コンビニ食といえば
栄養にうるさい人や病的健康至上主義の界隈からは何かと叩かれる分野ではありますが、味、値段、栄養素といった意味のバランス感として非常に高いレベルだと思います。
おそらくそれは激しい競争で鍛えられ、少しでも気を抜けば即死するような、文字通りの真剣勝負で磨かれた実力が故のことなんだと思います。
そして
僕が九州地方に出張に行く時、
ご当地フーズで【かしわめし】というのがあるんですが、要は鶏五目御飯で、首都圏では売ってないもののお店によっても味や雰囲気も違い、個人的に九州美味い物ランキングの上位に位置していました。
また九州のセブンイレブンでも通常のおにぎりラインとは異なる二個入りパックでかしわめし+唐揚げセットなどもあり、「なぜこれを全国展開しないかな・・・?」と残念でした。
そんなある日の九州出張、なんと定番おにぎりにかしわめしが!!!!
九州ならではかと思ったのですが、実はこの時期九州フェアで全国展開しているのだとか・・・
夢が叶いましたよセブンさん・・・
早速食して見たところ
ゴボウ感が弱まっている感はあったものの、それがより万民向けになっていて、ダシの味も輪郭がはっきり、そして御飯がちゃんと粒をキープした炊き上がりになっていて・・・これは・・・ご当地かしわめしを超えてきましたね・・・美味しいです。
実に美味しいです。
より究極を求めると少しパサつきがあることもあるんですが、
そんな時の為には多少長めにレンジアップしてしばらく置いてから食べると全体的なしっとり感も増大し、味の地平を切り開いてくれるかもしれません。
そして最初のコンビニ飯論に戻るんですが、
ご当地食として定番化していながら・・・定番化しているがゆえに進化していない、あるいは進化がゆっくりになっているものって少なくないと思うんですよ。
例えば沖縄に行くと【スパムおにぎり】というのがいろんなところで売ってます。
美味しいです。
しかし最も安定感のあるスパムおにぎりは?
と聞かれたら、僕はファミマだと思います。
地元のお店では10点の物もある一方2点の物もあります。
しかしファミマはほぼ確実に7~8点を出してくれます。
かしわめしも数年前はご当地物の方が圧倒的に美味しいと感じていました。
今回の出張でも数回現地のかしわめしを食べましたが、やはり10点の物もあれば2点の物もありました。
【味】という不確かなもので、しかも食べられる量には限りがあるのですから、安定の7~8点を狙う人の方が多くなっても無理はないかなと思います。
もちろん材料のルートや調理スタッフの技術、莫大な資金力など個人店が太刀打ちできない部分はあります。
ですが、やっぱり地元密着店のかなりの割合は向上心が薄いというか・・・
食欲に根差した業界だからこそ、ハングリーさというか
飢えや渇望ともいうべき上昇志向が無いと、現状維持という名の衰退になっていくような気がするのです。
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