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免許取消軽減ブログ

カテゴリー : 交通違反業務

2018.07.21更新

神話レベルの昔から
とかく美女は伝説とセットといいますか、
大規模な話では戦争の原因になったり、小規模な話では魚が溺れたり・・・
誰でも軽く数人はピックアップできるほどですね、

さて、容姿というのは才能ですので
活用することは何も悪いことではありません。

そして免許取消の軽減についても全国の都道府県のうち数カ所では女性の容姿で圧倒的な差が付いてしまう所があり、
今回の御依頼地もその一つです。

御相談内容は『ひき逃げ』被害者の怪我は非常に軽傷だったことや被害者にも落ち度があったことから怪我の点数は付かず35点のみでしたが、それでも3年間の免許取消になってしまいます。
ひき逃げは違反の内容としても非常に重いものですので、普通に考えれば軽減率は低く、更にこの時点で最も悪い点は、免許証の住所地はひき逃げの軽減率が日本でも1,2を争う程に低いところだからです。

ちなみにどのくらい厳しいかというと、あまりのとんでもなさ+僕の事務所の御依頼者様ではないのでここでは書けませんが、
ひき逃げとはいえ他の都道府県なら何もしなくても点数すら付かないような状況で弁護士2人がチームを組んで意見の聴取に臨むも箸にも棒にもかからず一切の軽減無しになるところです。

さらに言うとここは本人以外が補佐人で一緒に来るとほぼ軽減措置が無くなるところなので、
補佐人として同行するならちょっと普通ではないやり方をしなければならない所なのです。

なお今回の御依頼者様の場合は引越しさえできればかなりの高確率で免許停止まで軽減できる可能性はありました。
しかし引越しは不可能とのことでしたので、今の状況で最善策を取らなければなりません。

ただ奇跡に近付く足がかりとして
今回の御依頼者様は非常に美人でした。
しかも単なる美人ではなく『すこし陰のある、見方によってはちょっと不幸そうな美人』だったのです。

ちなみに免許取消の会場に来ると普通の美人も気が滅入っているせいかだいたい薄幸系美人になります。

そして当日の意見の聴取会場を見ると、そこに来る聴聞官は美人とそれ以外で恐ろしいほどに対応の変わる聴聞官の可能性が高く、
うまく当たってくれれば一縷の光明はまだ残っていました。

とはいえ、この住所地の担当聴聞官の美人好きには今回の御依頼者様のような静かな美人が好きな人もいれば、派手な感じが好きな人もいれば、外国人に甘々の問題児もいます。
誰に当たるかは実際運とはいえ、突き抜けた美人は万人に認められるものですから担当聴聞官が誰になるかに賭けました。

ちなみにこういう聴聞官の場合に、
御依頼者様が美人で補佐人として男が同行すると、それだけで感情逆撫でして印象は最悪になってしまいますし、補佐人がいること自体がマイナス評価になってしまうことも多いです。
もちろんプラスに転化する手法もありますが、今回の場合は使いませんでした。

そんなこんなで、とても法律職の業務とは甚だ関係なさそうな妄想と思われそうですが、
結果はこちら、

本来3年間の免許取消が、誰でも助かるような案件で弁護士チームが必死に頑張っても話にならなかった住所地で
しかもここの聴聞官は「ひき逃げと酒は絶対に軽減なんてしない」などと暴言を吐くほどだったのに、
この軽減は数字の上では『たった1段階』ですが、歴史に残る一歩だったと断言できます。

まぁ全国のデータをちゃんと持ってる僕の事務所だけの歴史なんですけどね・・・(;´・ω・)

あと、僕はよく美人は得と連呼していますが、
メイクの仕方や姿勢、立ち居振る舞いで相当なレベルになれますので、
女性の場合は、もちろん男性も聴聞官にウケる仕草というのもマスターしていただきます。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL:03-6356-7386 直電歓迎 090-9232-8731

投稿者: 内村特殊法務事務所

2018.07.19更新

短期間にありえない事故を繰り返す人というのがいます。

意見の聴取や聴聞の場で免許取消対象者に触れてきた僕の実感ですが、
ここ15年くらい、瞬間記憶が保持できない人というのが増えているように感じます。

どんな人かというと
『1,2,3,4,5,6,7,8,9,10』と数えていった時、普通の人は「1~10まで数えている」と認識します。
しかし瞬間記憶が保持できない人は4くらいまで進んだ時点で1から順に忘れてしまいます。
この忘れるスピードは加速度的なもので7~8くらいの時点で今聞いている数字と重なってしまい『連続した数字』という認識ができず、単体の数字として聞いてしまいます。
そして9や10の段階ではもう忘れるスピードが入力を追い越してしまい、その会話が何だったかさえ分からなくなってしまっているのです。

上の事例は【聞く】場合ですが《読む》場合なら文字や文章を認識できないということでもあります。
これはつまり文字を読むことはできても文章を[内容を理解]ではなく『文章であると認識』することさえもできないということになります。

ただ文章の場合は小刻みに戻って何度か読み直せば程度にもよるものの問題ありませんが、
これを運転に当てはめてみると一瞬前に見た信号を覚えていない、確認したはずの歩行者を忘れる、見たはずの標識なのに視線を外した瞬間に忘れている・・・ということにもなりかねません。

そして残念なことに、僕の事務所ではこういった人の御依頼というのは受けられません。
というのもこういう人の特徴として会話ができませんので、最初の問い合わせの時点で意思の疎通がほとんどできず、違反や事故の内容も分かりません。

ただし、本当に運転も含めて改善する気があるのであれば、
この現象は認知症などの脳の問題ではなく精神的な問題であることが多いので、適切な対処で改善されることも多いです。

僕の事務所では運転改善のメンタルケア部門もありますので、連続した数字の認識などで「もしかして私も?」と思われた方は少しずつでいいので話して頂ければ御対応いたします。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2018.07.17更新

免許取消の前段階である『意見の聴取』では
聴聞主宰者という人に対して話します。
地方によって聴聞官、審理官、聴取官、色々呼び方ありますが法律上の役職名は『聴聞主宰者』と言います。

さて、人と話すことが仕事な人達ですのでさぞかし能力的にも高く、精神的にも人格者、公平な判断力を持っていると思う方もいるかもしれませんが、この聴聞主宰者にもいろんなタイプがいます。
当然、良い人もいればそうでない人もいます。

ここでいう『良い人』というのは処分対象者の話をきちんと聞いて、軽減されるべき対象であれば然るべき結果が出るように正しい主張を誘導してくれる人のことです。

一方の『そうでない人』というのもいろんなタイプがいますが、今回ご紹介しますのは【感情的な人】ということで、警察の内規では軽減も検討すべきという事案であっても無理やりにでもより悪人に仕立て上げて本来なら免許取消に軽減されるべき処分対象者を取消処分にしてしまう聴聞官です。
こういう人は基本的には悪人ではありません。
ただ正義感がねじ曲がっているというか『悪人を懲らしめるためなら正義の味方は多少のルール違反は構わない』と思っている人でもあります。

先日、意見の聴取に同行した際ですが、意見の聴取というのは基本的に公開で行われますので、ほとんどの都道府県で他の人の聴取の様子を見ることができます。
そこで件の聴聞主宰者の前にいた処分対象者の違反状況は『本来であれば免許取消にならない』条件に合致していました。
※ただこの『本来』というのは警察の内規であって法律ではないので必ずしもそれに沿った処分にしなければならないというものではありません。

とりあえず処分対象者をAさんと呼称します。

Aさんは軽微な違反と重傷事故で免許取消に該当していたので、聴取での主な話は事故についてです。
そこでAさん「被害者さんが飛び出してきて・・・」と言ってしまいました。
すろと主宰者ここぞとばかりに「ひき逃げって何?じゃ被害者の方が悪いって言いたいの?」と大声を出します。
Aさんは「いや・・・急に目の前に出てきたので」
主宰者「だから飛び出した被害者の方が悪いってこと?」
など、飛び出しと言う言葉ついて散々攻めていますが、
この事故現場(信号のない横断歩道)は歩行者にとっては飛び出しても良い場所であって、車側はだからこそ十分に注意しなければならないということです。
また事故当時の様子を聞いている限りですと、歩行者側が走って横断してきたようですので状態としての飛び出しということはできると思います。
そうなると事故原因として責められるべきは加害者の安全不確認であって飛び出しかどうかというのは論点として少しズレているといえます。

結果、この方は免許取消になってしまいました。
正しい進め方をしていれば免許停止で済んだだろうに、他人ごとではありますが残念です。

他にもこの主宰者は法律論ではなく感情論の揚げ足取りで責めたて、酒気帯び運転の違反者Bさんに対しても
「いつものようにお酒を飲んで、代行を呼ぼうと思ってたんですがその日は待ち時間もあるといわれて・・・」まで話したところで
「え?いつも?あなたいつも酒気帯び運転してるんだね!」と被せます。
そこでBさん「いや、いつもは代行で・・」最後まで聞くことも無く「あ?あなたいつもって言ったじゃないの、いつも酒気帯び運転してるんでしょ?」
Bさん「いや、いつもは酒気帯び運転はしてません」聞く耳持たず「どうせウソだよ、あんたみたいなのはいつもやってんだよ」と言い放つ始末・・・・

これもおかしな話で、普段酒気帯び運転をしていたとしてもこの意見の聴取で免許取消の理由として問われている酒気帯び運転とは別物であって、それで罰したいのであればそちらを検挙すべきです。
また取締りを受けていない酒気帯び運転があったとしても違法の範囲なのかはわかりません。
そもそも確証も無いのに「お前はやっている!」と決めつけることは言いがかりでしかありません。
その他の処分対象者に対しても些細な言葉の揚げ足を取って感情的に責め続け、処分対象者が何か言おうとしても「そんなのどうせウソに決まってるよ」と超絶上から目線で言い放ちます。

こういう人に当たってしまった人たちが「意見の聴取ではこっちの話なんて全く聞いてもらえない」という印象を持つんでしょうね。

とはこういう聴聞官に当たった場合でも正しい対処をすれば軽減率を最大限まで高めることはできますので、最後まで諦めずに行動することが大切です。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2018.07.13更新

ggrks=ググレカス⇒「人に聞く前にネットで検索して調べろ」というネットスラングで、
事前に調べるということをせずに先に質問してくる人、あるいは検索の手間さえ面倒くさがる人に対して使われたりしますが、
一方でこの言葉の裏側には『ネット情報は概ね真実である』という前提があると思うんです。

しかし少しでもネットの情報に不安を抱いている人であったり、
僕の仕事で言えば免許取消など人生に関わる情報の場合、まずはその情報の信頼性を考えることだって多いはずです。

そうなると単なる『情報』ではなく『発信者の責任の伴う情報』を希望しているのであれば、
当然ネットで調べること自体が時間の無駄あるいは間違った情報を掴まされる不安感にもつながってしまいます。

ですので僕は御予約の電話を頂く際に御依頼者様から「なにかあらかじめ調べておくことはありますか?」という質問があった場合、
「なにもしないでおいてください」と答えます。

白紙の状態であればそのまま描くだけでいいのですが
間違ったものがプリントされた状態であればそれを一回消したり修正してからでないと真実を描くことができません。

これも『やるべきことをやる、やるべきでないことはやらない』の一環ということなのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2018.07.07更新

今回の御依頼は

前歴2回での人身事故6点にて免許取消に該当

です。

そして今回の問題点というか行動の制限としては『予算が無い』ということです。
ですので僕としては書面作成などではない、俗っぽい言い方をすれば【お金のかからない方法】を御提示し、
尚且つ御依頼者様が自信がその通りに動かなければならない状態でした。

さて、前歴があって免許取消に該当した場合、
免許取消の決め手になっている違反と前歴に含まれている違反が同じ場合軽減率は下がります。
まぁ似たような違反や事故を比較的短時間で繰り返しているわけですから、常習犯と言われても否定できません・・・

そして今回の御依頼者様の場合前歴2回のうち2回目は人身事故ですので、傍目に見れば前の事故で何も反省していない問題児という評価になるでしょうね。
実際取調べでもそういう感じでした(;´・ω・)

そこに来て予算制限です・・・
また、御住所も人身事故に対してやや厳しい住所地ということもあって、この条件を満たして軽減措置を受けられる可能性を高める方法は1つしかありませんでした。
しかもかなり難易度の高い【唯一の方法】です。

しかし御依頼者様は意見の聴取直前に条件を満たして当日実行に移し、
見事『6点から2点への違反点数の変更』によって90日の免許停止に軽減されることに成功しました。

厳しい状況とはいえ
普通ではないようなプランとはいえ
信じて実行していただけた事に感謝です。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2018.07.04更新

スピード違反で免許取消に該当した女性の御依頼者様。
準備を整えていくと概ね80%くらいの確率で免許停止になる状態でした。

しかし御依頼者様は完璧主義者とのことでできることは全部やりたいとの宣言、なので御本人様には厳しいことを言う可能性に御了承頂き裏技を伝授。
御依頼者様の住所地は女性の場合容姿で大きく軽減率が変動するところですので、ふくよか美人の御依頼者様には体重減1キロあたり1.2%~1.5%軽減率が上昇することを伝え、メイクの仕方も指導しました。

結果はもちろん成功、お礼を言いに事務所に来てくれた姿はほとんど別人レベルでした(笑)
ちなみにダイエットというよりも、免許取消になって仕事がクビになることを考えたらご飯が喉を通らなかったそうで、体重は自然と落ちていったそうです。

こういった事例を出すと『やっぱり美人は得なのか?』と思われる方もいます。
しかし世の中には【不美人】というのはほとんどいません。

不快感を与えないように、好印象を与えられる技術を身につければ、一般的な美人と同レベルのポジションになることは十分に可能です。
そこからさらに上積みできる能力というのは言ってみればスポーツなどの才能と同じようなものですので、差がある現実を踏まえた上で現状ベストな行動をすべきだと思います。

ちなみに
男の場合はイケメンかどうかはあまり関係なく、地域によっては〇〇〇の差で軽減率が大きく変動するのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2018.07.02更新

今回の御依頼は

普通免許で準中型自動車を無免許運転

してしまった事案です。
僕の事務所では最も得意とする違反ですね。

そして違反に至る経緯も御多分に漏れず、会社も御本人様も1500キロという積載量で運転できると勘違いしてしまったものですが、
やはり違反の責任は運転者に来てしまいますので、御依頼者様に違反点数25点が付与され免許取消処分に該当してしまいました。

さて、僕はいつも主張していますが、免許取消から軽減を狙う上で最も重要なのは法令がどうのこうのではなく、免許証がなくなったら死ぬかもしれないなどといった個人的な事情でもなく、運転に至った経緯・・・はほんの少し、最重要ポイントは『免許証の住所=都道府県』です。

そして御依頼者様は既に弁護士などに相談していましたが、そこで示された方針は御依頼者様の住所地の場合『軽減率0%』の行動でした。

とはいえ意見の聴取まではまだ時間もありましたので入念な準備をし、あとはいつも通り罰金は不起訴(処分なし)となり、意見の聴取でも補佐人として同行し、県の免許本部の警察官ともいつも通りに和気藹々とお話しして、結果は僕にとっての予定通り

2年間の免許取消が180日の免許停止に軽減されました。


そして御依頼者様とも記念撮影♪

御依頼者様は「顔出し実名全然OKです(笑)」と言ってくださいましたが、そこは個人情報に配慮してこんな感じです。

今回も最良の結果をお届けできて良かったです。

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2018.06.30更新

今回の御依頼は

死亡ひき逃げ事件で違反点数50点、免許取消後の欠格期間は6年です。

文字だけで見れば極悪人ですね。
しかし

道路で寝ている浮浪者を踏んでしまった死亡事故

ですので、本来いるはずのない被害者を踏んでしまった事故とも言えます。

また、一旦は現場を離れているとはいえちゃんと戻って来てますので一般的なひき逃げ犯とはかなり違いがあるとも言えます。

ただ、ひき逃げ、法律上は救護措置義務違反といいますが、こちらは基本的に救護の措置を取らずに現場から離れた時点で成立します。
もちろん故意か過失、あるいは事故の認識が無かったといった要件はいくつもありますが、それらも過失の大きさというか、
被害者の存在に気付かなければならない事故など事故や道路の状況で大きく変わってきます。

そして今回の事故は
1:見通しが良い広い道路
2:それほどスピードも出ていない(でも制限速度は違反
3:ライトが下向き(前照灯違反
4:周辺に他の車もいて『普通ではない状況』は見て取れた
まぁ道路で寝そべること自体が道路交通法違反なんですが、だからといって轢いて良いわけではなく、
さらに言うと『相手の方が悪い』というのは事故《まで》の違反状況(50点中15点)であって、ひき逃げという事故《から》の違反(50点中35点)とは別の論点です。

普通の事務所なら「うちでは取扱いできません」と匙を投げるか、金目当てにできもしない依頼を受けて「ダメでした」という案件ですね。

しかしまだまだ光明は見えていましたので『やるべき仕事』を果たした結果

刑事処分に関しては死亡事故、ひき逃げ双方で不起訴(処罰無し)、行政処分は6年間の欠格期間を1年間に軽減成功しました

・・・普通の弁護士や行政書士なら大成功と両手が上がるところですし、御依頼者様も喜んでくださいましたが、免許証自体は取消ですので宇宙一の僕としてはもう一歩踏み込んで免許停止にできなかったのが残念です・・・

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2018.06.25更新

平成29年3月の法改正で新設された

準中型免許

ですが、
準中型免許で中型自動車を運転、あるいは普通免許で準中型自動車、はたまた普通免許で中型自動車など、
僕の事務所でも取り扱いが増え、結果もどんどん出てきています。

さて今回の無免許運転の内容は

準中型免許で中型自動車を無免許運転

してしまったものですが、
御依頼者様は元々普通免許証を持っていましたが、平成19年の中型免許が施行された時の普通免許で準中型免許になってからは自動的に『5トン限定準中型』という免許の種別になります。

ちなみにこの場合、免許証の表記自体は普通免許のままでも中身の方は5トン限定準中型になっていますので、
車両総重量が5トン未満の準中型車に関しては運転できますし、5トン以上の準中型を運転した場合は無免許運転ではなく免許条件違反となりますが、警察官でも間違って取り扱ってしまう人も時々いますので注意が必要です。
※違反点数を付けるのは免許本部ですので大抵そこで判明しますが

そして今回の御依頼者様も新しく準中型免許を取得するのではなく、前の普通免許の5トン限定を解除して完全版の準中型免許になったものですが、この場合教習所でも学科の授業はありませんので法令についての勉強は不十分でした。
もちろん免許証を持っている責任という意味では不足していますが、会社で「この車は乗れるよ」と言われている車について、まさか実は乗れないなどとは思うはずもありません。

また、積載量は乗れる範囲ですが総重量でダメということは
あくまでも見た目は乗れる範囲です。

そして無免許運転のような重大な違反の場合、
最も重要なのは法理論ではなく住所です。

つまり『無免許運転で免許取消処分に該当した場合に軽減措置のある都道府県』でなければならないということで、絶対ダメな都道府県の場合、何をどうやっても無駄な努力です。

今回の御依頼者様の場合は平成30年6月の時点で日本で最も中型、準中型無免許運転の軽減率の高い住所地だったこと、取締りを受けた直後に御依頼を頂いたので最初の警察署での行動から最良の選択肢が取れた事が良かったです。(『違反地』ではなく【免許証の住所地】です)

もちろん結果は僕にとっての予定通り

2年間の免許取消が180日の免許停止に軽減成功です


結果は凄いのですが、
正直今回はかなり余裕がありました(笑)

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2018.06.19更新

今回の御依頼は

酒気帯び運転の同乗罪

です。
これはどういうものかというと【酒気帯び運転の車に同乗してしまった】という違反で、運転した人と同じ処分になってしまいますので運転者アルコール検知結果が25点相当の場合2年間の免許取消処分になってしまいます。

酒気帯び運転は全国的に厳しく扱われていますので、当然その関連違反も同様に厳しく扱われます。
ただ今回の御依頼者様の場合いくつか主張できるポイントがあったこと、全国の都道府県のうち《その主張をした場合に採用される可能性の高い場所》だったことから十分に可能性はあると判断し、入念な打ち合わせの下で聴聞に同行しました。

余談ですが『意見の聴取』と【聴聞】はどちらも重大な処分を受ける前の弁明の機会で、やることも基本的には同じです。
ただ点数による処分の場合が意見の聴取、点数によらない(本人が直接違反者ではない場合や、病気などの場合)が聴聞と呼ばれています。

そして聴聞が始まりますが、やはり聴聞官からも厳しい質問が矢継ぎ早に叩き込まれます。
取調べの調書との微妙な違いを指摘され「それは本気で言ってるの?」「訂正する気はないの?」「自分がどれだけのことしたかわかってる?」会話の中にも無言のプレッシャーをかけてきますが、御依頼者様は打ち合わせ通りに動いてくれ雰囲気や表情もきっちりやり切ってくれました。

精神的にもかなり苦しかったと思いますが、
ここで事前のプラン通りに動いてくださったことが最高の結果に近付いた要因かと思います。

その後補佐人である僕の番ですが、攻めるところと受けるところ、認めるところと認めないところ、御依頼者様と聴聞官の会話の中で重要なところと論点ではないところを修正して全体の流れを微調整し、決めフレーズで締めます。

一部対立するような構図になるところもありますが、僕は別に警察に対して敵対しているわけではありませんし、実は警察官も『危険性が低いと思える人なら軽減してあげたい』と思ってくれている人も少なくありません。
それを警察嫌いの交通ジャーナリストの記事やネット情報を鵜呑みにして警察を敵視しても良い関係が構築できるはずもありません。

ちなみにこの日は全員の聴取&聴聞が終わってから聴聞官とも軽く話しましたが会話の調子はいつも通りで、なにも厳しい言い回しなどはありませんでした。
格闘技と同じでリング外では友好的な紳士ですよ。
・・・まぁ本気で腐ってる聴聞官もいますが、それにはまた別の対処法があるのです(;´・ω・)

そして待ち時間も担当警察官と筋トレの話したりして過ごしいよいよ結果発表。

この緊張感は何回やっても慣れません。
軽減される時の呼ばれ方ですが、いくつかパターンがあって
1:取消の人全員に取消処分書を渡して処分執行をして全員帰らせ、入り口のドアを閉めて「ここに残っている人は免許取消ではありません」と言われる。

2:別室に呼ばれてそこで処分を受ける。
先に呼ばれる、後から呼ばれる、休憩時間に呼び出されるなど方法は様々

3:みんな一斉に処分書を渡される。

4:一人づつ個室で処分書を受け取ったり、後日警察署で処分書を受け取るので特に何も変化なくそのまま処分書を受ける。

今回の御依頼者様の場合は2のパターンだったのと、この処分地の場合は「今から読み上げる番号以外の方は〇号室に移動してください」と言われますが、その〇号室に移動する人は全員アウト、移動しない人は軽減、他の違反が発覚したので加重処分、再審査で一旦免許証は返却(後日取消になる場合もあり)など、通常の処分とは変更される場合がほとんどです。
しかし「やっぱり通常通りの取消」ということも時々あるのでまだ気は抜けません。

そしていよいよ御依頼者様が別室に呼ばれましたが、この時担当警察官を少し会って軽く目配せがあったので軽減措置はあるだろうなとは思いました。
しかし別室で渡されたのは処分書ではなく免許証、警察官からのお言葉は「ちゃんと主張は伝わりましたので、審理の結果今回は【不処分】ということになりました。お疲れさまでした。」と、ちゃんと反省ができていることや今後の運転に気を付けるという事を確認した後がっちり握手!

御依頼者様はあまりの結果に一瞬状況が飲み込めなかったものの、崩れ落ちんばかりに喜んでくださいました。
警察官も満面の笑顔で「さて、他の人はみんな取消なので、先生いつもみたいに裏口からこっそり帰ってくださいね(笑)」とのこと、長居して警察官の方に迷惑かけてもいけないので裏口から僕、御依頼者様、御依頼者様を聴聞会場まで車で送ってくださった御友人と3人で会場を後にしました。

結果として今回は

2年間の取消処分が完全不処分、つまり何もなかったことになり違反歴ごと消えてなくなりました。

最高中の最高の結果をお届けできて良かったです。

ちなみに罰金はもう少し早い段階で無しになってますので、完全に処分無しということです。

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