今回の御依頼は【前を走行している原付が突然方向転換してこちらの前に飛び出してきた死亡事故】です。
ちなみに自転車が飛び出してきた死亡事故で点数なしになった事例は動画にもしているのでご覧いただけると嬉しいです。
そして今回の事故ですが、もともと御依頼者様の前を125㏄のバイクが走行していました。
1車線で黄色のセンターライン+追い越し禁止の道路でしたので後ろを走行していると、被害者が道路左端に寄せて減速しました。
止まりそうなくらい減速して道路の左端に完全に寄せている状態でしたので御依頼者様は被害者の右側を通過しようとした時・・・
被害者は突然道路を横断する方向で飛び出してきました。
ここまでのポイントとしては
あらかじめかなりの車間距離を取っていた
被害者が左端に寄せる様子も確認している
被害者の速度はほとんど停止(完全停止ではない)
被害者はウィンカーを出していない
この状態で被害者の飛び出しを予想することができるかというと・・・おそらく厳しいでしょうね。
これを【予見可能性】と言います。
そして直前での飛び出しですので、気付いたとて避けることは不可能でしょうね。
これを『結果回避の期待可能性』と言います。
この二つでどちらも不可能だとなれば《不可抗力の事故》となり、
10年ほど無事故無違反を継続している御依頼者様の場合、通常であれば点数なしも十分に狙える状況でした。
しかし今回の処分地の場合死亡事故で点数なしは原則として無いところでしたので、まずは確実なところで180日の免許停止への軽減を狙います。
とはいえ、今回は御依頼者様側には速度超過などの落ち度は無く、被害者側の運転が事故原因の大部分を占めているということ、
死因は頭を打ったことでしたが、ヘルメットの顎紐をきちんと留めていなかった点も被害の重大化を招いた一端として責められるべきです。
その他にもいくつか責め手はあり、特に大変なことも無く予定通り180日の免許停止、刑事処分は不起訴で終了しました。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL:03-6356-7386 直電歓迎 090-9232-8731















