コロナウイルスの影響は行政処分にも出始めてまして、
免許取消や90日以上の免許停止については、処分の前に【意見の聴取】あるいは『聴聞』という弁明の機会が与えられ、処分対象者の意見を聞いた上で公安委員会が処分の最終決定をするのですが、たとえばインフルの流行などで公安委員会のメンバーのほとんどが欠席の場合などは委員会が開かれないため、次回の会議まで処分執行は一時保留という事も時々あります。
ただ病気などの場合は大抵翌週~2週間後くらいで決定します。
しかし今回のコロナウイルスの影響で公安委員会が開かれない某県では次回の開催日が未定ということも有って、処分対象者に「すぐに来てとりあえず聴取だけはやっておいて処分待ちの状態になるか、あるいは次回の意見の聴取の呼出しを待っても良いですよ。」という電話連絡が来ていました。
そうすると、
ここで二つの選択肢が出ます
1:そのまま予定通り出頭して処分は後日受ける。
2:とりあえず今回は出頭しないで次回の意見の聴取まで待つ。
さて、どちらがいいか?
正解は『状況次第』です。
これは間違った選択をすることによって軽減率が〈ほぼ100%〉から《ほぼ0%》にダウンしてしまう場合もある選択肢ですので、十分にご注意していただきたく思います。
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