仙台で母娘がいじめを苦に自殺した事件がありました・・・
こういう事件の時って『誰も助けてくれなかった』的な報道がされることって多いんですが、大抵周りって共感したり慰めたりすることはあっても具体的に行動することってほとんど無いんですよ。
そうすると、被害者の心理として行動しても実らないって考えてしまい行動が内側に向いてしまいがちです。
これって誤解を恐れずに言えば癒し系自己啓発本でよくある『あなたはそのままでいいんですよ』という現状を変えずに気持ちを変える、行動しなくても受け取り方を変えるだけで幸せになれる系の癒しっぽいことと同じです。
起こっていることが大したことないことであれば、気の持ち方だけで良くなるでしょう。
しかし病気に例えれば、ちょっとした風邪ならいっぱい食べて寝てれば治りますが、重病だったら正しい治療をしなければ悪化するだけです。
いじめも同じで
大したことないものなら気の持ち方で気にしなくなるでしょうけど、
(個人的にはこれもどうかと思うんですが・・・)
大したことないと思うかどうかは被害者が決めることで、
そこで苦しいと思うのであればやはり何らかの行動をするべきだと思います。
僕はいじめはどんなに小さい子でも戦争と同じだと思ってます。
何も言わずに我慢をしているだけというのは少しづつ侵略されている状態といえます。
ただし、実際の戦争と違うのはある程度侵略されていても自分の国土自体を移してしまうこともできるということ、つまり学校なら転校することもできるということで、戦略的撤退は恥ではありません。
よく転校などで解決するのは本人の本質は変わってないので転校先でもいじめられるなどと言う人もいますが、そんなのは現在進行形の障害を取り除いてから考える事です。
もしくは転校は何かとハードルも高いし時間もかかりますので、反撃ということもできます。
通常学校に言っても反応が薄いことも多いですが、ちゃんと証拠が揃っていれば学校も動かざるを得ませんし、警察沙汰にすることも可能です。
騒ぎを大きくすることで本人が守られる場合もあるということです。
もちろんそれによってさらに精神的ないじめになったらどうするんだ?という人もいますが、だったら今のいじめに対して何もしないということですか?と聞き返します。
いろんな考え方がありますが、
僕の事務所の方針としては学生であれ社会人であれ、いじめは犯罪行為だと考えますし、個人間の戦争です。
ただしこの戦争は勝ち負けだけではなく『なし』にする選択肢もある戦争です。
先々どうなるかといった未来のことは想定はしますし準備もしますが、それによって今の危険を放置する理由にはなりません。
そういったことをきちんと準備するためにもいじめ相談にはカウンセリングの有資格者が担当し、単に法律論だけではなくグレーゾーンも含めて対処方法を御提示するということです。
正義はどこにあるのか?
内村事務所の方針は結局そこに集約するのです。
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