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免許取消軽減ブログ

2021.11.19更新

識文率は下がってる・・・

日本人の教育水準は世界でもかなり高いと思います。
その一つとして識字率の高さが挙げられますが、たとえばどんなに勉強してない自慢、あるいは学生時代の成績が悪かった自慢をする人でも大人になって『日本』という漢字が読めないという人はほぼいません。

そして『日本』が読めるなら『日本橋』も読めると思います。

ところがこれが【東京メトロ日本橋駅A7出口を出たところで15時に待ち合わせ】という文章になると理解できない人というのが現れます。

これは単体の文字や数文字の熟語が読めないというのとは少し違って『文章の意味を理解できない』になり、更にその理由として『瞬間的な記憶が維持できない』あるいは『意味や言葉の切り替わりに対応できない』といった感じです。

つまり、【東京メトロ日本橋駅A7出口を出たところで15時に待ち合わせ】という文章は漢字、カタカナ、ひらがな、アルファベット、数字、場所、方向、時間、目的といった様々な文字や意味が含まれています。
普通は読みながら意味を変換していきますが、ある種の人は読みながら同時進行で忘れていってしまったり、漢字⇒カタカナ⇒ひらがなと変わったことを理解できていなかったりするのです。

これを運転等に当てはめると『運転』『歩行』といった単体での行動はきちんと理解できるんですが『信号や横断歩道などの横断設備の無い道路を横断』という大枠に基づいて「車が来ないかな?」と確認して〔車が来た〕という追加情報が発生した場合に、近付く車を確認して「この車をやり過ごして安全な状態になってから横断しよう」と思ったはずが、その車から目線を戻した時に『道路を横断する』という目的は覚えているのに〔車をやりすごす〕という追加情報を忘れてしまい【近づいてくる車は無い】と認識してしまう人というのがここ10年くらいで非常に増えてきているような気がします・・・といっても増えていると感じるのはドライブレコーダーなどで被害者の様子もある程度わかるようになってきたからで実は昔から一定数はいたのかもしれませんが、免許取消の弁明の機会である意見の聴取や聴聞に来ているとこういった長文というまでもないような文章を認識できない人が年々増えているように感じて仕方がないのです・・・。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

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