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免許取消軽減ブログ

2018.08.11更新

嘘はバレるが嘘も方便、そして・・・

実に矛盾したタイトルですね。
免許取消や長期免停の前段階である意見の聴取や聴聞会ではよく「今日は会場までどんな方法できましたか?」と質問されることがあります。
これはもちろん「今日で免許は取消(または停止)になりますから、車で帰ることはできませんよ」ということなんですが、ベテラン警察官はこの時の反応で車で来ている(帰ろうとしている)かどうか、かなりの割合で分かってしまうそうです。

ちなみに他にもいろんな判断基準があるんですが、
免許停止や取消処分を受けても車で帰ろうと思っている人は結構バレているということで、実際免許センターから車で出て、最初の信号で白バイに呼び止められ「わかってるよね?」と声をかけられるというのも都市伝説ではありません。

一方、よくある嘘として、スピード違反で捕まった際の理由四天王として「トイレに行きたくて飛ばしました」「後続車に煽られて飛ばしました」「家族の体調不良で急いで帰ろうと思いました」「待ち合わせに遅れそうだったので」というのがありますが、これらは大抵嘘です。

完全な嘘というと少し語弊がありますが
『スピード違反の理由ではない』という意味では警察視点で嘘になるということです。
もちろん本当の場合もありますし、スピード違反の理由にはならなくても本人の心情としては真実の場合だってあります。

また「反省してます」という言葉も嘘である場合が多いです。
これもまた嘘と表現するのは多少語弊がありますが、スピード違反の場合は危険な運転をしたことを反省するのではなく、取り締まられたことを「運が悪かった」と責任を自分以外に求めてしまうということです。

中には赤信号で交差点に進入して青信号を横断する被害者を死亡させておいて「被害者があと3秒家でのんびりしてたらこの事故は起きなかった」だの「被害者が高齢者だから死亡しただけで若い人なら怪我で済んだはずだ、平均的な年齢の負傷可能性を判断基準にすべきだ」などという暴言を吐く人も現実に存在します。

嘘まで言って自分の保身を図ろうとする
自分の都合ばかりで被害者を貶める

そういう人がいるのも現実ですが、嘘といっても許される範囲の嘘もあれば、都市伝説や周囲の声を聞いてしまった結果として心ならずも言ってしまった嘘もあります。
また、仕事を失う恐怖感や家族のことが頭に浮かんでつい言ってしまう場合もあるでしょう。

その一方で『言葉に出すと気持ちも変わる』というのも事実です。
御相談から最終的な処分決定までの間のやり取りの中で僕は、運転とは、免許証とは、安全運転とはというのを理解していただきます。

初めからちゃんと反省している人はもちろん、今現在悪質運転者であっても反省や改善をきちんと意識することで、最初は自分の気持ちに対してさえ嘘かもしれませんが、それでも御依頼の過程で優良運転者になってもらえた時、そういった流れを僕自身も体感しているからこそ、都道府県警察本部に対して「軽減措置が相当である」と正面から主張することができますし、警察ともいい関係を構築できていること、そして途中に違反や事故があったとはいえ優良運転者として再び運転してもらえること、それもまた僕の仕事の『成功事例』の一つだと思っています。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
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投稿者: 内村特殊法務事務所

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