールド免許で、ゴールド免許の状態で何度か更新もしている『長年に渡る優良運転者』です。
これも都道府県によっては「優良運転者がたまたま不注意が重なって違反をしてしまった。」と受け取るところもあれば「もともと順法意識の低い運転者が運良く捕まらなかっただけ。」と言われるところもあります。
もちろんそういった都道府県ごとの傾向を押さえなければ最良の結果からは遠ざかってしまいます。
そして今回の御依頼者の場合はそういったポイントを確実に押さえていただけましたので、
予定通り
免許取消から180日の免許停止に軽減されました。
今回も最良の結果をお届けできて良かったです。
人生かかってましたのでどうしてもと、
遠路はるばるお礼に来ていただけたのも嬉しかったです。
運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL:03-6356-7386 直電歓迎 090-9232-8731