今回ご紹介します漫画はこちら
『ラストカルテ ―法獣医学者 当麻健匠の記憶―』です。
ある漫画を知るきっかけって色々ありますが、
僕がこの作品を知ったのは警視庁本部庁舎内に掲示してあったのを見かけたからなんですが、
結構な枚数が貼ってあったので当初は「警視庁とタイアップしてるのかな?」と思ったものの
好きなジャンルの動物ものかな?と思って読んでみることにしました。
またポスターの内容も特定外来生物に関する法改正についての興味深い内容でしたので
こういうきっかけもありだなと思って読んでみたところ、実に良作と出会えました。
主なストーリーは
一度見たものを完全に記憶できる『完全記憶能力』を持っているものの将来へ特に明確な目標の無かった主人公がとある事件をきっかけに
動物の死因から事件や事故、あるいは伝染病などの原因、対策などを解析していく『動物法医学』に触れたことで獣医師を目指すようになります。
物事に対する反応が普通の人とやや異なる主人公だったり
動物の死からストーリーが始まるので受け付けない人もいるかもしれませんが、
主人公の「最後に何を思っていたのかが知りたい。」というのは
自分自身言葉での表現ができないながらも、その動機の真相が好奇心であったとしても相手に対する慈しみの現れのような気がします。
また脇を固めるキャラクター陣も好感が持てます。
例えば解剖の後標本になった野ネズミの場所を聞かれた回答として、
「そこに『ある』よ」ではなく「そこに【いる】よ」と表現します。
遺体になればそこに命はありませんし、標本になれば取り扱いも『物体』になりますが、
それでも命として扱う敬意のようなものを感じました。
まだ1巻読んだだけですが
続きが楽しみです♪
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