写真は銀座の蔦屋書店なんですが、イベントブースのようなところで彫刻や絵画の展示販売をしているんですよ。
こういう時にいつも思うんですが、いわゆる前衛芸術を購入する人って本当に感性に合ったから欲しくなるのかな？と・・・
とはいえ一流の画家も画商のキャッチコピーによってブレイクすることも珍しくないわけですから、芸術品という商品は周囲の感性も巻き込んで完成すると考えるのも妥当なのかとも思います。
それなら
この数百万円の芸術作品が並んでいるところに僕が自分の絵を【知る人ぞ知る鬼才SEIKI UCHIMURAの生涯最後の作品】と題して『一般ルートにも乗らず、ネットでさえ知られることを拒否し続け、自分の作品は自分とともに失われるという内なる滅びの美学を描き切った中から一枚のみ、自分がいたという記憶を繋いでくださる奇人にのみ販売が認められた一枚』とか適当な煽り文書いて5000万円くらいの値段付けたら一周回って売れるんじゃないかな？・・・などと一瞬考えましたが、僕の絶望的な絵心では噓でも芸術を名乗ることは不可能ですね(;^_^A
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