最近は広告に美人を使うと叩かれる・・・というのは言い過ぎかもしれませんが、
スリムなモデルさんを起用すると『普通の体形の人を叩いている』と受け取られることもあるのだとか・・・
そんな時に必ずと言って良いほど言われるのが
『ありのままで良い』という言葉です。
これ自体はとてもいい言葉だと思います。
しかし実際の世の中では激しく誤用されているというか、
ありのままというのは『一生懸命頑張ってる貴方はそのままでいい』という事のはずなんですよ。
モデルさんたちは顔が小さいです。
これは頭蓋骨の大きさなので個々人に限界があります。
またアイドルのように目が大きい人というのも眼球自体の大きさというのもありますので
やはり個人の限界値というのはあります。
ですがそれも才能の一つです。
スポーツが上手いという才能は称賛されるのに
仕事ができるという才能は重宝がられるのに
逆らわないという性格・・・ある意味才能は本来とは少し違った意味で可愛がられるのに、
容姿が綺麗だという才能は批判されるというのはちょっとどうなのかなと思うのです。
ありのままを評価するのは正しいことだと思います。
しかし頑張らないありのままを評価するのは間違いです。
向上心の無い姿を社会が認めるようになってしまうことは
多様性を認めるなどと言いながら頑張っている人を認めない、頑張らないことを正当化する堕落した社会になってしまうような気がするのです。
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