最近ネットニュースでよく見る見出しで『〇〇氏が△△氏に苦言』というのがありますが、
僕はこの表示がどうにも好きになれません。
さて『苦言』という言葉を辞書で引くと『本人のためを思い、言いにくいところまであえて言って、いさめる言葉』なんだそうです。
あるいは金持ち自慢ニュースのコメント欄などにある『納税はきちんとされていると期待してます』とか『車本来の使い方じゃない点だけが不憫です』『私は本物のお金持ちを知ってますが〇〇』という感じの妬み＆やっかみというのもあります。
これらに共通しているのは『お前のために言ってやってるんだ』という謎の上から目線です。
実際会社の上司がビギナーズラックのような営業成績を上げている新人に対して「そういう時こそ気を付けろよ、失敗とはいつでも最悪のタイミングでやってくるものなんだぞ。」というのは大体が本当に相手のためを思っている本当の意味での苦言です。
しかしネットにはびこる苦言のようなものの多くは
自分を慰めるために相手の悪口を言ってるようにしか見えないのです。
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内村特殊法務事務所：内村世己
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