日本を代表する・・・はずの企業で
耐震＆免震偽装だとか・・・
似たような事件はちょくちょく聞きますね。

こういった大規模工事基礎部分でのインチキは『その時』が来るまで分からないわけで、
他の部分はしっかりしているだろうし、偽装しているとはいってもそこは高い技術力も持っていいるだろうから
現実的に『事件化』することはほとんど無いと思います。

ということに勘違いしてしまったんでしょうね。

さて、
僕の取り扱う交通違反案件にもインチキ業者というのは沢山います。
具体的な手口は模倣犯が増えますので避けますが、言える範囲としては
意見の聴取に専門家を自称して同行し、警察本部の警察官や聴聞官からケチョンケチョンにやられてる奴はよく見ます。

法律の専門家の本物でも思いっきり間違った主張をしてガチ泣きさせられてる人もいますが、
依頼者にとっては泣こうが喚こうが、そいつがインチキだったことはそこで判明してももう手遅れです。

そして僕はバイクが趣味なのですが盗難対策として自宅のガレージには500円玉くらいの太さの極太のチェーンロックと通称地球ロックと呼ばれるコンクリートの床面にアンカーを打ち込んでいます。



このアンカーを埋め込む際に穴を掘るんですが、普通では考えられない程目の細かい格子状の鉄骨が張られていたそうで、埋め込みが大変でした。
これは地震や地盤沈下などに対して強靭な構造にするためですが、
10年やそこらで何かが起こる可能性などほぼ０に近いです。
20年でもやっぱりほぼ０です。
それでもこの家を建てた施工業者はガレージ部分をそんなに強固にしてくれていました、
これも大規模災害が起きたとしても、何も変化がなければそこにありがたみを感じられないかもしれません。
アンカーを埋め込まないと気付かなかった事でしょう。

もちろん引っ越す時に業者からアピールされたこともありません。

誰に見られることもなく、文字通り縁の下の力持ちはじっと耐え忍んできてくれたわけです。

たとえ気付かれなかったとしても、
ただ何事も起きなくて結果的に無意味だったとしても、
目に見えない安全と安心を提供することこそプロの手仕事だと思います。

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