4月 | 2020 | 内村特殊法務事務所、ただいま営業中！

免許取消軽減ブログ

アーカイブ : 4月 2020

2020.04.30更新

一つの悪意は一つの感謝で

法律用語で【悪意】というのは『事情を知らない』という意味ですが、
世間一般でいう〖悪意〗というのは［積極的に害する意思］というものだと思います。

先日来日本中を席巻しているコロナウィルスですが、体の不調は気持ちの不調にもつながるのかいろいろと病気以外の害悪も聞かれまして、その中には医療従事者の子供さんを隔離したり、運送業に従事する人に対して「コロナ運んで来るな！」みたいな心無い対応をする連中もいるとかいう話も漏れ聞こえます。

自分の身近には真っ直ぐな人間がほとんどですのでそんなことを考え付く人すらいないのですが、先日とある運送業の人と話してみる機会があり、そこで聞いた話としては荷物を受け取る際にアルコールスプレーを噴霧されることは時々あるということを聞きました。

不安な気持ちも理解できますが、仮にその荷物にウィルスが付着していたとしても触った瞬間感染するものではなく、受け取ってからでもできるはずです。

配達の方は非常に悲しい気持ちになったそうですが、時節柄仕方ないと考えるようにしていたということでした。

マナーとか気遣いとか・・・僕は阪神の地震の時に関西にいましたが、非常事態で町や道路が壊れたとしても、その損壊は目に見えますし良くも悪くもすぐに慣れます。
しかし昨今の買い占め騒動然り、もっと長期間壊れるのは人の心です。

その運転手さんもその一回のスプレーでかなりショックだったようですが、僕としては一つの悪意は一つの感謝と等分でしかなく、その一つの悪意を他の善意に優先することは善意をくれる人達を低く見ていることにもつながりかねないと思います。

まぁ実際されれば凹むとは思いますが、
それでも幸せの心理学ではありませんが、
何かで嫌なことをされたなら、同じ数の良かったことを思い出せば十分です。

ちなみに同時に聞いた別の方は「仕事に影響がない限り全く気にしません。自分で消毒する手間が省けてむしろ効率的っす（笑）」ということでしたので、直接支障が無い限り気にしないというのも最強かもしれません。

運転免許取消処分の回避＆軽減専門で３０年！
内村特殊法務事務所：内村世己
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東京都新宿区歌舞伎町２丁目４５－５永谷ビル７０３
 TEL：03-6356-7386　直電歓迎 090-9232-8731

投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.04.29更新

パリチョコアイスバトル開幕っ！

各種レビュー

僕の好きなアイスに
パリパリバーというのがあります。

名称で覚えている人は少ないかもしれませんが、コンビニでもよく売ってますこちらです。

現物はこんな感じですね。

さっぱり系のアイスバーの中に薄パリのチョコ層ができていて、味はもちろん食感も非常に心地よいです。

そんな中に出現した
パリパリバーの上位互換がこちらの

しましまうまうまバーです。

中身はこちら

パリチョコ層の密度がすさまじいですね(笑)

食感も正常進化、という強化という感じで良い所を上手く伸ばしていて非常に美味しいです。

アイス部分をメインにしている人にとってはチョコの自己主張が強いと感じるかもしれませんが、そういう人は通常のパリパリバーを選ぶでしょうから、そういう意味でもしましまうまうまバーに対してマイナス感情を持つ人はいないと思います。

そして僕としてはこの系統で押さえておきたいのがこちら

洋菓子店のシャトレーゼさんで販売されている
チョコバッキーです。
ネットでは時々話題になることも有るのですが、世間的にはそれほど有名という感じでもなく、ただ知る人にとっては絶対に外せない中毒性のあるアイスとして実はとんでもなく売れているそうです。

中身はこちら

こちらは薄い規則的なチョコ層が印象的なパリパリバー系とは少し違って、マーブル感というか不揃い感が印象的ですが、食感もまさにそのままで厚いところと薄いところのコントラストが食感だけではなくバニラ部分とチョコ部分の味配分まで大きく変化を付けてくれます。
そして比較的さっぱり系のパリパリバー側に比べて、ケーキ屋さんのアイスを彷彿とさせる食べやすくも強めの味わいがあるアイス部分は場所によって大きく変わる表情をきっちり受け止めてくれます。

これはもう、
甲乙つけるような無粋な真似はせず、歴史に残る美味しいアイスの競演と同時代に生きたことに喜びながら両方食べるのが動物で唯一歴史の証人になれる人間に課せられた使命ではないかと思うのです。

投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.04.28更新

御依頼者様からのお手紙。

軽減事例ひき逃げ不起訴交通違反業務

御依頼者様から公開も可ということで頂いたお礼のメール。
ありがたいことです。
※重要な部分は一部原文から伏字にしています。
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「まさか自分がひき逃げの容疑者になるとは。
ネットで調べまくり、内村特殊法務事務所へ連絡しお願いすることに。
とにかく不安で、事故の事が常に頭から離れず自然に涙が流れることも・・・・先生の、気になる事は気軽に問い合わせて下さい「『使わなければ損』くらい思って下さい(笑)」の言葉に甘え、不安になる度にメールさせて頂きました。

その都度、対応して頂きありがとうございます。
先生のブログとメールが、心の支えでした。
距離の事は、まったく気にならず、●●●●●●●●●●にもついてきて頂き、とにかく救われました。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●を教えて頂き、辛い取調べを乗り切ることが出来ました。

自分ひとりでは、無理だったと思います。

結果、行政処分４点、刑事処分不起訴となりました。
こんなことってあるんですね。
本当にありがとうございます。

これからは、免許証の有難みを感じ、今まで以上に運転に気を付けていきたいと思います。
もう内村法務事務所とは、関わりたくはありませんが（笑）
いい出会いをしたと思います。

ありがとうございました！

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こういう御連絡はとても励みになります。

その一方で時々「被害者の気持ちを考えた事あるんですか？！」とクレーム入れてくる人がいるんですが、メールなら無視しますし直接言われたら「それは御依頼ですか？」と聞き返します。
被害者の行動やその理由、あるいは動機は考えますが感情は必要が無い限り考える意味がありません。

僕の行動理念は常に『御依頼者様の利益』だたそれだけです。

投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.04.27更新

引越しの是非

交通違反業務雑談

僕はよく処分の軽減に最も重要なことは《免許証の住所地》だと主張しています。
これは都道府県によって処分基準が大きく違い、極端なことを言えば『A県では軽減される可能性は０％でも隣のB県に引っ越せばほぼ１００％軽減される』という事も珍しくないということです。

もちろんそのままでも問題ない場合も多いです。

先日とある自称運転免許に対する行政処分専門家という人の主張として『処分基準は全国同じ』というのを聞きましたが、この人は机の上のお勉強しかしたことのない人です。

また、とある依頼に対して『今の住所地は厳しい県ですので引っ越しましょう』と主張する自称専門家もいましたが、そこで指示された引越し先の住所地はその違反内容＋運転歴＋取調べから処分決定までの流れを加味すれば正しいデータでは元の住所での軽減率は約５%、しかし引越し先では０％、ただし本当に正しい住所地に引っ越せば５０％というものでした。
それではこの自称専門家の回答は間違っているのかというと、ネットではそれが正しいという情報が出回ってますので、この人の場合はネット情報を信じ込んでしまって墓穴を掘ったということになります。
そして正しい情報はネットのどこにもありませんので、この依頼者は自分の選択が間違っていた事にも気付けず、当の自称専門家は今後も間違った情報を拡散し続け、同じような無意識の被害者を生み続けるということです。

一方、生真面目な先生方からは「行政処分の軽減を目的として住所を変えるのは違法ではないにしてもグレーだ。」と言われることも有ります。

確かに免許証の住所地というのは原則として生活の本拠ですので、実際には住んでないのに免許証の住所だけを設定するのは本来アウトですね。
だから僕は本当のガチで引っ越してくださいと言います。
理由は簡単で【引っ越してはいけない】という法律は無いからです。

それは引越しの手間や困難が免許証を失うことに比べてどのくらいの位置かということで、それが不可能だったとすれば現住所ででき得る限り軽減率を引き上げていくということになり、実際それによって新しい歴史のページが加わることも有ります。

更には自分の無知無能を棚に上げて、専門家を語っているにもかかわらず「地域によって処分基準が違うのはおかしい。」と寝言を言う人もいますが、運転免許への行政処分に関しては都道府県ごとにかなり広範な権限が法令上も認められていますのでそこに文句を言うのはお門違いも甚だしく、差があることが分かっているならそれを依頼者の利益に活用できるのが真のプロのはずです。

差があることが分かっているのにそれを依頼者の利益に活用できないなら、それはプロの世界では無能という他なく、厳しい言い方ですが、プロでもアマでも勝負の世界では『弱い』ということは【悪い】ということ、これは僕を含めスタッフ一同、僕の事務所の鉄則です。

成功に必要なのは正しい知識と正しい行動、努力で最も大切なことは頑張る方向ですが、正しい知識も正しい行動も、ほとんど世に出回っていないのが免許取消の回避・軽減業務なのです。

投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.04.26更新

仕方ないことは分かっているだけに悲しく辛いこともある。

各種レビュー

日々沢山の漫画を読んでいると
いわゆる表紙買いをすることも少なくありません。

そんな今回の漫画はこちら

『ソウルリキッドチェインバーズ』です。

いやはや表紙はぶっ飛んでますね(笑)
2巻はこんな感じ

3巻でようやく御尊顔が拝めます。

内容も
一旦文明が崩壊した後、魂を液状にして保存する技術が確立した近未来を舞台に一つの体に二つの魂を入れ替えることのできる四肢改造美少女が、悪い奴ら口汚く罵りながら惨殺しまくる・・・正確には敵の大多数はゾンビなのでもう死んでるんですが・・・と、ざっくり言えばそんな感じで、美少女、人格変換、暴言、人体改造、ポストアポカリプスなどなど僕の好きなキをーワードがてんこ盛りでした。

ざっくり書けば上のような感じとはいえ、その世界に生きる人の情景や超格差社会になった悲哀もきちんと描かれていて単なる勢いだけの漫画ではないと思っていたのですが、残念ながら3巻で打ち切りエンドのような感じになってしまいました。

理由としては、作者さんは現在も新作を執筆していますので心が折れたとか病んでしまったということではなく、まぁ売れなかったんだろうなということくらいしかありません。

時代に合わない、いろいろ問題がありそう、同時期に同系統の人気作があった・・・理由は様々ですがこれは例えばバイクや車も同じような理由で短命に終わる車種もあるように、人に求められることで命を長らえる商品である以上自然なことなのかもしれません。

作品は完結した時に完成するものですので人には勧められませんが、終わってしまった時の落胆も高評価だったからこそ、自分の体験として記憶に止めたいと思った作品でした。

投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.04.25更新

これが無料だなんて、いい時代になったもんです

各種レビュー

最近は漫画家のTwitterというのも珍しいものではなく、他にもpixivなどで作品をアップしたり、そこから書籍化だったり、中堅クラスの漫画家なら直接お仕事の依頼も受け付けたりしています。

昔は公式サイトくらいしかなかったんですが、
最近ではちょっとしたイラストを気軽にアップしてくれたり、ファンとの交流もあったりで良い時代になったものだと思います。

そんななかに僕も好きな企画というか【お題】というものがあります。

これは読者からの提案だったり作者本人の思い付きだったり、きっかけは色々ですがあるテーマに沿ってイラストを描くというものです。

それを踏まえて
このブログを書いている時期で日本一【可愛い女の子】を描く漫画家といえば、もちろん各人各様の好みはあると思いますが『山本崇一朗』という名前を挙げられて真っ向否定できる剛の者はいないはずです。

代表作『からかい上手の高木さん』以外にもTwitterでイラストをよくアップしてファンを萌え狂わせてくれますが、そこでも【お題箱】と題してお宝イラストがたくさんアップされています。

そんなイラスト総集編がこちら

【おだいばこ】です。

・・・なんか
・・・・なんか、
・・・・・なんかもう、

ちょっと言葉を失いますよ(笑)
ジャージなどの服装もあれば《田植え中に足がハマった子》のようなピンポイントもありますが、全ページ共通して可愛いが乱舞しています。

そして時代の凄さといいますか、
こんな尊い画集が０円・・・

電子書籍しかありませんが無料という・・・
まぁ元々無料で見られるTwitterなどにアップした絵ということも有るとは思いますが、
一冊にまとめる労力というのはあるのですし個人的には通常の単行本と同程度くらいは取っても良いと思うんですが・・・といってもそこは外野がどうこう言える部分ではないので、ちゃんと単行本を正規購入することが作家への貢献なんだと思います。

投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.04.24更新

(軽減画像)死亡事故で180日の免許停止に軽減成功。　2020年4月24日

軽減事例死亡事故人身事故交通違反業務

今回の御依頼は

被害者の飛び出しによる死亡事故

で、状況としては横断歩道のない交差点を横断したことで起こった事故です。
横断歩道のないところを飛び出しての死亡事故というのは結構多くて、道路事情や制限速度などにもよりますが気を付けていれば避けられた事故もあれば、何をどうやっても防げないような事故までいろいろです。

そして交通事故は都道府県の傾向が速度超過等に比べればくっきりとは出ないものの考慮すべき要素が多く、組み合わせ次第でどう動くかは大きく変わりますので【完全に絶望】という事は比較的少ない違反といえ、

１：どちらが原因を作ったかを重視する
２：被害者の落ち度も重視する／しない
３：加害者の落ち度を重視する／しない
ここでいう原因や落ち度というのは違法行為の有無やその程度で、たとえば信号無視なら明確に白か黒かの話ですが速度超過であれば違反ではあっても超過の程度によって極端に判断が分かれる場合もあります。

４：加害者の運転歴を重視する／しない
これは違反の決め手になった事故以外の累積の違反だったり過去の違反や処分歴だったりします。

５：道路状況を重視する／しない
これは交差点なら見えにくさ、あとは道路のようなその道路ならではの事情です。

６：被害者の調書の内容
死亡事故の場合は遺族の調書ですね。
時々弁護士が遺族の嘆願書というのを作って持ってくる場合がありますが、じつはそれも効果がある場合、無い場合、やり方によっては致命傷レベルのマイナスになる場合があります。

そんな条件を踏まえて都道府県ごとに最良の行動を選択し、すべての場面での行動を御依頼者様にとって最も有用になるように、プラスを高めてマイナスを弱める・・・と文字にすればたったこれだけの話ですが、ちゃんと理由が分かった上で完璧な行動ができるのはおそらく日本で４人、僕と事務所スタッフ３名のみだと思います。

ただ唯一御依頼者様が心配されたのが御依頼から意見の聴取まで土日を含めて４日半しか無いということでしたが、１日８時間労働の事務所なら約２０時間しか無くても年中無休２４時間体制の僕の事務所なら約１０８時間もあるということです。

そして結果は予定通り

1年間の免許取消のところを180日の免許停止に軽減成功！！

御依頼者様も良い表情をくださいました。

今回もいい結果をお届けできて良かったです。

投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.04.23更新

偽物時計は人間の底を見せてしまう

雑談

少し前のブログにも書きましたが、
僕はその昔、高級時計否定派でした。

時計の目的は正確さしか無いと思ってましたし、丈夫さも含めていついかなる時も正確な時間を刻むことが唯一絶対の価値だと思っていました。

まぁ今も基本的にはそれほど変わってはいないのですが、
付加価値として仕事上の武器という側面もあるという事も実感している面もあるので、多少なりとも拍が付くような・・・と言っては語弊がありますが、ある程度は「ふむ・・・」と思わせるような装備もお仕事では必要ですのでお仕事の時はある程度のグレードの機械式時計を使っています。

※機械式⇒ロレックスなどのいわゆる高級時計と言われる物、ゼンマイの力で駆動します。
※クオーツ⇒G－shockのように電気の力で動きます。精度、丈夫さなど性能だけでいえば機械式を遥かにしのぎます。

そんなある日、仕事上の付き合いのある人間と話す機会があったのですが、彼の付けている腕時計に何とも言えない違和感を感じていまして・・・なんとなく時計について話を振ってみると、なんでも【スーパーコピー】なる、要するに偽物なんだとか・・・

しかも当人にはさして罪悪感がある様子でもなく、
むしろ知らない相手を騙せるんなら存在意義としては十分だのと本物そっくりの出来栄えを自慢したり・・・

実際できは良いと思いますので、僕程度の時計知識なら「本物だよ」と言われれば疑いなく信じると思います。

世の中には明らかに違うと分かるネタ的なおもちゃ時計というのもありますが、僕はこういうのは嫌いですので自分で使うことは絶対にありませんが仲間内でネタにするのは全然ありだと思います。
そもそも客層は重なりませんので本家の顧客に悪影響を与えることはほとんど無いのですから、ただし本家から「やめろ」と言われればすぐに撤退するくらいの節度は見せて欲しいものですが・・・

ただ、好きか嫌いかでいえば嫌いですし関わり合いたくありません。

ただ有名ブランドのコピー商品は別です。
仲間内のネタだろうが全面的に否定します。
「自分だけで使うんなら問題ない」という人もいるかもしれませんが、そういう商品を購入すること自体、偽物製造業者の片棒を担いでいることに他ならず、ブランドを貶める行為に加担しているということになります。

欲しいブランドだけど新品だから手が届かないなら中古でも良いと思いますし、それも買えないならまだ購入できる力は無いということですから、もっと頑張るための原動力にすればいいのです。

極論すれば高級時計なんて自己満足ですし見栄の道具で、無くても良いものの典型です。

でもだからこそ、
嘘で固めたステータスに負い目は無いのか？
手に入れるまでのストーリーが自分だけの付加価値じゃないのか？

と・・・言っても無駄だろうから心の中で蔑んでしまうのです。

僕はそれまで彼に対してそれほど悪い印象は持っていませんでした。
しかし『その値段はお前のプライド売り飛ばした値段だよ』と思ってしまった時、人間性まで偽物というか、いよいよになった時にそういうことができる人間なのだという評価をしてしまいましたので、残念ながら今後まともに付き合うことは無いと思います。

投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.04.22更新

(軽減画像)【180日の免許停止に軽減成功】酒気帯びの同乗罪　　2020年4月22日

軽減事例酒気帯び運転その他違反不起訴

少し前にアップしましたこちら

【酒気帯び運転同乗罪を再審査へ】

結果が出まして、
僕にとっては予定通りの180日の免許停止に軽減されました♪

ちなみに当初の出頭通知は

酒気帯び運転の同乗者

というポジションでの処分だったのですが、これですと運転者と同じ処分内容となり運転した人のアルコール検知結果が0.25以上の場合は2年間の免許取消になってしまいます。

そして通常は行政処分の軽減量は1段階ですので、酒気帯び運転の同乗罪からの軽減ですと本来は1年間の免許取消処分ということになってしまいます。
これも都道府県によっては2段階以上の軽減がある場合もありますが、この住所地の場合は違反内容などをきちんと精査してくれる面はあるものの、軽減の量自体は基本的に１段階どまりのことが多いので、微妙な立ち位置にいる御依頼者様の場合、そのまま進むと上手くいっても１年の免許取消の可能性もありました。

しかし結果を見ると

違反内容を読んでみると『危険性帯有』と改められていますね。
この危険性帯有というのははっきりとした基準ではなく、『あなたは運転に際してちょっと危ない面もあるのでしばらく免許停止にしますね』というもので、理由は様々です。

ちなみに法律上の表現としては『その他の危険』みたいな、なんともふんわりした表現にとどまっていますが「どうとでも取れる規定は好きなように運用できるじゃないか！」としか言えないのは申し訳ありませんが専門家を名乗るには修行が足りない・・・というよりグレーゾーンを御依頼者様の利益にできて初めて本当のプロだと思います。

そして結果待ちの間に刑事処分も不起訴(処分無し)で完了していますので、
本来なら免許取消２年、罰金は状況によって１５～２５万円前後になるところを
免許停止１８０日、罰金なしに軽減成功しました。

今回の御依頼者様のような酒気帯び運転同乗罪も免許証の住所地によっては何をどうやっても絶対に軽減されない違反ですので、御依頼者様の状況に合わせた対応が必要になってくるという典型例でもありましたが、このポイントを知らないばかりに必死に全力で無駄なことをしている自称専門家や、ネット情報を頼りに墓穴を掘る人達を見ていると・・・いつも悲しくなってしまいます。