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免許取消軽減ブログ

2020.05.16更新

本日ご紹介する漫画はこちら

【ギリギリ遮る片桐さん】です。

さて、高校生男子といえば【おっぱい】ですね。
途中が端折りすぎですか?

いえいえ
そんなことはありません
高校生男子の脳内などだいたいおっぱいで満ちてるものです。

この漫画の主人公岡田君もそんなおっぱい野郎です。

とはいえ学校内ピラミッドでいえば底辺から少し上程度の身分で、更に陰キャであることも自覚している岡田君は今日もクラスメイトの巨乳女子大木さんを少しだけチラ見して幸せ感を感じています。

ちなみにこの大木さん、顔立ちも可愛いのですが
岡田君は特に大木さんのことを可愛いとは思っておらず、むしろおっぱいの方が本体のような認識です。

しかしある日を境に岡田君の視線を同じクラスの女子。片桐さんが遮ります。
片桐さんはいつも絶妙なポジショニングで岡田君の視線から大木さんの巨乳をガードします。

当初は岡田君のエロい視線から大木さんを守ろうとしていた片桐さんですが、視線を遮られてしょんぼりする岡田君を見てなんか性的にちょっとおかしなことになってしまいます・・・

ちなみにこの片桐さん(表紙の子)もかなり可愛いのですが、やっぱり岡田君は片桐さんのこともそれほど気にしておらず、単なる壁くらいにしか考えないことも少なくありません。

まぁそんな二人とその周辺数人の掛け合いで進むストーリーは、十代後半のライトな変態達を愛でる漫画として、ちょっとした息抜きにぴったりでした。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL:03-6356-7386 直電歓迎 090-9232-8731

投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.05.15更新

今回の御依頼は

高速道路で停止している車に衝突して、その運転者が死亡

した事故です。

まぁそもそも論ですが高速道路で停まってるのが違法なわけですから、個人的には点数付くこと自体がおかしいとさえ思ってるんですが、やはり事故を起こさないという運転者としての責任も問われますし、見通しの良い直線道路だったらいくら相手が悪くても回避することはできただろ?という話になってしまいます。

これも個人的には明確な違法行為をしているような被害者は死んでも文句得ないように法改正すべきだと思ってますが、それでも交通事故の場合はどちらが100%完全に悪いということは少なく、今回の事故の場合は加害者側にも結構な速度超過や前照灯違反といった違反がありました。

といっても運転歴もそれほど悪いわけではありませんし、被害者の違法行為についてきちんと判断してくれる地域ということもありましたので、結果は予定通り1年間の免許取消から180日の免許停止に軽減成功。

とりあえず【高速道路上で停止していた車に衝突しての死亡事故】に関しては軽減成功率100%を継続中ですし、付加点数無しの完全不処分や30日、90日といった免許停止で済んだ事例もあります


ちなみにこの事故に関してはまだ刑事処分は決まってないんですが、僕の予定では不起訴=罰金なしになると思ってます。

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2020.05.14更新

東京もようやく終息に近付いたような感じもしますが、
ダイエットでいうリバウンドみたいな状況が来ると思うので用心は欠かさないようにしています。

さて、僕自身も今でも格闘技のジムで練習している身ですので、周りにいるマッチョはだいたい格闘家です。
そして現役選手もたくさんいるので試合は無くなるし、スパーリングなどの接触を伴う練習も控えている状況では皆一様に不安感を隠せません。

特に年齢的にギリギリのところにいる、あと何試合できるかという段階の選手にとっては大舞台への切符だったり、あるいはベルトに手がかかるところならこの時期の苦しさは想像に難くありません。

Twitterなどではファンのために明るく振る舞ってますが、命を削って戦う競技だからこそ、その裏にある覚悟やいろんな方向の不安感も察してあげて欲しいです。

ただ、僕としてはこの時期を、少し・・・ほんの少しですが良い部分で考えることも有って、同期のプロだったり先輩後輩だったり、引退後の選手と久々に会ったりすることも有ります。
あるいはかなりの年齢になっても現役を続けている選手の試合を見ることや、実際に会うことも多いんですが、そんななかで違和感を感じることも少なくありません。

たとえば最も多いのは『あいつこんなに弱かったか?』というものです。
僕が知る同選手よりも体も小さく、この『小さい』というのは物理的な意味だけではなく、小さく感じるというか、凄味が無くなるというか・・・簡単に言えば【強そうに見えない】のです。
そして試合を見ても最新の技術についていけてないという意味だけではなく、単純に生物として弱くなっているようにしか見えないのです。

引退して15年も経つような僕にすら「いけるわ」と思わせるようではダメだと思います。

現役にこだわる気持ちも分かりますが、その選手の本当に強かった時代を知ってるからこそ「何やってんだよ・・・」と歯痒くなるのです。

そしてもっと悲しいのは、脳のダメージを感じる時です。
歩き方がおかしい、話し方がおかしい、体がスムーズに動いていない、瞬間の記憶が抜ける、そして僕の事も忘れてしまっている・・・

体に関しては怪我の影響だったりもしますが、それでも日常生活に支障が出るほどのものは多くないですし、普通の人では耐えられないような痛みでも精神力でカバーできたりしますが、本当に怖いのはいわゆるパンチドランカーというやつで、脳に出ている影響によって体の動きも悪くなってしまうことです。

最近の研究では脳の損傷も多少は治る、あるいは残った部分がある程度補ってくれるようですが、それでも完治することはありませんし、追加の衝撃を与えないようにして脳のダメージを抜く以外に明確な治療あるいは予防法もありません。
・・・といってもそれで本当にダメージが抜けているのかは誰にもわかりません。

現役時代の僕は至近距離で打ち合い上等でしたし、もらってもひるまずに攻撃するタイプでしたが、今のところ頭に深刻なダメージは出ていません。
もしかしたら有るのかもしれませんが、こうして文章も書けますし行政書士試験も受かれたので、日常生活に悪影響が出ることを実感したことはありません。
また、体も丈夫だったのか腰や膝も特に古傷が痛むということも有りません。

ただこれは運が良かっただけだと思っています。

そんな思いがあるから今の僕は後輩や一般の練習生に対しても打撃ならまずはディフェンスから教えます。
組み技ならまず受け身を教えます。
つまらないといわれないように、できる限り面白く感じてもらえるように、気持ちよく練習してもらえるように考えます。
またスパーリングでも【当てる】というより『少し触れるか触れないか』で止めますし、組み技スパーリングでも叩きつけるような投げ技はしませんし、サブミッションも浅くしか取りません。
練習なんですから【ここでやられた】というのを実感すればそれ以上やる必要は無いと思いますし、ダメージが無ければよりたくさんの本数をこなせるわけですから技術は上がると思っています。

もちろん強い攻撃を受けた時の感触は実際に体感しなければ分かりませんからプロやアマで試合に出る選手なら必要最小限でやる必要はあると思いますが、それでも昔のようなALLガチンコみたいなやり方はただ壊れた選手を増やすだけだと思います。

ただそれをこなせるようには自分も相手と相当の差がある強さを身に付けなければなりませんので自分の練習の動機にもなりますし、相手とのコントロールと考えれば自分自身も格下の子とやっても効果的な練習法を自分で作ることができると思います。

そういったことを考えていると、コロナでコンタクト練習ができない時期は不安ではあると思いますが、それによって強制的とはいえ頭や体のダメージが抜ける時期を持てたのなら、長い目で、引退後までを含めた長い目で見れば損ではなかったのかもしれないと、思うようにしたいです。

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2020.05.13更新

旅行などに行くと『現地の名物』というのをよく食べますが、美味しいことも有ればそうでないこともあり・・・

ただその土地の味わいというか風土や文化も感じ取れる最も近道でもあると思います。
そんな食と文化の交雑点を体感したい時にお勧めしたい本がこちら

『辺境メシ』です。

こちらは、
まぁ俗にいうゲテモノ・・・と呼ぶのは少し失礼ながら、地元の人にとっては大切な食材だったり文化的に意味があったり、はたまた現地人でさえまず食べないような代物だったり・・・そんな一癖も二癖どころか個性以外無いような食べ物たちの食レポです。

取り扱う食材も一般的な昆虫などは言うに及ばず、ゴリラやチンパンジーといった希少生物やヤギの内蔵・・・の内容物、更には人の胎盤など、いろんな意味で危険なものばかりです。

とはいえ、決して馬鹿にするようなものではなく食を通じた文化背景だったり『食べる』という行為の位置づけなど、大切なことも軽妙な文体で語られますので、描写にさえ耐えられれば非常に良書だと思います。

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2020.05.12更新

『ビジネス書』というとかなり幅広いジャンルになってしまいますね。

心理学だったり
お仕事ハウツー本だったり
経営者の自伝だったり

タイトルや書き方は色々ありますが、
大体の内容としては
時間を大切にしよう
自分だけの価値を創造しよう
まず動こう
集中しよう
貴方はできる人だ!
まずは聞こう
人に任せよう
失敗に固執しない
(著者が)私だって失敗している
人は関係ない⇔仲間を大切に

対立する考えもあるものの、結果から逆算しているわけですからある意味どれも正解です。

しかし総じて特別な必殺技みたいなのが書いてあるものではなく、いたって普通のことです。

ただし、仕事でも実際にはこれがキモの部分で、たとえば「会社にかかってきた電話は2コール以内で出る。」まぁ2コールと決まってるかは会社にもよりますが『すぐに出る』でも良いです。
そして「お電話ありがとうございます株式会社◯◯△△部でございます。」のように挨拶をする⇒電話相手の話をちゃんと聞く、その内容をちゃんと取り次ぐ・・・それだけでも完璧にできている人というのは意外なほど少ないです。

でも完璧でなくても会社というのは結構問題なく回っているのです。

また『会話』というのをテーマにしても、実は僕が読んだビジネス書では書かれてなかったんですが、おそらくビジネス書を書くような人は仕事もできる人で、そんな自分を基準にしているからこそ気付かなかった点なのかもしれませんが『会話が成立しない人』というのがいます。
理由は自分の話したいことばかり話して相手の話を聞かないので質問と回答という組み合わせが成立しない人のことです。
それではこんな時はどうすればいいかといえば【相手が話し終わってから話し始める】ことを意識すればいいだけです。
これはできる人にとっては普通のことですが、できない人にとっては技術ではなく性格の部分ですので自力で気付くことはほとんどありません。
でもこのくらいなら【できる人にとっての普通】に気付くだけで意識すれば実行可能です。

こんな感じで
ビジネス本を読むうえで大切なことは【普通の事しか書かれていない】⇒『ほとんど人が成功していないのは普通のことさえできている人がほとんどいないということ』を再確認するということだと思うのです。

そんな僕がお勧めのビジネス書を一冊挙げろと言われれば・・・こちらの

『島本和彦・炎の言霊』です。

あとは普通のビジネス書も何でも良いので普通版の一冊対論として押さえときましょう(笑)

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2020.05.11更新

本日お勧めします漫画はこちら

『大蜘蛛ちゃんフラッシュバック』です。

あらすじとしては、
早くに父親を亡くした主人公は、ふとした表紙に亡父の記憶が蘇って・・・というか乗り移ったように脳内に再生されます。
それも高校生の頃、自分のお母さんのことが好きすぎた時代の記憶という事も相まって、自分のお母さんに対して時ならぬ恋心を抱いてしまう・・・という、一歩間違えれば大変な間違いに発展しそうなシチュエーションです。

そしてこのお母さんも年齢不相応に可愛らしく、華奢な高校生時代よりも多少豊満な現在の方が主人公の好みだったりすることもあって心身両面から気になって仕方なくなってしまいます。

とはいえ性的にどうこうなるということはなく、あくまでもそんな自分に悶々としたり、漫画家として活躍するお母さんとの絡みや、母子で同じ高校に通っているので当時の漫画研究会時代の思い出と、今現在友達以上彼女未満の女の子がお母さんのファンだったり、そんな少し歪んだ、でもそれを自覚した気持ちに健全に悶絶する良作だと思いますので、母子恋愛などに脊髄反射するのでなければ純粋に楽しめると思います。

また、多少好き嫌いの分かれる絵柄ではありますが、女の子の柔らかい描線や基本的に悪人のいない世界観はある意味安心して楽しめますので、自分はマザコンだと自覚している男子も、そうでない野郎も、そしてちょっとズレた男心を理解したい女子の皆様にもご一読をお勧めしたいところです。

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2020.05.10更新

世間では『なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。』というお店も誕生するくらいお蕎麦とラー油って好相性なんですが、
カップうどんの雄、どん兵衛さんから蕎麦ラー油界に放たれた刺客がこちら

『どん兵衛ラーそば』さんです。

ちなみに汁無しタイプでジャンル的にはカップ焼きそばに近いので、ラー油好きヤキソバンとしてはこのめぐり逢いは運命だったのではと錯覚さえするところです。

僕はカップ焼きそばでは食感も結構重視してまして、トップブランド以外のメーカーのカップ焼きそばって麺同士がくっついたり、全くコシが無かったりしますので、天下の日清というだけで麺に対する信頼感は当然に大きいものの、それが故の期待感も同時に大きいので、ここは慎重にヤキソバンです。

ちなみにソースには

『蓋の上で温めないでください』と普通ではない注意書きが・・・これはちょっと期待感が高まります。
・・・
・・・・
・・・・・
これは・・・あれですね・・・実に美味しいです。
ラー油もむせるような感じは全く無く、油のベトつきも少なく、そばの風味もきちんと活きていて、もちろん麺の結着もなく実に食べやすいです。

そしてつゆ本体の味わいも肉風味の甘辛というか、子供の味覚にドンピシャですね。
更にふりかけの胡麻&海苔&唐辛子もいい仕事してます。

これは実に美味しいので個人的にリピ決定です。

ごちそうさまでした。

さて
ちょっと余談ですがメーカーは冷で食べるのを推奨しているようで、今回はカップのお手軽さということで温で食しましたが、次回は冷バージョンも期待大です。

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2020.05.09更新

今回御紹介します漫画はこちら

『服爆裂エスパーガール』です。

・・・まぁ
表紙とタイトルでも全部伝わりますね。
まさしくイメージ通りです(^_^;)

主人公の女の子は超怪力を発揮したり、一瞬時間を止めたりの超能力が使えますが、その度に服が爆発して全裸になる・・・・つまりそういう漫画です(笑)

とはいえ、
この作家さんは絵も綺麗でオチまで含めて話の構成もよくできてると思いますので、軽い気持ちで読んでみるにはちょうどいいと思います。

ちなみにこの漫画は電子書籍の単話販売でしか販売されていませんが、通常ならどこかの単行本にひっそりと追加収録されるか、あるいは埋もれてしまうような作品でもちゃんと発表される場があるというのは漫画読みとしては思わぬ掘り出し物に出会える可能性もありますので、こんな時代に感謝です。

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2020.05.08更新

我が家の愛猫
長男のミリです。

ナノとピコがいなくなって寂しくなったかもしれませんが、

いつも大好きなミニ扇風機と遊んでます(笑)

でも時々
ナノとピコが使ってた猫ベッドの前に行き、誰もいないベッドを不思議そうに眺めたり上に乗ったり、そしてナノとピコの遺骨をじっと見つめたり、普段と違う行動をしているところを見ると、もしかしたら猫には人間に見えない何かが見えているのかもしれないと・・・少し羨ましくなるのです。

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2020.05.07更新

令和2年5月4日
愛猫ピコが17年の生涯を閉じました。
先月お姉さんのナノも亡くなりましたが、後を追うような感じでした。

ピコの体調不良が見つかったのもナノと同じ健康診断の時で、その時は『肝臓付近に腫瘍ができているかもしれない』という感じで精密検査に移行する段階でした。

実はこの2年くらい前からピコはダイエットをしていて、ややスマートになってきて運動能力も飛躍的に回復しており、僕としてはダイエットが成功していたのかと、これでもっと長生きできるかな?と少しづつ痩せていることを嬉しく思っていました。

しかし検査結果は悪性の腫瘍、人間でいえば肝臓がんで肺にもごく僅かながら転移の疑いもある状態で、さらに悪いことに腫瘍の出来ている位置が心臓につながる太い血管にかかっていて手術で完全に除去することはほぼ不可能という診断でした。

また抗がん剤治療についても猫に関しては効果が出る望みは薄く、むしろ体の負担が大きいだけになる可能性もあるということ・・・「なんで?あんなに健康になってたのに、今まで病気一つしたことも無かったのに。」まだその時点では無邪気に僕らの顔を見上げるピコを見て、ただ打ちひしがれていました。

検査結果から1週間程度でピコの食欲は目に見えて落ちていきましたが、まだ固形物を食べることも水を飲むこともできました。
でもその時期はナノがもう危ない時期で、もしかしたらナノの世話で大変な奥様の為に無理して強がってくれていたのかもしれません。

それを実感するのはナノを看取ってすぐでした。

一度落ちた食欲は加速度的に落ちていき、流動食などムース状の食べ物や、ちゅーるのハイカロリー版など、食べやすいサプリ系の物しか受け付けません。
免疫力を上げると謳っている猫用サプリなんかもあげてみましたが、味が気に入らないのか尚一層食べません。

現実論としてその状態のピコの命は栄養素云々よりも量の絶対値で繋ぐほか無く、少しでも気に入るもの、好きなものを少しづつでも食べさせていました。

幸いなことに痛がる様子もなく、肺に転移しているといってもそちらはまだ呼吸器系に影響が出るほどの物でもなく、あくまで見た目の印象ですが、ただ痩せていくだけ・・・だからこそ確実にその日が近づいていることを僕らは実感せざるを得ませんでした。

ピコは3兄妹の末っ子で、最初に拾った時にはほとんど動かず、体重も80gしかありませんでした。

ちなみに生後すぐの子猫の体重は約100gといわれているので生後2日目で本来もう少し成長していなければならないところで80gということはかなり危険な状態といえます。
ただ生来のおおらかな性格なのか見た目にもあまりストレスを感じる様子も無く順調に成長し、名前の由来の通り最初が最も小さかったせいかついつい甘やかしてしまい・・・気が付けば立派なぽっちゃりさんになっていました(笑)



まぁ体は太めですが健康診断で異常値が出たことは一度もなく、むしろ一番健康的に見えました。

人間が大好きで、

自分から人に触るのが好きで、

日向ぼっこが好きで、

自分の事を見つめてくれないと不満になり、

3匹の中で一番柔らかい体と毛質はただ触っているだけで癒されました。

また自分が可愛いことを分かっていたのか、
写真を撮る時も物怖じせず自分から良い表情を見せてくれて、動物病院でも看護師さんが声を揃えて「可愛い・・・」と目を丸くするくらいの、僕にとっても自慢の娘でした。

いつもすぐそばに寄ってきて、お風呂上りにストレッチをしているとすぐ脇で寝転がって、


僕の髪を毛繕いしてくれて、ちゃんと目線を合わせて「ありがとうね、ピコは可愛いね。」といえばますます額をスリスリしてきて、漫画を読みながら片手間で撫でたりしていると少し爪を出して目線を誘ったり不満な鳴き声を出したり・・・じっと見上げることにくたびれればウトウトし始めて・・・ただ可愛いだけではなく本当に表情が豊かで、それなのに粗相をしたこともなく、壁で爪とぎをするようなことも無く、人を噛んだり引っかいたりすることも一度たりとも無い、ナノもそうでしたが本当に手のかからない良い子でした。

でもいつのころからか、長男のミリがピコに対して喧嘩を仕掛けないようになっていました。
年齢を重ねて落ち着いたのかもしれませんが、僕たちよりもずっと早く何かを察していたのかもしれません。

一日をほとんど寝て過ごしているのも高齢の猫ならそれが普通だと思っていましたし、一番好きな時間である僕のお風呂上がりのストレッチの際、ストレッチマットを出す時にはいつもの場所に先に陣取り、今か今かとウズウズした表情も見せてくれていました。

毎日、毎日、お風呂上りに僕のところに突っ込んで来るのはやがて僕の一日の締め括りになり、泊りの出張明けなどはいつに増して激しいスリスリ&ゴロゴロがずっと続いていました。

その時の僕はとても幸せだったので、いつもピコに訪ねていました「ピコは幸せかい?」と・・・
ある程度言葉を判別できるピコは「可愛いね、良い子だね。」という言葉を喜び、明らかに通常よりも大きく喉を鳴らします。
でも幸せかどうかを尋ねると、喉の鳴りはすこし音が下がり、少しキョトンとした顔で僕を見上げます。

それはただ好きなことをいつも通りにしているだけなのに「なぜそんなことを聞くの?・・・いいからもっと撫でてよ。」と言ってるようにも見え、やっぱり僕はピコの頭やお腹といった優しいフワフワを撫でまわすのです。

いつも通りの事がこれからもいつも通り続いていく、何の根拠も保証もないはずなのに、極端なことを言えばピコの命が僕より短いことは分かっていたはずなのに、フワフワの時間はこれからもずっと続いていく
と・・・そう思わせてくれたこともピコが僕にくれた沢山の幸せの一つでした。

固形物は全く食べられなくなり、水もほとんど飲まないピコの体はどんどん痩せ細っていきました。
食欲を増進させる薬などもありましたが、食べるという行為自体が苦しいのならそれはよりピコを苦しめることにならないかと、その頃にはもうピコは点滴にも耐えられるような状況ではなくなっていたので、その時の僕ら夫婦の気持ちは『とにかく苦しい思いだけはさせたくない』ということで一致していました。

時々水を飲もうとして水飲み場に行く以外起き上がることさえないのに、いつものストレッチマットには出す前から待っている・・・そんな僕とピコの時間は亡くなる前日まで続きました。

ナノとピコは最後の時間の過ごし方もかなり違っていて、ナノはしきりに部屋の中を歩き回ってはじっと見つめ、また歩いては違うところをじっと見つめていましたが、それはまるで自分が過ごした場所を忘れたくないように見えました。

しかしピコの場合はほとんど動かず、一番好きなところにだけ全力を振り絞って自力で歩いていきました。
猫は人目につかないところで死ぬっていわれますが、あれは今まで自分の思い出の場所を探し回って自分に大切な所から順番に見ていて比較的どうでもいいところ(人があまり気にしていないところ)あるいは普段落ち着いていた場所を最後に探してそこで結局死んでしまうんじゃないだろうか・・・

そして最後の日、いつもの様にお風呂上りにストレッチマットを出してもピコは歩いてきません。

その時期になると僕も奥さんもある程度の覚悟はしていましたし、ナノの経験もあるので準備自体はスムーズだった・・・ような気がします。

お気に入りのベッドのままでペットシーツを下に敷いて、大好きだったストレッチマットの上にピコを移動させました。

ピコの意識はかなり混濁しているようですが時々意識が戻り、ナノの時と同様に僕と奥さんをじっと見つめます。

僕と奥さんはピコの好きな言葉をかけ続け、意識の有る無しに関わらず、ピコと出会った時の事、今までの事、嬉しかったこと、楽しかったこと、そしてピコのおかげで幸せだったことを話しかけました。
困ったことや辛かったこと、大変だったことは・・・ありませんでした。

意識がなくなり、そして戻ってを繰り返し、少しづつその間隔が開いていき、何度か呼吸も止まるんですが、1分くらいで戻ってくるピコはまるで自分が死ぬことを否定するような、
意識はもう完全に無いはずなのに生きようとしているような力強さを感じました。

呼吸が止まるというのはきっとすごく苦しいはずです、しかし意識が無いなら苦しいという事も感じないはずで、今際の際に意識が無くなるのは最後の瞬間を苦しさで終わらないような体のシステムなのかもしれない・・・だったらなおさら無意識でも生きようとしているピコの体を擦ってあげるしかできない苦しさはありましたが、たとえ意識が無くてもその目に入る光景は大好きな相手であるべきと、僕も奥さんもピコの目線の正面にいるようにしていました。

その時のピコの目は、
おそらく眼球が乾いてしまっているからなのだと思いますが
普段見た事が無いほど涙が流れていて、まだ生きたいと強く願っているような、僕らとの別れを悲しんでいるようでした。

・・

・・・

まだ何度か意識の境を繰り返したあと、
もうピコの呼吸が戻ることはなく、最期は穏やかな表情で17年の生涯を閉じました。

力が抜けてしまった体をもう一度抱っこして、膝に乗せて頭を撫でました。
ピコは少し強めに頭や顔を撫でられるのが大好きだったので、その時を思い出すように撫で回しました。

ピコはいつもフワフワで、柔らかいお餅みたいに脱力していて・・・なんて柔らかい猫だろうといつも笑っていたのですが、この日の柔らかさはただ力が抜けているだけの、もうこの体に命が無いことを感じてただ涙だけが止まらず、ずっと撫で続けていました・・・

うちの猫は本当によくできた猫だと思うのが、ピコの命日は5月4日未明でした。
5月の連休中は毎年面談相談などは少なく、祝日ですので聴聞会や意見の聴取といった出張も無く、それ以外の業務での出張も比較的少ないのと、ちょうどコロナの影響で外出自粛の時期でもあって家にいる時間も長く、最期を看取ることもできましたし翌日の葬儀もスムーズにできました。

ピコの体に保冷剤を置き、葬儀の準備を進めていく時、この子たちを育てようと思った時に奥さんから言われた「この子たちは私たちより長くは生きられないけど、最後はお別れするのはきっと悲しいけど、猫の寿命が人間よりも短いのは悲しいとか寂しいとかっていう気持ちは人間の方が味わうだけで済むようにするためだよ(笑)」という言葉を思い出しました。

ピコは幸せだったかな?
ピコ自身の答えはもう聞けませんが、きっと幸せだったと思います。
きっと世界で一番幸せな猫だったと思います。

そして僕も同じくらい幸せにしてもらっていたと思います。

火葬に行く途中でも何度も箱を開けて撫でました。
もしかしたらうっかり目を覚ますんじゃないか?そう思えるくらいピコの表情は安らかで・・・いつも通りだったから。

でも固くなった体を撫でる度に柔らかくて暖かいフワフワはもういない、視線を外すと不満を漏らす姫はもういない、いつも通りの幸せがなくなってしまったことを実感します。

ただ、つくづく色々分かってる、本当に手のかからない子たちでした。


ナノの時は亡くなってから葬儀まで半日も無かったので慌ただしかったのですが、ピコに関しては1日あったので祭壇に飾る写真を用意しました。


そして遺骨は出窓のナノの隣に並べ、包んでいる布も二匹のイメージカラーに変更し、その前には仲良く写ってる写真を飾りました・・・ピコとナノはよく一緒にいたので、もしかしたらナノが寂しいと思ってこの時期を選んでくれたのかもしれません。

大切なピコ、そしてナノ、17年間、おうちの中を照らしてくれてありがとう。


まだ今は思い出すことで悲しくなりますが、いつか思い出すことで楽しくなれた時、ナノとピコに「もう大丈夫だよ。」と言えるような気がします。

そのためにも、僕は最高の猫たちを今後も自慢し続けるのです。

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