先日の意見の聴取に同行した際、
僕らの前に席に座っている人も同業者っぽい感じでした。
バッジを付けていたのは分かったものの後ろからなので職種までは分かりませんでしたが、
手には『上申書』というタイトルの書面をもって依頼者様と話されていたので、補佐人として聴取に同席するのでしょう。
前の席なのでその上申書の内容も目に入ってしまうんですが、
正直なところ酷いと言わざるを得ない内容でした。
上申書の文面もそうですがそれ以外のアドバイスに関しても
少なくとも僕の感覚としては『やってはいけない事』ばかりです。
もちろんその先生が「これこそ完璧」と主張するのであれば
本人としては正しいのでしょう。
しかしそこにあるのはネットなどで出回っている間違った情報をそのまま使っているものでした。
何度も意見の聴取や聴聞会に出席していると
こういう『根本的に間違ったやり方』に遭遇することも少なくありません。
しかし、聴取会場は主に都道府県警察本部や免許センターですので、その中での営業活動は禁止ですから
直接声をかけることはできませんし、そもそもその二人の関係が単なる依頼者なのか会社などでの顧問なのか
あるいは友人なのか、いろんな事情もあるわけです。
また依頼者様としても値段だったり近かったりいろんな要素から検討して選んでいるんでしょうから
その選択に対してまで僕がケチを付けるような事は出来ません。
ただ、そういう人はかなりの割合で『正しく進めれば軽減される』というのが残念なのです。
行政書士内村特殊法務事務所
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