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2021.11.29更新

雨夜の月

『雨夜の月(あまよのつき)』というのは
文字通り雨が降っている時の月のことで【そこにあるのに目に見えないもの】を表す慣用句なんだそうです。

それを踏まえて【耳が不自由な女の子の漫画レビュー】ラストに御紹介しますのはこちら

『雨夜の月』です。

二人の主人公、表紙の右側は
金田一咲希(きんだいちさき)

左側が及川奏音(おいかわかのん)
耳が不自由なのは奏音の方です。

最初の出会いは路上でたまたまぶつかってしまった事、
転んだ咲希が怪我をしていることを伝えて絆創膏を渡す奏音に対し咲希は「凄い美少女だ・・・」と驚嘆します。

そして後日クラスに来た転校生は件の女の子・・・と割とベタな展開ですが、担任から聞かされた「及川さんは耳が不自由です」という言葉、しかしそれに続く奏音の「サポートははいらない。」と周囲の手を拒絶する態度に最初からクラスメイトとは大きな壁ができてしまいます。

それでも咲希は転んだ時に優しくしてもらった体験もあって奏音に近付こうとします・・・
お昼ごはんに誘ったり休み時間に声をかけたり・・・それでも奏音の返答は「あなたは『あっち側』だよ」。

そんな咲希にクラスメイトは奏音の陰口をささやきますが、その言葉に奏音が今まで作ってしまっていた壁の存在を実感して咲希を奮い立たせます。

その後ちょっとした事件、という程ではないのですがちょっとした出来事で奏音は咲希に「あなたバカじゃないの?」と呆れます・・・その瞬間にはまた少し険悪な雰囲気が生まれますが、それでも「あなたは耳が悪いけど、私は頭が悪いみたい(笑)」と笑う咲希が続けた「言っても分からないって切り捨てられるのは、悲しいよ」という言葉をきっかけにして奏音の壁が霧消する描写は近年の漫画では屈指の名場面だと思います。

そして咲希をとっかかりに他のクラスメイトも友達になっていき、まだ奏音の心の扉が全部開いたわけではないとはいえ、少しづつその鍵は解かれていきますが、一方咲希の心もまた真っ直ぐとはいえません。

危うさを伴った綱渡りの優しさではありますが、二人の行く末が楽しみになる名作だと思います。

※中には拒否反応をする人もいると思いますので補足しておきますが、
少し百合描写があります。
(百合⇒女の子同士の恋愛感情)

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投稿者: 内村特殊法務事務所

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