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免許取消軽減ブログ

カテゴリー : 格闘技とかスポーツとか

2024.07.02更新

「プロになりたいんです」と言って格闘技道場の門をたたく若者というのは
大きなイベントの直後なんかだと多少増えますが、流行り廃りにかかわらず一定数はいる感じです。

さて普通の生活を送っている人がプロ格闘家になるにはどうすればいいかというと、
一番簡単なのはネットなどでプロフィールを公開して「私はプロ格闘家です、団体主催者様オファーお待ちしています。」と発信すれば肩書だけは一応プロ格闘家です。

もちろん実績はありませんが、プロ格闘家という資格が存在しているわけではなく、ボクシングなどの《ライセンス》というのはあくまでもその競技あるいは団体に出場するための認定証ですので極論すれば自分で団体を立ち上げれば『初代世界チャンピオン』を名乗ることも理論上は可能です。

実際やればインチキ野郎と叩かれますが、
とりあえずウソではありません。

とはいえ一般的にプロ格闘家と呼ばれるのはプロ格闘技の興行に出場している選手ということになりますので
ちゃんとした団体の試合に出場できる実力と実績を持った選手という意味になります。

ここまでがこの項の前提です。

そして冒頭に戻りますが、全くの素人からプロ格闘家になる人はどのくらいいるかというと、僕の個人的な感覚でいうとジムのカラーによって異なりますが入門動機にプロ志望と記入する中の30人に1人くらいじゃないかなと思います。

これだけを見ると狭き門のように感じますが、実際にはちゃんとプロになれるだけの練習をしていれば最低限の実力は付きます。
つまりただ練習さえしていれば土台は出来上がります。
しかしその「ただの練習」ができる人がほとんどいないということです。

ここで学校の部活で強豪校と言われるところがどのくらいの練習をしているかというと
僕が実際にやってた高校の柔道部では平日朝は寮から学校まで5キロくらいをランニング、学校到着後朝練、昼休みは食事前に筋トレ、授業終了後3時半くらいからだいたい8時くらいまで練習、寮までランニングで帰宅、1年の間は洗濯などの雑事を済ませて就寝、土曜日は柔道練習が1時くらいから7時くらいまで3時間×2部練習、日曜や祝日は午前と午後で2部練習、それが終わったら筋トレという感じで、今の感覚では無駄な練習に無駄な時間を浪費しているだけだと分かってますが、当時は概ねどこもこんな感じでした。

そして社会人になってからであれば学校の授業よりも長時間の労働がありますので練習時間も短くなります。
しかし最近では練習も効率的にやるようになってますので『量』については昔ほどは重視されていません・・・あくまでも上記のベースを踏まえた上での『量は重視しない』ですが・・・
とはいえ週一くらいの完全休養日を設けて毎日練習するのは基本ですし、毎回の練習でしっかり追い込むのは呼吸と同じレベルですが、
まずこの時点で普通の人はできません。

またプロを目指して練習するなら先輩たちもそういう対応をしますので
楽しいスパーリングだけではなく厳しい練習もしなければなりません。
そんな中で厳しさに耐えられなかったり先輩プロや他のプロ志望者との差を感じて諦めたりするのですが、それでも自分を高めるために練習を続けても全然問題ないはずなんですが、最初にプロという目標値を設定してしまったため辞めてしまうという実にもったいない人がたくさんいるのです。

前置きが長くなりましたが
プロ格闘家になった人というのは『ちゃんと頑張る』ことを『ちゃんと継続』してこれた人ということになります。
もちろんそんな練習に耐えられるだけの体の強さという最低限の才能は必須ですが、強くなるために最も必要な才能は正しく継続できることです。

そんななかで御紹介する選手がパンクラスに参戦中の友寄龍太選手。
この子は僕が顧問を務める『パラエストラ西東京』がプレオープンの頃にジムを訪れ、
「プロになるために沖縄から上京してきました。」と話しました。

そういう子は他にもたくさん見てきたので
まずは格闘技を楽しんでほしいと思って練習を見ていました。

またプロになるために必要なこととして『毎日練習(笑)』と伝えました。
ベース格闘技は何もありませんが、その分余計な前情報も持たない分吸収も早く、
素直な性格も相まって気が付くといつジムに行っても見かけるようになり、アマチュアでも実績を積み
国内では修斗と並んで老舗ツートップの、当然レベルも最上級の団体であるパンクラス東関東トーナメントでも優勝してプロ昇格を決め、ついに迎えたプロデビュー戦でした。

個人的にはデビュー戦ってタイトルマッチより意味が大きいと思っていますが、それは0が1になる瞬間だからです。
またタイトルマッチは何度もできるチャンスはありますがデビュー戦は本当に一生一度しかありません。

肝心の試合はデビュー戦ですので相手も戦績としては同じくらい、とはいえ基準の厳しい団体でプロ昇格を決めているのですから弱いはずはありません。
しかし序盤から全局面で圧倒、相手のディフェンスも固く決めきることはできませんでしたが、それでもフルマークの判定勝ち、文句のつけようがない試合は道場で観戦していたジムメイトたちも大歓喜!!!
同じころに入門した同期もセコンドとしてプロのリングに触れ、
おそらく本人も【自分の試合で誰かが感動する】のがプロというのを実感できたのではないかと思います。

真っ白から約3年、ひたむきに一生懸命頑張ってきた結果、強さと仲間を手に入れ、人間的な成長も見せてもらいました。
とはいえまだデビュー戦、プロ格闘家ライフは始まったばかりですが、周囲を自分の力で感動させる、夢を見てもらう、そんな選手に成長してもらいたいなと思いました。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL:03-6356-7386 直電歓迎 090-9232-8731

投稿者: 内村特殊法務事務所

2024.06.15更新

ちょっと興味深い記事でしたので
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fde7faab3d0a3b77bbfc2d449077f8aaa0f60ba?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR2MlJ157r1o5OQI8gh9SDqQqgYwGoKWLlVxf9VaigJZXP6xHGBdDbLNpRc_aem_ZmFrZWR1bW15MTZieXRlcw

プロテイン不要論って定期的に出てきますが、
ある意味否定派たるこの専門家さん自身が答えを言ってるようなもので《必要な栄養素が摂れているならそれ以上取る必要は無い》が結局のところの結論です。
ところが『必要な量』といっても目的とする体によっても違いますし、なにより【食える才能】というのは個人差が大きく、甲子園に出るような高校球児なら食事だけで必要な栄養素を賄える【食力】もあるでしょうし、脂質や糖質などある種余計な栄養素も毎日の練習で消費できますので、しっかり食べれば十分でしょう。

しかしそれは才能と環境がある人の傲慢で【必要なものを必要なだけ、そして不要なものを摂らずに済む】ためであればプロテインは必須ではなくとも有用ではあるはずなので、食が細い子ならおやつのカフェオレみたいな感覚で飲んでも良いんではないかと思います。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2024.06.12更新

少し前のXで画像のようなポストがありまして・・・・界隈が中々ザワついたんですが・・・

ここでいう『ガチスパー』というのは解釈はいろいろありますが試合に近いくらいの勝負論まで持ち込んだ全力スパーと解釈しますと、1ラウンドあたりの時間は書かれていませんが『年間250ラウンドの全力スパーリングをこなしているから日本拳法の選手は強いのだ』とのことです。

さて、常々言われることですが特定の競技に強いとか弱いとかはなく、今現在その競技の中に強い人がいるかどうかというのが社会的な立ち位置になるのですが、その競技に携わる人の平均値としてどのくらいか、あるいは上位陣の強さの平均値がどのくらいかという観点でいうと競技人口も影響してきますので柔道やレスリングといった五輪競技の上位陣はとてつもなく強いです。

そして強くなる原理としてこの人の理論を応用すると、僕が高校時代の柔道部の練習ですが
※柔道は頭部への直接打撃が無いので脳にダメージが溜まらないので全力スパーリングもできますが、
ボクシングなどの打撃格闘技でこんな練習をしたらもれなく壊れます。

ガチスパーという意味では毎日5〜6分✕30本くらい+日曜祝日はそれを2部練、気合が足りないと判断されれば傷害事件レベルの暴行、平日は朝練+昼休みの筋トレ+通学路もランニング••••年間ガチスパーの本数でいえばおそらく年間80000~90000本+前時代的な根性論の筋トレをやり、しかもその練習量もそれほど珍しいわけではないのでおそらくそんな練習をこなしてきた人が数十万人はいるはずです。

そして怪我しても休めないんだからそりゃ強くなる••••か体壊しますよ・・・

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2023.12.09更新

「今一番好きな漫画は?」と聞かれたら
『アスミカケル』と答えます。

個人の好みという事が前提とはいえ
ヒロインが可愛い!つまりヒロインが可愛い!
眼鏡&ギザ歯&マッチョなヒロインが度肝を抜かれるほどツボ過ぎる・・・・

まぁそこはビジュアル面での好みということですが、
本編のリアルさが良いというか、ある程度格闘技を指導する立場になったから見えてくることですが、
バトル漫画やスポーツ漫画はリアルに寄せると地味になります、かといって派手にするとファンタジーになります。
異世界転生などの剣と魔法の世界ならそれも良いですが実在スポーツを描くなら匙加減が非常に重要になってくるのです。

そういう意味では本作は地味といわれるかもしれません。
主人公は武術家の祖父から手解きを受けているのでスポーツとしての格闘技とは異なる技術体系もすでに持っている状態からスタートしますが、だからといって謎技術で無双できることもなく、現代総合格闘技に上手くアジャストして自分なりの勝ちパターンを構築していく最中です。

ただその祖父も認知症を患いいろんな部分があいまいになっているものの、長年の修練は技術の衰えを見せず、同世代と比べても体の健康度でいえば比較になりません。

そしてそんな祖父からの手ほどきに嫌気が差し、日の当たる舞台で自分が強いことを証明したくて家を出た兄、

ここで『格闘技を始める動機』として主人公の《強くなりたい》と兄の【自分が強いことを証明したい】という対立軸ができています。
また健康な体を持っていなければ人生を楽しめないという老人問題にも切り込んでいますし、そんな祖父を介した兄弟の想いも良い柱になっています。

また少年漫画では骨折くらいは怪我のうちに入らないのも常とはいえ、本作では関節技を取られた際にタップ(参った)しない美学を真っ向から否定していますが、これも僕が初心者に指導する「タップすることは恥ずかしいことじゃない、それもまた怪我をしないことの護身の一つだし、今現在の自分の弱さを受け入れられる強さだよ。」の実践でもあると思いました。

更に主人公たちを導く大人がちゃんと大人の仕事を果たしているのも大きく「親御さんがお子さんを安心して通わせられるジム」あるいは日常と非日常の境をしっかり描いているのも好感が持てますし、命を削って戦う選手を興業の道具にしか見ていない汚い大人ももちろんいます。
そしてプロとして戦いたいと思いながらも今現在の生活との狭間で揺れるベテランファイターなど、格闘技の光と影のコントラストも素晴らしいです。

もちろん前作【火ノ丸相撲】からの絵柄は文句なしで、組技の展開も多い総合格闘技だからこそ『体のどこがどうなってるかがちゃんと分かる』画力は感嘆しますし、古武術を現代格闘技の融合というのもリアル一辺倒ではなく漫画としての面白さもアクセントとして加えています。
ただ古武術の技の中にも実際使えるものはたくさんありますし、組み合わせることで新しい発見も今現在最先端でも生まれているのですから、ある意味一週回ったリアル感でもあると思います。

しかしそんなアスミカケルですが、週刊ジャンプの読者層には渋すぎるのか、あるいはヒロインの可愛さがお子様には理解できないのか掲載順はやや後ろの方です。

長期連載になるためには週刊ジャンプでは人気順=掲載順という傾向があるので前の方に行かなければなりません。

週刊少年誌という媒体ではじっくり腰を据えて読む漫画は好まれないのかもしれませんが、
これから格闘技を始めたい人に、あるいは今現在取り組んでいる人に、そして現役を離れた人に対して一読してほしい一作だと思います。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2023.11.23更新

時々「いつ寝てるの?」と聞かれることがあるんですが、
寝起きが良いだけでよく寝ています。

おそらくそういうことを聞く人は深夜に電話しても対応していることとか
メールの返信が深夜なのを見てそう思っているのかもしれませんが、
僕は経営者の中ではよく寝てる方だと思います。

とはいえ
あまり寝られない時期が生じることもあるので、寝不足が体にどんな影響があるか、とある現象で痛感しました。

睡眠時間が3時間台が三日ほど続いた時、筋トレにどんな影響が出るかとやってみたところ・・・キックボクシングのスパーリングで距離感や速度感が明らかに変わります。
相手の攻撃の見切りも甘くなっていますし、単純に意識と動きにズレが出ています。

もちろん瞬間的な筋出力も落ちています。

そして筋トレでは腹筋30回程度で攣りました(笑)

とりあえず
寝ないのはダメですね(;^_^A

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2023.11.15更新

先日ご紹介していました
パンクラス世界ランキング5位のリトル選手
11/12に無敗の新人王を迎え撃つ厳しい戦いでしたが接戦をものにして2-1の判定勝ちでした。

これは入場時ですが
3ラウンドのうち1,2ラウンドはほぼ取られて最終第3ラウンドでの魂の反撃で前2ラウンドのマイナスを取り返しての薄氷の勝利だったので試合終了後はかなりボロボロでした(笑)

公式の煽り映像もありました。
https://www.youtube.com/watch?v=AAvtqUD9Qqg

このリトル選手、
格闘家以外に経営者として複数の会社を経営し、都知事からも表彰を受けているほどです。

しかし年齢的にも落ち着いた試合運びをするかと思えば毎回アグレッシブで試合終了まで止まることがありません。

それは仕事と違って不器用な試合しかできないからこそ、技術を広げるのではなく自分の得意を研ぎ澄まして倒しきる試合展開で勝つタイプということですが、
実際の試合では『一発で倒せる打撃を持っている』・・・だけでは倒せません。

相手だって同じような武器を持っているのですから【倒せる距離は倒される距離】でもあるわけでその危険区域に自分から踏み込んでいくことが格闘技の感動なんだと思います。

ちなみにこのリトル
僕が入院した時にも真っ先に駆けつけてお見舞いやDVDなんかを大量に持ってきてくれる人情家ですなのですが、そういう人間性も【応援させ力】なのかもしれません。

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2023.11.11更新

このブログにも時々登場する
パンクラスの世界ランキング5位のリトル選手です。

この写真時は計量まであと数日で

「あと3キロくらいなんで、順調っす(笑)」

元々太ってはいないので減量幅はそれほど大きくないのですが軽量級の選手にとってここからの3キロ弱は文字通り『動ける要素以外をどこまで削ぎ落とせるか』になります。

といってもリトルもベテランですし、減量スケジュールもある意味『いつも通り』でリミットの52.2キロまでは予定調和です。

そんな今日は計量前の仕上げ段階でしたが

「あとは水調整だけです(笑)」
と見るからに不健康な状態でウィンドブレーカーを着込んで練習後

簡易テント+パネルヒーターで出し切ります。
※鍛えぬいた格闘家+周りに知識のある人がいるからできる行為ですので、普通の人は絶対に真似してはいけません。

さて、減量という行為に対し『なんで弱くなるようなことをするの?』と無差別至上主義の人たちは嘲笑する向きもあるようですが、
例えば『重いものを挙上できる』というのが強さなら減量することは基本的に弱くなることと同意です。

もちろん筋肉量を落とさずに脂肪だけを落として出力効率を上げるための減量であれば強くなる減量ともいえます。

しかし格闘技の減量は最終的には出力自体も下がります。

それでも減量するのは人それぞれ考え方もありますが、
僕の場合でいうと『最速で動ける体と頭になること』です。

格闘技で相手に与えるダメージは筋力や体重も加算要素ですがもっと大きいのはスピードです。
強く当てることよりも速く当てた方がはるかにダメージは大きくなりますし、意識の外から当てればさらに大きくなります。
また減量後半くらいから頭も冴えます。
途中段階では思考は鈍るんですが、最終的には感覚が鋭敏になりますし落ち切った体重にエネルギーを入れるとさらに一段階、感覚にブーストがかかるような感じになります。

試合というの相手も同じような状態になっているということです。

そういう意味で『殺傷力を最大値にするため』に減量するということなのです。

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2023.06.12更新

よく新人格闘家が『リングで死ぬなら本望』みたいな発言をしますが、
まぁ若気の至りかリップサービスなんですけど
僕自身末席とはいえ格闘技のプロとして活動し、引退後もなんだかんだで業界に接している身としては
やっぱりリングは絶対に死んではいけない場所だと思ってます。

暴力的なスポーツである格闘技が社会的に意義のあるものであるためには『防げる事故は万事を尽くして防ぐ』ことが必須で、
つい先日もとある格闘家がテレビ番組で人生の目標として掲げた100試合目を実現するために頑張っている様子、そしてその試合への密着レポなどもあったようですが、
少し見ただけでそれ以上見れませんでした。

僕自身好きな選手だったこともあって気になったのは事実ですが
在りし日の面影は微塵もなく、言葉を飾らずに言えば『弱くなって』いました。

また話し方や動きなども
頭も体もダメージの蓄積は相当なのだろうと伺えましたが
それを美談に仕立て上げる番組構成には人の人生なんてどうでもいいと考えている人たちが、上辺の感動で起きた一件のリング禍(りんぐか=試合中の重大事故)がどれだけ他の選手や積み上げてきた歴史を崩してしまう危険性があるのか、それは安全な場所から他人が人生を賭けて、そして壊れていく姿を眺め、最後には使い捨てにしていくような空恐ろしさも感じました。

格闘技ブームなどと言われて久しいですが、
最近の格闘技を取り巻く環境は選手や歴史に対して全く敬意を払わない層の大金によって歪な方向に流れていると・・・遠からず大きな事故が起きる怖さを感じています。

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2023.05.23更新

「緊張しないようにするにはどうすればいいんでしょうか?」
というお悩みはよく聞きます。

僕自身末席とはいえプロとして格闘技の世界に居ましたし、
資格試験だったり、あとは毎日の業務も真剣勝負ですので、
基本的に緊張するような場面は毎日のようにあります。

また御依頼者様の人生に関わる場面も多いので
スタッフも初心者の時にはかなりの心労だったようです。

さて《緊張しないように》というのは、結論からいえば【無理】です。
・・・元も子もない回答ですね(;^_^A

ですがそれは投げやりになっているわけではなく
「そういうもの」で、緊張が有るか無いかでいえば必ず『有り』ます。

大事なのはそれをどう感じるかです。
よく「殺されるようなことは無いから気楽に(笑)」みたいに励ます人もいますが。
プロ格闘技のリングは油断したら・・・万全を期しても死ぬ可能性だってあります。

資格試験や受験なんかだと一生ものの変化、場合によっては死ぬより辛いことかもしれません。

そんな状況で緊張しないなどというのはあり得ません。
ただ人によっては「私は全く緊張しません。」という人もいますが、そういう人は
1:体は緊張しても脳にその緊張が届いていない⇒これはある種の障害で、痛みを感じないのと同じく気付かないままで大怪我の可能性もあります。

2:その行為を重要と思っていない。

このどちらかであることがほとんどです。

緊張する=鼓動が高まって血流が早まり、体の隅々までエネルギーを送り込もうとしている状態、また掌や足の裏に少し汗をかいて滑らなくするのは武器を使って殺し合いをしていた時代の名残です。

それらは自分の上限、あるいはさらに高い限界突破をするための【生き残るための準備】です。
つまり緊張している時は自分が最大限の能力を発揮する準備が整っている自然な状態であり、体と心が一致している状態なのです。

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2023.05.17更新

格闘技も一過性のブームから安定したコンテンツとして認知されてきたような気もしますが、
その一方大きなお金が動くのは反社会的な雰囲気を出すようなジャンルだったりするのは少し悲しい面もあります。

そんな中で僕も格闘技を指導することも時々あるんですが、
特にキッズクラスや中高生、あるいはその親御さんに伝えることとして
『強くなれたという結果は周囲の優しさでできている』ということです。

これは初心者の時から世界王者みたいな人はほぼいません。
普通のプロ選手とまともにやり合える人というのもほぼいません。
他のジャンルで相当な実力がある場合などは別ですが、全くの初心者で始めた場合、強いか弱いかでいえば圧倒的に弱いです。

そんな時に上級者から見れば『壊そうと思えばいつでも壊せる』状態です。
もちろん意図的に壊すようなことをすれば犯罪ですが、結果的に壊してしまった場合罪には問われません。

しかし上級者たちは初心者相手に全力を出すようなことはしません。
一方初心者側も上級者に対して喧嘩を売るようなことはしません。

だから継続することができて初心者は強くなれて、上級者は自分の技術を継承してくれる相手が生まれるわけです。

『一人では強くなれない』という言葉の真意は教えてもらうという事の他にも『守ってもらえた』という意味も含まれているということ、そして教えを求める側も伝えてもらえる関係を作ったという事、だから格闘技はコミュニケーションのスポーツであると僕は思うのです。

ただ最近ではそのコミュニケーションという意図が世間から乖離して内輪だけの騒ぎになってしまっていること、そして見る側も自分たちとはつながりのない世界の話として、文化ではなくエンタメとして消費している流れにはあまり良くないと思っていますので、僕が顧問を務めるパラエストラ西東京では事故を律する武道的な観点を大事にしていきたいと思っているのです。

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