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免許取消軽減ブログ

2020.09.28更新

とあるテレビ番組の宣伝で《妹を殺された遺族でありながら、元犯罪者の支援のために自分の会社で元受刑者を受け容れている男性》という人が出ていました。

再犯に走る大きな理由は生活の不安定というのもありますし、多少の犯罪であれば更生の権利は誰しもあるべきで、それをサポートする活動は人間として素晴らしいものだとは思います。

しかしこの番組で出演していた男性は『妹を殺された遺族』です。
しかもその犯人は法廷で「犯行は精神疾患によるもので自分は悪くない!」と主張するような奴です。

世の中には『就いてはいけない仕事』というものがあります。
たとえば連続殺人犯は警察官になってはいけませんし、子供相手に犯罪行為を行った人は教師になってはいけません。

元犯罪者で立ち直る意思のある人を手助けするのは素晴らしい仕事だと思います。
しかし、あくまでも僕の個人的な考えですが、身内を殺された遺族はやってはいけない仕事だと思います。

もちろんサポートするのは直接家族を殺害した犯人ではありません。
しかし同じように被害者がいて、場合によっては遺族がいるわけです。

罪を憎んで人を憎まずなどといいますが
罪を作るのは人です。

冒頭の男性は、きっといい人なんだろうと思います。
そこに至るまでに悩みもあったと思いますし葛藤もあったはずです。

ですが、
『俺は犯罪者の支援をするよ』と
妹さんの亡骸に言えるのでしょうか?

事件がどんな状況だったかは分かりませんが、
被害者はきっと怖かったはずですし痛かったはずです。
そしてなにより悔しかったはずです。

犯人を許すのは被害者だけが行使できる権利で
遺族には犯人を憎む義務があると思いますし、それが理不尽に奪われた命に対する弔いの一つだと思います。

犯罪遺族でこういう活動をしている人というのも時々見ますが、
口をそろえて「○○(被害者)も喜んでくれている。」「○○も憎しみ続ける生活を望んでいない。」と言います。

僕は人間的に未熟なのかもしれませんが、
自分が被害者だったら絶対にそんなことは思いません。

人の考え方って誰しも自分を基準に考えてしまいますが、
何の罪も無いのに理不尽に殺された被害者の気持ちは殺された時から変わりません。

加害者を許さないことこそ被害者の遺志だと思いますし、被害者に変わって加害者を許すというのは大切な相手に対して「お前よりも犯罪者の方が大切だよ。」と言い放つように感じてしまいます。

繰り返しになりますが
元犯罪者の自立支援自体は素晴らしい仕事だし社会的に意義も大きいと思います。

しかしその仕事に遺族が関わってしまっては、それこそ被害者の恨みが晴らされることは永遠に失われてしまうのです。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で30年!
内村特殊法務事務所:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL:03-6356-7386 直電歓迎 090-9232-8731

投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.09.27更新

有名人の自殺が頻発してますね。
色々悩んでる時に他の人のニュースを見て引き金になってしまうこともあるのかもしれません。

そんな時期が時期だけに賛否両論分かれそうな漫画がこちら

『スーサイドガール』です。
主人公はとある事件がきっかけで16歳の誕生日に死のうと決めていた女の子、しかしいざ決行しようと思った自殺オフ会でもう一度自分自身と向き合い、今度は自殺を止める側、正確には人間を自殺させる『フォビア』と呼ばれる妖怪めいた存在との戦いに身を投じます。

文字で書くと、いわゆる魔法少女モノに斬新・・・というか危険な要素を組み込んだイロモノ作品のように感じますが、著者の中山敦支といえば長期連載では打ち切りも多いので世間的な評価はそれほどでも無いかもしれませんが、僕の中では漫画力としては非常に評価は高いです。

というのも絶望とか悲哀とかを絵で表現する際の勢いというか力量感というか、乗ってる時の筆の走り・・・今はデジタル作画が全盛の時代なので、筆とかペンとかっていうより「ペンタブが走ってる」なのかな?

とにかく乗ってる感が読み手にも伝わってくるんですよね、
でも一方ではおそらく精神的に揺らぎやすいのか煮詰まってきた時の息切れ的失速感も目立ったりするので、短編漫画だったり危険なテーマで短期集中っていうのが向いてるように思っていました。

さて、
『自殺』って嫌な言葉だと思います。
周りは「がんばれ!」とか「相談しろよ」とか言いますが、相談すること自体が辛いっていう本人の気持ちは本人にしかわかりません。

もちろんそこに至る理由も百人百様でしょうし、誰かの正解が他の誰かの大間違いの可能性だってあるはずです。

僕も色々あったので
なんとなく悩んでいるっぽいやつが身近にいたら、結構絡んでいきます。
ウザかろうがおせっかいだろうが、とにかくそいつの『いつも通り』を崩します。

以下は僕が以前のブログで自殺関連の事を書いた時にコメントを頂き、そのコメントに対して僕が書いた返信です。
※元のコメントでは「死にたくなるような人の気持ちを分かってない」と御叱りを受けましたが、このコメントの後には『芯の通った自己中心さにスッキリしました』と好意的に受け取ってもらえてたようでうれしかったです。
ーーーーーーーーーーーーーーー

文章では伝わり切れるかどうかわかりませんが、
死のうとする人の気持ちですか・・・
申し訳ないですが僕には理解できないし
理解しようとも思いません。

そもそも人の気持ちなんて言うのは理解できたと思っているだけで本当のところは本人にだってきちんとわからないと思います。

だからこそ自分の気持ちとして『残された側の実感』として語ります。

死ぬ方はそこで終わりでしょう。

でも残された方はずっと悲しいんです。
一言言ってくれれば何かできたんじゃないか、って、もっと自分がしてあげられることがあったんじゃないかって、
場合によっては思い上がりかも知れませんし、実際に何ができるわけもない事も多いですが、残された方はずっとその気持ちを引きずります。

正論を超えることがあるのはわかりますが
そこに至った考えは所詮他人には理解できません。

理解できないのは分かってるので理解しようとも思いません。
だから無駄な時間を浪費するより自分の気持ちをぶつけます。

僕は大切な人には死んでほしくないです。
それは僕の考えです。

お前がどう思おうが勝手だけど、俺はお前に居なくなってほしくない
それで俺のことを嫌いになるんなら好きにしろ、でも死ぬなよ!
それだけです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

重いテーマだからこそ
エンタメの一環として扱って身近にイメージさせるべきだと思いますし、いろんな考えに色んな人が触れられるようにしていくのが良い方向だと思っています。

そこにはより大きな悪意が生まれるかもしれませんが、もっと大きな善意もきっとあると、人の力を信じたいのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.09.26更新

最近の、特にウェブ漫画の傾向といいますか
基本的に優しい世界を描くものが多いように感じます。

しかしその一方で
限られた範囲の公開だからこそ、ある程度商業誌としての限界値があるとはいえギリギリを攻めた作品もあり、良くも悪くも話題になる作品も少なくありません。

それを踏まえて今回御紹介します漫画はこちら

『ヒナちゃんチェンジ』です。
・・・表紙からしてかなり陰鬱な感じですね。

この作品はウェブ漫画『ジャンプ+』で連載されていたんですが、第1話が公開されるや賛否両論が巻き起こり、一部では近年まれに見る胸糞漫画と言われました。

2人の主人公
女の子のヒナ、と男の子のレン
オープニングからヒナに土下座して「大事なものを奪ってしまった」と謝罪するレンの姿は、明るく活発で学校内でも人気者の彼からは想像もつかない、酷く惨めなものでした。

2人は小さいころからの幼馴染でしたが『小指を繋ぐと心が入れ替わる二人の間だけの秘密の魔法』を使うことができました。
レンはヒナのために、怒られる場面を代わってあげたり、二人だけの秘密の遊びを二人だけの世界で細やかに楽しんでいました。

しかし成長するにつれ生来の性格の違いから所属するグループがずれていき、気持ちは繋がっているはずなのに陽の当たるレンといじめられる地味子のヒナの間にはいつしか壁ができていました。

そんなある日レンはヒナに「自分がゲイだったこと、それについてずっと悩んでいた事、好きだった相手に告白して『気持ち悪い』と、冗談めかした回答といはいえ拒絶されたことを伝えます。」

それを聞いたヒナは「自分の体を使っていいよ・・・」と

ヒナから見れば自分がずっと好きだった相手がゲイ、その相手に告白するために自分の体を貸す、レンもヒナの気持ちは分かってるはずなのに自分の気持ちを抑えきれずにヒナの体を借りてもう一度、ヒナとしては初めてですがもう一度好きだった相手に、今度はヒナとして告白し・・・・そして冒頭の土下座事件に続きます。

そしてレンの謝罪に対するヒナの答えは・・・・

第1話で物凄い情報量です。

この時点でレンが叩かれまくるのも分からなくはないです。
ヒナの自分への気持ちを利用して踏みにじるような行為をしたわけですし、それまでも二人の関係としても自分のことばかりだったわけで、いじめられているヒナに手を差し伸べるようなことはしなかったわけです。

ですが、
社会的に受け入れられにくい同性愛
好きな相手の幸せを願う気持ち
誰も幸せになれない歪な関係

物語は単にヒナの献身とレンの罪悪感だけではなく、そこからもう一歩進んだ好きの形につながっていく、最終巻の展開はややバタつく感じで賛否も分かれるところかと思いますが、ちゃんと完結できた良い作品だったと思いますので、精神的なドロドロ感が大丈夫ならお勧めしたいところです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.09.25更新

酒気帯び運転の事故で捕まった元ジャニーズが
当初は認めていた酒気帯び運転を一転否認していると報道されていましたね。

さて、
これを見た人は「これ以上ない現行犯で捕まって否認って何?」と思われたかもしれませんが、
否認にもいくつか種類がありまして、酒気帯び運転の場合
1:運転していない
2:飲んでいない
この二つは事故で検挙されているので成立しませんね。

ただし
3:酔っている自覚が無い
というのも『酒気帯び運転という犯罪に該当しない』という主張という意味では否認になります。

これがどういうことかというと、犯罪は基本的にわざとやった人=故意によって罰せられます。

よく人殺しの犯人が「殺す気は無かった、たまたまうっかり何かの拍子に、結果的に死んでしまった。」というのも故意で人を殺せば殺人犯ですが、殺すつもりは無くて結果的に死んでしまっただけだと【過失致死=過失⇒わざとではない+致死⇒結果的に死に至る】ということで殺人よりもはるかに軽い犯罪になるということです。

ちなみに
4:服用している薬の副作用でアルコールの数値が高く出てしまった
というのも酒気帯び運転の自覚が無い=故意ではないという意味では似たような感じです。

この件については家宅捜索も入っていて、テレビではあまり交通事件に詳しくなさそうな弁護士さんが「見せしめの捜査だ!!」と怒ってましたが、酒気帯びの否認事件なら飲んでいた量や飲み終わった時間の裏付け捜査、薬を飲んでたならその薬の現物の押収など、酒気帯び運転での家宅捜索はそれほど珍しくはありません。

そしてこの故意と過失ですが、単純にはっきり分かれるものではなく、限りなく黒に近いグレーもあれば真っ白とは言えないというレベルのものまで様々です、ちなみにここで言う『真っ白』というのは『やってない』ということです。

さて、そこで本題ですが、僕の事務所で取り扱った酒気帯び運転でも「飲み終わってからの経過時間が空いているのでお酒は抜けていると思った。」という理由で処分が軽減された方もいますし罰金がナシになった人も何人もいます。
ですが、何でもかんでも言ったもの勝ちでは決してなく、本当の経過時間だったり飲んだ量だったり、
つまり酒気帯び運転で否認している人のほぼ全員は飲んだ量は少なく、飲み終わってからの経過時間も長く申告しますし、酔っていないと思ったというのもだいたい嘘であることが多いです。

ついでにこの「酔っている感覚が無かった」という主張の3分の1くらいが《酔っているかどうかも自分で分からない位酔ってた》だったりしますし本当に酔っている自覚が無かったとしても、本人がその感覚を酔いと認識していなかったりしますので、経過時間が短い場合にも裁判などで「そんなことはあり得ない」と一蹴されてしまうことも多いです。

またあまりにも悪質な主張をしていると酒の影響でまともな運転ができない状態と認定されて酒気帯び運転(13点か25点)よりも上の酒酔い運転(35点)になる場合もあります。

しかし本当に酔っている感覚が無い=過失であるなら処罰されるべきではない場合もありますので、警察は被疑者の利益でもあるからこそきちんと調べるのです。

繰り返しになりますが
本当に酔っている感覚が無いということで罰金なしや行政処分の軽減になった事例はたくさんあります。
しかしその主張が嘘であることははるかに多いです。

警察官は正義感の強い人がほとんどですし、現場ではこういう嘘を言う人ばかりですので当たりが厳しくなることも多いですが、それもまた、正しい主張をしている人を守る気持ちの裏返しでもあるという事も理解してほしいなと思うのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.09.24更新

先日スタッフ二人が出張の時、
ベテランスタッフは仕事は全部終えて、出張先の業務に備えて仮眠してたんですが、新人スタッフの方は新幹線の中でずっと資料を読み込み、自分の担当の事件をもう一度洗い直し、作った書面も見直し、新しい知識も勉強し・・・

色々考え方はあると思いますが、
僕は移動時間は基本的に仕事の時間ではないと考えています。

なので、目的地にたどり着きさえすれば道中をドライブとして楽しんでも構いませんし、早められる仕事を前倒しにして空いた時間で現地で多少羽を伸ばしても何も言いません。

むしろ見識を深めるためにもそういうことはやったほうが良いと思っています。

しかし今回の新人さんもそうですが、
ほぼ全員移動時間も自分のスキルアップに使ってくれます。

ホテルに入ってもやっぱり深夜まで勉強しています。
これはブラック企業を叩く人からすればある意味サービス残業の強要、あるいはやらざるを得ない雰囲気を作っていると言われるかもしれませんね。

御依頼者様の人生に関わる緊張感だったり、どれだけやり切ったと思ってもまだ「あそこを○○すれば!」と気付いたり、そして仕事への責任感だったり、あるいはただ単に自分の能力を高めたい欲求かもしれません。

「僕は強要はしていません」というのは簡単ですが。
おそらく外野の人たちは「ブラック事務所だ」と言うかもしれません。

ですが、ほとんどの御依頼は免許証への死刑を扱うわけです。
依頼を受ける方も覚悟決めてます。
出した結果は非常識を通り越して超常現象のレベルも数限りなくあります。

僕の好きな言葉に
正気にては大業はならず。
というのがあります。

とある漫画でも
非常識な目的が常識的な手段で達成できるはずがない

という表現で使われていたりもします。

元は『葉隠』という江戸時代の武士の心得を描いた書物の中にある言葉のようで
武士道は死狂ひ也、正気にては大業はならず。
気違に成て死狂ひする迄也
というものです。

もちろんこんな考え方を他の人に強制することはできませんが、
僕は当然として、スタッフも現代の武士たらんとしてくれるのは、本当にいい人材が揃ってくれたと日々感謝するのです。

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投稿者: 内村特殊法務事務所

2020.09.23更新

今回の台風は上手い具合に逸れてくれたみたいで、
出張に支障は無さそうです。

ちなみに台風の時に出張などが重なるとどうなるのかという質問を受けることもありますが、
内村事務所28年の歴史の中で『行きます』と言って行けなかったことは有りません。

台風で新幹線が止まってたり、飛行機が飛ばなかったり、あるいは雪で高速バスが動かなかったりしたこともありましたが、結構なんとかなってました(笑)

ただ一番危なかったのは
去年の9月の台風で全ての交通手段が止まってしまい、
東京から大阪まで車で向かった時ですね。
今回の台風で一番困ったこと。
とはいえ、
結果的には気力と体力で何とかなりましたので、やっぱり最後にモノを言うのは体力なのです(´・ω・)♪

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2020.09.22更新

最近は某ドラマでも『土下座』が頻発しているそうですが、

先日先日愛知のWEBラジオ番組【なんであのとき放送部】の人気コーナー
『接骨院の本棚』http://nandeanotoki.com/bu/archives/1460
でも『謝男(シャーマン)』という土下座漫画が取り上げられましたが、漫画界では10年程前に一度土下座の波が来ています。

そんなわけで今回御紹介します本はこちら。

『裏・最強土下座』です。

こちらは格闘漫画『バキ』の著者、板垣恵介氏が土下座の力について真剣に語った本で、この当時板垣氏が原作、漫画がRIN氏というコンビであらゆるトラブルを土下座で解決する「どげせん」という漫画がありまして、あまりにも斬新なテーマや今から見れば(当時でも)アグレッシブすぎるキャラ造形=ほぼ田代◯さしな主人公など、いろんな意味で振り切った迷作でしたが、僕は好きでした。

しかし連載後しばらくすると二人は袂を分かち板垣氏は独自の土下座漫画『謝男(シャーマン)』を連載開始、謝る漫画なのにどっちも折れないという何とも摩訶不思議な世界観がリアルでも演じられてしまいます。

そしてこの本では公式発表では【土下座感の相違】とされていた『どげせん』と『謝男(シャーマン)』に分派した経緯についても片方からの視点とはいえ赤裸々に書かれています。
といっても片方からの意見ですし、感謝の気持ちを表す土下座と自分の欲求を通すための土下座という対比の妙や、下位の者が頼み事をする時の絶対的敗者という立場故の抗えない暴力性など、新しいジャンルを開いたエポックメイカーという点では面白いんですが、後半に進むに従って俺様称賛志向が強まっていき最終的に自慢話で完結するのは、これもまたイタガキズムの一態様と思えば楽しめると思います。

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2020.09.21更新

人生って選択の連続ですし
「もし◯◯だったら」っていうのは考えるのは簡単でも絶対に実現しないものでもあり、今の全てを無くしてもやり直したいかと聞かれると、なかなか「うん」とは言えなかったりもします。

人との出会いなんてまさにそれで、
どこかで何かが、一つでもずれていればその出会いは無かったかもしれないわけで、今から過去を振り返ればそこは奇跡で紡がれた一本道があるだけなんですよね。

そんな人の出会いを描いた妙作がこちら

『その時の彼女が今の妻です』です。
こちらはふとした日常の出来事で出会った男女がその後結婚するという2~数ページの短編漫画ですが、仲のいい関係がそのままゴールインするものもあれば、予想外のところからぶっこんで来るのもあり、ほっこりした絵柄とマッチした雰囲気はちょっとした息抜きにちょうどいい感じだと思います。

世界の危機でもなく異世界にもいきませんが、出会いという奇跡を自分のことでも振り返るきっかけになるのではないかと思います。

良い読後感でした。

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2020.09.20更新

なんか最近、キン肉マンの周辺で不穏な空気を感じていたんですが、案の定極論派の人達が脊髄反射でマウント取りに来ましたね。
なんでこういう人達って相手の一言を色眼鏡の極端解釈で怒りの再生産し始めるのやら・・・

まず嶋田先生が「Twitterでスクショやめてね」と話されてましたが、
こういうことで法律云々を言うのも無粋とはいえ、本を私的利用の範囲を超えてコピーすることは違法の場合もあり、不特定多数の見るSNSで勝手に漫画の画像を貼り付ける行為はそれ自体が違法とも言えます。

もちろん紙の本とデジタルのデータは違うなどという人もいますが、僕はここでは法律論として語っていますが実際には漫画作品の本質論として書いています。

嶋田先生のTwitter等を叩く人も、そういう人のリンク先も似たような主張ですが、結局のところキン肉マンがここまで人気になった要因の一つにTwitter等の書き込みもあった、それによって盛り上がっているんだから著者側がそれを規制するのは美味しいとこ取りでしかないんじゃないか、WEB配信している時点で拡散されるのは宿命、などと好き勝手言ってますが、なんでしょうねこの下っ端悪行超人のような理屈は?

まずキン肉マンの盛り上がりは単純に【面白いから】です。
そしてその人気を下支えしているのは僕らのようなオールドファンで、その盛り上がりが新規のファンを獲得している流れができているわけです。

これは硬い足場の上に建築している=正しく積み上げている状態ですので、
確かにネットのトレンドによって加速度的に知名度があったことは否定できません。
しかし元々揺るがないファンがいたわけですし、新規のファンもリピーターになっていくわけですから、スクショ連中が人気の上昇角度への貢献があったことは僕も認めざるを得ませんが人気の上限値という観点であれば最終的には同じで、単行本の売上には貢献していないと思います。

また嶋田先生は多少のネタバレになるような感想記事やハッシュタグを付けることについても「少なくとも3日はね」と全面禁止と断じているわけではありません。
これに過剰反応した人達は、0時に公開されてTwitterやSNSで同好の士と語り合う楽しみさえ奪われたと言ってますが、それは全然違います。

いち早くスクショをアップして、ハッシュタグを付け、内容について文字で書き込む行為、それらを何のためにしているかといえば決して同好の士との語らいなどではなく、自分のTwitterに不特定多数の人を呼び込む行為で、いうなればブームに乗ったアクセス稼ぎの手法に過ぎません。

またそれが本当に同好の士だけの語らいなら、不特定多数が目にする場所でする必要はありません。
たとえば僕らが月曜日の練習が終わった後にキン肉マンについてWEBの画面を見ながらみんなであーだこーだ話すのは、今も昔も一冊のジャンプをみんなで読んで回し読みしたり一緒に盛り上がったりする光景です。

でもそんな中でもまだ読んでない人がいる時には内容には触れないように、あるいはみんなでもう一回一緒に読んでみたり、ちゃんと準備ができた上で対等の条件で論を戦わせないと、どんな悪行超人でも超人レスリングの基本ルールだけは厳守していたように、あるいはそれもみんなで楽しむ上限値を高めるために一緒に頑張る友情パワーの形じゃないんですかね?

一方彼らの気持ちというか、感情も全くわからないわけじゃありません。
昭和の子供たちが危険な遊びをしていた時、子供達はそれが危険じゃないと思っていたし実際に大怪我をすることは滅多にありませんでした。
でも大人達は危ないから、あるいは違法だからという理由でそのオモチャを取り上げたり 遊び場を閉鎖したりしていました。
彼らも当時の僕たちと同じように、自分たちの聖域を大人の力で押しつぶされたように感じているのかもしれません
でも今はそんな時代ではありませんし、そういう遊びをしていた大人が、子供の時からの一貫した記憶で楽しめる場所がキン肉マンなのだから、作品と一緒に成長してきた大人としてその場所を大切にするための行動をしなければならないのは、むしろ当然のことです。

僕はTwitter等で漫画の感想を書くのは基本的には良いことだと思います。
でもそれは自分の楽しみより作品愛が大きくないといけないと思っています。

ブログやTwitterのアクセスを稼ぐために作品を利用するなら、たとえ「私のおかげで拡散したんだ!」などと主張したとしても、それは面白い以外の利を得ようとする行為で、共生ではなく寄生でしかないのです。
ネットは自由だからこそちゃんと楽しむためのルールやマナーは必要ですし、本当の超人たちなら気持ちの重要性もちゃんとわかっているはずだと、今までの敵超人のように最後はちゃんと改心してくれると思いたいですね。

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2020.09.19更新

クラウドファンディングって
最初の頃はアイデアはあるが金は無いっていう本来のスタンスが多かったように思いますが、
最近では初期ロットをさばくための広告宣伝活動の一環になっているような気がして気乗りがしなかったんですが、
先日武道具メーカーの『九櫻』という会社が柔道着っぽい刺子(さしこ)のシャツを開発したと発表し
初回販売分をクラウドファンディングで募集するというニュースを見ました。

さて、この九櫻というメーカーですが、
僕にとっては柔道着の思い出が強いです。

学生時代の試合着が九櫻だったこともありますし、
練習用でも九櫻でした。

理由としては当時ミズノの『優勝』という道着ブランドがありまして、※今もあります。
肌の当たりも柔らかくて動きやすくて、着ただけでちょっとうまくなってるように感じる道着があったんですが・・・ちょっと高かったんですよ(笑)

あとは僕の個人的な感想としては九櫻の方が袖が太くて自分から仕掛ける時に動きやすいように思ってましたので、僕としては九櫻派でしたね、

そんな思い出深い九櫻製刺子シャツが届きました。

手触りはまんま新品の柔道着(笑)

世に蔓延るヘビーオンスシャツを鼻で笑うような厚みはなるほど武道具メーカーの矜持を感じさせます。
厚いので暑いかもしれませんが、刺子の質感がパイル地みたいな肌触りなのでべたつき感は無いと思います。
また、ほぼ柔道着的な構造は伸縮性はほとんど無いものの吸水性は言わずもがな、汗だくになっても全部吸い切ってなおかつ肌触りも維持してくれそうな感じです。


裾や引き手の九櫻マークも当時のままです。

ちなみに柔道着の『白』にもいろんな白があって、個人的には昔の九櫻道着のちょっと青みがかった白でシャツを作っても独特な質感でウケるんじゃないかと思います。

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