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免許取消軽減ブログ

2019.11.26更新

働くうえでお勧めの本みたいなアンケートがあったんですが・・・正直なところ世に出回ってるビジネス書で参考になるものは無い・・・というかどれも表現が違うだけで書いてる内容は成功自慢か失敗談で大差ないし、それぞれの理由でも真逆のことを書いてるし、結局は結果に後付けの理由付けに過ぎないので【成功してる人はビジネス書は読まないし、成功している人にとってはビジネス書の出版自体がビジネスなんだから、僕としては『ビジネス書は本気で読まなくていい、だからなんでもいい(笑)』というのが回答かな・・・】と答えてしまいました。

ただビジネス書のカテゴリーに無理矢理入れてしまえるなら、あえて『この一冊!』とお勧めするならこの
『島本和彦、炎の言霊』です。

男として・・・などと言うと沸点の低いフェミさんたちが切れるかもしれませんが、僕の行動様式に影響を最も大きく与えたのが島本漫画の登場人物たちなのです。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL:03-6356-7386 直電歓迎 090-9232-8731

投稿者: 内村特殊法務事務所

2019.11.25更新

今回御紹介いたしますのは
漫画の単行本とは微妙に違うのですが

【だがしなど ~未収録作品&イラスト集~】です。

表紙はヒロインのほたるさんですね。

こちらはアニメ化もされました駄菓子漫画『だがしかし』の作者コトヤマ氏がTwitterにアップしていたイラストや単行本未収録の短編漫画、紙の単行本の特典ブロマイドのイラスト、あるいは原画展用の描き下ろしイラストなどが楽しめるコレクターアイテムです。

最近は漫画家の方もTwitterや自分の公式サイトにイラストをアップしたりしてますし、『特典ペーパー』といいまして書店で購入した場合に特定の店舗で購入すると一枚絵のイラストやクリアファイルなどのおまけがもらえたりするんですが、何店舗でも同時に実施されるのが常ですのでなかなか全部集めるというのは難しくなります。

ちなみに電子版にはついてないことがほとんどです・・・

ただこういうのを読んで感じるのは、プロではあるけど本当に絵を描くのが好きなんだなということとキャラクター愛というか好きな作品の好きなキャラクターたちが大切にされてたんだなと思えます。

漫画は人を楽しませるものではありますが、嬉しくさせるものであっても良いと思うのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2019.11.24更新

先日は某県での意見の聴取に同行で、僕ら以外にもう一組弁護士さんが補佐人として付いてきていた人がいましたが・・・・まぁ酷いものでした。
法令の試験なら『論点失当!』と怒られそうな感じですが、どこがダメというよりもあらゆる面が全面的にダメ過ぎて、どんな慈悲の心で見つめても正しいポイントを見つけることすらできません・・・

そして最も重要な点としてこの県の場合、その依頼者の違反内容での処分軽減確率は0%、ただし引越しをして適切な方法を取れば僕の事務所の過去15年くらいの軽減率では95%以上。

その弁護士さんの手元には分厚いファイルが数冊・・・いったいこの人はいくら払ったんだろうかと少し心配になってしまいましたが、可哀想だとは思っても依頼者様ではありませんので特にそれ以上の感慨に触れることはありませんでした。

ちなみに僕がその日聴聞会場に持ち込んだ資料や書類は・・・企業秘密です(笑)

そんな僕の御依頼者様は酒気帯び運転でしたが、その日の狙い通りいったん処分保留で終了、再捜査の結果待ちということになり、めったに見れない結果ということで新人警察官が決定通知の際に見学に来てくれる状態でした。

現実的にはまだまだこれからなんですが、通常であれば即時処分執行ですのでひとまず首の皮一枚つながった感じで、ここからがっつり処分の軽減あるいは不処分を狙っていくのです!!!!

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2019.11.23更新

先日お昼時のとあるお店で
【砂山のパラドックス】というのを偉そうに話している人がいまして・・・なんでも砂山から砂を一粒取り去ってもそれは砂山、ではどんどん取り去っていった時・・・最後の一粒になってもそれは砂山と呼べるのか?
という話ですが、個人的には『縦に2粒積めなくなった時点で砂山ではなくなる=砂粒の数の問題ではないので矛盾ではなく論点のすり替え』と思ってます。

これと同じような矛盾=パラドックスというのは頭の体操的な感じでよくネタになるんですが。
『全能の神というのは持ち上げられない岩を作ることができるのか?』というのもあって、作れたら持ち上げられないから全能ではない&作れなかったとしてもやはり全能ではないということになるという奴です。
でもこれも全能という概念がそもそも存在しないので前提自体が間違ってるというのが結論です。

もっとよく聞くものとしては『鶏が先か卵が先か』というのもありますが、これも諸説あるようですが僕は【種として変化する時は卵】という考え方で、これは《鶏から鶏でない卵は突然変異として生まれてくる可能性はあるが、鶏の卵として生まれた卵は途中から鶏でない生物に変わることは無い》ということで、卵の時点でどんな生物になるかが決まっているという意味です。

ざっくり言ってしまえば白い鳥から生まれた卵が白い鳥と黒い鳥に成長するとして、その色は卵の時点で決まっているなら生物が変化あるいは進化するタイミングは産み落とされた時だからです。

もちろんこれも生物学とか宗教とか哲学とか、何に基づくかによっても変わってきますし明確な答えなどありません。
無い答えなら迷う時間が無駄ですので僕は自分の答えを信じて自分の考えを正しくあろうと武装するのです。

ちなみに法律にも学説というのがあります。
これは法律の条文はあまりかっちり書いてしまうと融通が利かなくなるのである程度幅を持たせる表記なのですが、そうなると解釈論というのが出てしまいます。
そんなとき、過去の判例であったり偉い法学者がウンチクたれてるのを参考にしましょうということで、試験や勉強でもよく《判例や学説に基づいてウンヌン》というのが出てきます。

でも法律も人が作ったものですしその解釈も当然人によるものです。
そしてグレーであれば依頼者の利益に誘導するのが法律実務に当たるプロの仕事なのですから、僕は机の上で能書き語るだけの学者や過去の判例などには囚われず、自分とその依頼者様にとって通りやすい道を自分の力で作っていく事務所でありたいと考えています。

その結果が非常識ともいわれる結果に繋がっているのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2019.11.22更新

ネットを検索していると
漫画の広告などがよく表示されます。
WEB漫画だったり、週間雑誌だったりいろいろですが、俗にいう東スポ的なノリというか・・・本来の作品の魅力ではなく、ちょっとしたエロ場面だったり一場面のみを切り取ってインパクトのみで訴求したり、本来のその作品の楽しみ方とはズレている広告もあるようで・・・もちろん初読のきっかけになればそれはそれでいいと思うんですが、影響力の強い人が露骨に不快感を表せば、その信者というかネットにありがちな断片的な情報だけで騒動に乗っかる人たちがロクに読みもしないで叩き始めるのは、特に好きな作品が貶められると僕としてはささやかなりとも擁護に回りたいと思うのです。

そんな作品がこちら
『娘の友達』です。

主なストーリーは
主人公は会社でも順調に出世していた中堅サラリーマン
しかし愛妻は病死、娘は引きこもり、会社ではエース級と目されながらも上下の板挟みで苦悶する日々、そして家でも娘のために食事の準備をしできる限り話しかけるように心掛け、頑張ることが当然と自分自身に強要する日々でした。

そんな主人公にとっての隠れ家的なカフェで出会った美少女店員さん。
慣れない女の子がタチの悪い客に絡まれているところに出した助け舟がきっかけで少し距離が近づきます。

そんなある日学校から呼び出された主人公は娘の不登校について親の責任放棄と叱責され、どれだけ頑張っても報われない現実に心が蝕まれることを自覚しながらも家族のために仕事も休めない、娘のことも放り出せない、会社からの連絡にすぐに戻ることを伝えながらもすでに自分に限界が近いことを自分自身から突き付けられるように会談にうずくまるところに現れたのは件の美少女店員さん・・・

この子が表題にもなっている【娘の友達】なんですが、疲れ切ったところに現れた癒しの存在に対して主人公は強烈に惹かれるも当初は相手が高校生だということで大人の理性で対応します・・・というか基本的に対応は大人の対応です。

しかし相手の女の子は簡単に主人公のパーソナルスペースに踏み込み一気に距離を詰めてきます。

2巻の時点では主人公は女の子への気持ちをちゃんと表していますし、そこに至る経緯を断片的に読めば清純派AVという人もいるかもしれませんし中年男性の妄想と叩く人もいるかもしれません。

あるいは女子高生の商品化とか低年齢女子への暴行予備軍とか・・・言いたい放題ですね。

でも女の子がそういう行動をする理由みたいなのも序盤からかなり伏線貼られてますし、ちゃんと読めば分かると思うんですよ・・・

それに叩く意見にあった『アメリカンビューティー』という映画と全く同じという批判ですが、確かにアメリカンビューティーも娘の友達を好きになってしまう映画ですが今作とは全く構成は違います。
離婚してからちゃんと付き合えよとか叩いてる人もいますが、主人公は奥さんとは死別してますので婚姻関係は終了して
います。

ただ、現時点でこの作品が最終的にどういうジャンルになるかはまだ判断はつきません。

恋愛ドラマでもありますが、双方の家庭の問題などで温度差の違う恐怖感も二正面から同時に描かれています。
女の子の方もある意味壊れているのかという見方もあるかもしれませんがそうなった理由もちゃんと存在して主人公に惹かれた理由も読者には通じています。

ここからストレートに進んだとしても、もう一ひねりあったとしても、ある種の怖さと危うさの同居した蠱惑的な彼女の魅力とその背景などしっかり楽しめる作品だと思いますので、ぜひとも嫌な方々は読まないだけで御勘弁願いたいものです。

作品を発表する以上好き嫌いが出るのは当然です。
しかし御自身が迷惑を被っていないのであれば、そんなに親の仇のように叩く必要は無いと思うのです。

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2019.11.21更新

先日交際女性を殺害した容疑者が逮捕されましたが、
報道によれば事件の前に母親に自分が事件を起こすかもしれないという相談をしていて、
その母親も警察に相談していたとのこと・・・

しかし事件は起きてしまったということで、一部には警察を批判する声もあるようです。

ただ現実問題として警察にはこういった相談は山のように来ますし、元々非常に大量の案件を抱えているためすでに発生している事件への対処も必要になってきます。
原因は極論すれば人員不足と予算不足なんですが、警察の予算を上げたり増員したりすることに反対する層もいまして最も苦悩しているのは現場の警察官だったりするのです。

僕の事務所行政書士事務所は弁護士事務所のように裁判の代理人だったり相手方との直接交渉などはできません。
だからこそ、そこまで行かないように、交渉の必要も無いように進めるわけですが、僕としてはこのお母さんから「息子が事件を起こすかもしれない、何とかしてほしい」という相談を受けたなら、緊急性を要するものであれば調査員を派遣して息子さんに張り付いて監視します。

当然普段の行動なども調べます。
その為に探偵業の届出も出していますし、別法人として調査事務所も運営しています。

24時間フルに張り付くのは費用的に負担であれば、予算を抑えるための工夫もいくらでもできますし、場合によっては犯行に移ろうとしたときに実力行使で阻止することも可能です。
とはいえ何もしていないうちに「あなた人殺ししようとしてますよね?」などと言えばそれはそれで大問題になりますが、それでも実行に移されるよりはよほどマシです。

もちろん法律を扱う以上僕らも自分の行為が違法にならないように細心の注意を払いますが、過去26年の事務所経営の中で一度たりとも無いとはいえ、今後グレーゾーンを綱渡りするような案件なら黒の方に行くことも絶対に無いとは言い切れません。

それでも【法律は強者が作ったものとはいえ弱者のためにあるもの】なのですから、法の理想を実社会に落とし込むのが法律業務を扱う事務所の責務であると思うのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2019.11.20更新

僕の事務所では調査部門というのありまして、
ちゃんと調べるためにも探偵業の届出もしています。

そしてこの探偵業ですが、
実際胡散臭い業者も多く、警察もちゃんと管理する必要性からか毎年一回の立ち入り検査があるのです。

とはいえ僕の事務所はちゃんとやってますので毎年特に問題も無く、今年も流れるように無事終了です。

ちなみに合同会社世紀というのは事務所とは別に運営している僕の会社です。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2019.11.19更新

事故の相手に対して「お前の方が悪いじゃないか!」って叫びたくなる時ってありますよね。

とはいえ、被害者の信号無視とか、高速道路で寝てたとか、飛び降り自殺の落下点にいたとか、そんな加害者に全く非の無いような事故であれば大声で「お前の方が悪い!」と叫べますし、こういう場合はだいたい点数も無しになって事故という履歴さえ残りませんのであまり問題になることはありません。

しかし今回の御依頼は交差点での死亡事故で御依頼者様は右折の乗用車で被害者が直進のバイクです・・・ということは教習所でも習う『右直事故』というタイプですね。
そして交差点の優先順位で言えば御依頼者様は劣位側、つまり直進側の被害者が優先です。

普通に考えれば加害者の方がかなり悪くなるものですが、こんな場合に被害者が速度超過をしていたならどうでしょう?
この場合右折側は当然安全確認して右折しますが、対向車線側の車に対しどこまでの注意義務を払わなければならないかという問題が生まれます。
制限速度内で良いのか、社会的な許容範囲としてある程度超過している場合も想定しなければならないのか、一方で完璧に制限速度内だったらそもそも事故時に現場にはいませんね・・・でもだったら死亡事故起こしていいのかという話にもなりますし、安全運転義務違反は事故を起こしたという結果に対する違反ですので2点という点数が決まっている以上、そして死亡事故の点数が加害者にも多少なりとも落ち度があるなら13点で合計15点が確定するんだから、それに対して意見を言うべきだという説ももちろんです。
また検察官や聴聞官によっては被害者を叩くことを無反省と受け取る場合もあり感情的に対立してしまう場合もあります。

こんな時にまず考えなければならない点は都道府県ごとの特性です。
御依頼者様の住所地は死亡事故の軽減率はネットでは日本でもトップクラスに厳しいと言われているところですが、僕の感覚では普通、ただしスピード違反に対して厳しい評価をするところで、免許取消の決め手がスピード違反の場合は軽減率が非常に低くなるところでした。

ただ大きくプラスに働く点として【事故原因にスピード違反が含まれる場合に非常に厳しく評価する】がありますので、これを反対の立場として考えれば被害者のスピード違反をより悪質なポイントとして採用してくれる可能性が他の住所地よりも高いということです

ただし被害者のスピード違反については具体的に何キロ以上がダメと定められているわけではなく、実際には多少の超過はそれほど問題にならないことが多いですし、今回はかなりの超過速度だったとはいえ真正面から叩くには現場の警察官との間の信頼関係も含めて少し念入りにプランを立てる必要がありました。

そして今回は事故直後から御依頼を頂いていたとはいえ予算の都合でフルサポートではなかったため『何もかも全部盛り』というわけにはいきません。

ですので最後の意見の聴取に同行することを起点として、そこまでの行動や要所要所の動き方、そして僕の方からのサポートを続けた結果、

刑事処分に関しては不起訴(罰金や懲役は無し)

行政処分に関しても予定通り180日の免許停止に軽減されました。


今回も最良の結果をお届けできて良かったです。

右直死亡事故

免許取消を免許停止に軽減成功

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2019.11.18更新

点数は取消基準に届いているのに自動的に免許停止に軽減される特例

というのがありまして、いろんなパターンがあるのですがこれまた都道府県で基準の違うものがあり、同じ状況でもA県では軽減されるのにB県ではダメといのもあります。

ちなみに、ここでは形式的に【県】と表記しましたがこの組み合わせは多岐にわたりまして、C県では軽減されるのに東京都では絶対ダメというのもあります。
これを不公平と取るか、むしろお得と考えるか、素人なら単なる制度への不満ですが、プロがこれを不公平と捉えるならただの無能で、依頼者にメリットがある手段が分かっているなら最大限活用するのがプロの能力です。

さて、そんな感じで今回の御依頼者様ですが
免許停止の処分歴が一回、その後小さい累積の違反と大きな速度超過の組み合わせで15点、15点ということは前歴が無くても取消の基準に届いていますので一般的な取消の事例よりもさらに厳しいと言えます。
しかし今回の御依頼者様の場合いくつかの条件を満たしていることにより『状況次第では軽減の特例に該当させられる』状態でした。

この『状況次第』についてですが都道府県の基準に照らし合わせれば全国の3分の2くらいの都道府県で『ちゃんと進めれば大体免許停止になる』のですが、《進め方を間違うと取消》になる場合と『原則的にダメ』なところがあります。
※原則的にダメなところでも改めて審査の後に軽減されることもありますが、長くなるのでここでは省きます。

そしてこういう御依頼者様の場合、何もしなくても軽減される場合、僕は「そのまま出頭するだけで免許停止になりますので余計な出費をする必要は無いですよ(笑)」と答えます。
もちろんそこから更に軽減したい場合やどうしても不安な場合は補強する御依頼も承りますが、やらなくてもいいのであれば免許停止中のタクシー代などに使う方が有意義で、困るのは売り上げが減る僕の事務所だけです・・・(/ω\)

また、最初から軽減の対象になっている場合は出頭通知で分かることも有り、通常の取消体調になっている人の意見の聴取と比べると
1:出頭の場所が違う
2:出頭の曜日が違う
3:出頭通知の書式が違う
4:出頭の時間帯が違う
5:点数は取消基準なのに『免許停止の呼出しです』と印字されている
6:手書きで「この通知で来てくれれば免許停止になるのでちゃんと来てくださいね」と追記してくれている

上記5つに当てはまる場合は見ただけで分かります。

しかしここでもまたバリエーションがあって、本来取消処分の対象の人と出頭通知が同じ書式、出頭日が同じ、出頭場所も同じ、時間も同じ、『取消の対象です』と記載されている・・・
こういう場合は見た目では分かりません。
これで御依頼者様の場合が確実に免許停止になる都道府県だった場合は心配ないのですが、状況次第でどちらにも転びかねない場合は取調べの段階からほんの一言、あるいはほんの数文字レベルで細心の注意を払って地雷を踏まないようにしなければならず、今回の御依頼者様がまさしくそういう状況でした。

ちなみに今回の御依頼者様に届いた出頭通知がこちら、

ばっちり取消の為の出頭通知ですよと印字されています。
さらにこの住所地の場合取消対象の人も軽減される人も呼ばれる場所、時間、曜日は同じですので、免許証を失ってしまうと生活が破綻しかねない御依頼者様からの依頼で意見の聴取に同行いたしました。

ただ御依頼を頂いたのがかなり早い段階でしたので、具体的にはすでにやってしまっている都道府県によっては致命傷レベルの部分を修正、あとはマイナスを作らないようにしながらプラスの材料を積み上げていきます。
文字にするとたったこれだけなんですが、何がプラスで何がマイナスかを完璧に把握していなければ最良の結果からは遠ざかってしまいます。

そして聴取の本番・・・といってもよく来る聴聞室でつい先日も来ましたので担当警察官ともフレンドリーに話し、僕にとっての予定通りに軽減成功、聴取の後半は主に雑談でついつい「(軽減の量を)もう一声、どう?(笑)」と聞けるくらいでした。
というわけで結果は予定通り180日の免許停止に軽減成功、

御依頼者様も満面の笑顔になる結果をお届けできて良かったです。

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2019.11.17更新

僕が仕事を始めたころ、勤務先の上司から『金は足元に落ちている』と言われていました。

「人の弱みに付け込むなんてひどいな・・・自分はそんなひどいことはしないぞ」と、まだ青かった中学生の僕は思っていました。

そんなある日
駅で強烈な便意に襲われました。

しかしそんな時に限って紙はありません。
そこでトイレ入口で燦然と輝くティッシュ自販機・・・しかも100円、ティッシュの値段としては強気極まる傲慢(と当時は思った)価格になんかもう「嫌ならいいよ(笑)」「たかが100円で尊厳が買えるなら安いもんだろ?」とまるで自販機が僕をあざ笑うかのようでした・・・

もはや選択の余地を失った僕は財布を開けるとそこには見事に小銭がありません。

自販機はまた「使えるのは100円玉だけね(笑)」「どーする(笑)」と僕の準備不足を挑発します。

人間切羽詰まると凄い行動力を生むもので
通りがかりのサラリーマンに両替を頼みましたが、正確な値段は忘れましたが持ってた小銭は1000円に足りません。
僕は「その100円玉、この1000円で売れ!」みたいなことを言って何百円かを受け取り自販機にin!

一瞬の安堵もつかの間・・・出てきません・・・万事休すか?いや社会的に死ぬならせめてこの自販機野郎は道連れにすべきではないかと危険な考えが頭をよぎったものの、購入レバーをガチャガチャしまくったらちゃんと出てきてなんとか事なきを得ました・・・

僕はその時この上司の言ったことを痛感しました。
確かにこの場面ではたとえ法外な値段だと感じたとしてもティッシュを買わざるを得ない・・・

しかしそこからいくつかの考えにも至りました。

自販機から出てきたティッシュはかなりの量で結構余りました・・・ということはこれを半分の量にして7割くらいの値段で売ったら買いやすくなる?・・・いや70円だと払いにくいから3分の1の量で50円なら不安な人は2~3個買ってトータルはもっと売れるんじゃないか?

というよりもこの自販機をもっと小型化してトイレの個室に付ければ急なアクシデントにも対応できるな・・・その場合は設置コストか・・・

だったら個室を有料にしてトイレットペーパーを常に補充しているようにすれば足りない心配もないし時間制にすれば長時間こもる奴も減るんじゃないか?

そんな感じで一つの出来事からいくつかの考えが派生した時に、足元を見るのは弱みに付け込むといういみだけはなく、困っているポイントに対してサービスを提供する方法を思いつくきっかけでもあるのか・・・と腑に落ちた感じがありました。

法律を扱う仕事はそもそもの発端が依頼者の困りごとですし、世の仕事のほとんどは【できないことを実現する】か『やりたくないことを代わりにやる』なんですから、足元を見るという言葉を悪い意味で使うのではなく、サービスを発見するきっかけにすることが【金は足元に落ちている】という言葉の本当の意味なんだと思います。

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