最近『今年から年賀状じまいをします』というお便りがちらほらと届き始めました。
メールで年賀状を送ったり、SNSで新年のあいさつをしているのでハガキの年賀状も嵩張るだけであまり意味がないんじゃないかという考えだそうです。
なるほどそういうのもあるとは思うんですが、流行りを作る層っていうのは社会的に影響のあるツールを使っている層ともいえますが、社会全体としてはそれほど大多数ではありません。
僕は今までいろんな職種や生活層の人と接してきましたが、パソコンやスマホが使えない人は少なくありませんし、ATMが使えない人というのもおそらく一般的にイメージされているよりもはるかに多いです。
でもそういう人も社会生活を送るうえで特に不都合はありません。
パレートの法則、あるいは8:2の法則などといいまして全体の流れを作っているのはえてして強い力を持つ少数派だったりしますので、耳目に新しい言葉で広告効果を得ようとするマスコミに踊らされるのではなく、たとえ嵩張ろうとも、しばらくしたら捨てられることになろうとも、リアルでつながっていることに喜びを感じる相手というのがまだまだ主流なのですし、チラ見で捨てられても「あなたのことを覚えていますよ」という意思表示としての年賀状というのは日本が世界に誇る伝統文化だと思うのです。
もちろん年賀状じまいという行為自体を批判するつもりは全くなく、考えあったの事なら全然Okだと思いますが、
『僕はあと20年くらいは年賀状送ると思います』というだけのことなのです。
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