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免許取消軽減ブログ

2021.05.08更新

奴隷のしつけ方

『奴隷』という言葉にはどんなイメージを持ってますか?
と聞かれれば、たいていの人はきつい労働を無理矢理させられ、
主人に逆らうと殺される、暇つぶしに殺される、働けなくなったら殺される、特に理由が無くても殺される・・・・
そんな立場の人たちを想像してしまうと思います。

僕も昔はそう思っていました。
そんな人に読んでほしいのがこちら、

『奴隷のしつけ方』です。

歴史研究が進むにつれ分かってきたことですが、
奴隷制度の代名詞でもある古代ローマ時代の奴隷というのは一般的なイメージとはかなりかけ離れていて、
まずそもそも論として奴隷というのは非常に高価な買い物だという事、そして労働力であることはもちろん財産でもあったわけです。

ちなみに貨幣価値については諸説ありますが、
一般的な4人家族の1年間の生活費と普通の奴隷1人の値段が同じくらいだったそうです。

もちろん現代でも高級車をゴミみたいに扱う歪んだ金持ちもいますが、
大抵の人は高級車は大切に扱います。

それと同じく奴隷に対しても、一部には戯れに殺すような主人もいましたが、特にローマ時代後期には奴隷にも様々な権利が認められたりもしました。
また奴隷自身が自分を買い戻して解放奴隷=自由市民になれたり、計算能力や語学に長けた奴隷は奴隷という立場のままでも主人に重用され会社でいう管理職になる者も決して珍しい話ではなかったそうで、当然そんな奴隷には途轍もない値段が付きますし替えも効きませんので、ぞんざいに扱うなどとんでもない事です。
ちなみに自由市民が破産するなどの理由で自分から奴隷になることもありますし、奴隷の子供は原則として奴隷になったり、あるいは戦争での捕虜も奴隷になったり、ルートは様々ですが単に奴隷といっても実に様々でした。

それに人身売買について非道徳という人もいますが家父長主義のような時代であれば家長の権限が絶対であり子供を売るようなこともあったなら、奴隷の扱いも家族という意味ではむしろ同列という面もあったのかもしれません。

そして本書ではそんな奴隷を使役する立場から
奴隷の扱い方をレクチャーするというテーマでお話が進みますが、そこに共通しているのは『奴隷は物ではなく感情もあれば個性もある人』という大前提であり、奴隷から良い主人と思われることが社会的に高貴な人間であるという考え方でもあり、それが結果的に奴隷たちにいい働きをさせることに繋がっていると説いています。

個人的にはこういう形の奴隷であれば現代でもあっていいと思います。
もちろん『奴隷』という名称は変える必要はありますが、過労死させられるような社畜よりもよっぽど『人間』として扱われているような、そんな気がするのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

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